Yusuke Kitagawa
企業内診断士を中心とした活動への告知など
日々相談にのる中で気づいたコト、おさえておきたい経営の観点など。開業、起業、副業をされる方へ。
経営にはSWOTや5forces等のフレームワークがありますが、知財戦略の考え方にはあまりそういったものが整理されていません。これまでのスタートアップ支援や知財の経験から、枠組みをまとめてみました。
PRサポートというサービスを紹介させて頂きます。 ※注 私が販売しているものではなく、お付き合いさせて頂いている会社のサービスです。内容がユニークで、もしかしたら診断士が顧客支援の際に利用できるかもしれないと思ったため、ご紹介させて頂きます。 (2024/4月時点の内容です。以降サービス内容に変更があった場合の責任は負いかねますので最新の情報はご自身でご確認下さい。) ↓ サービスの詳細はこちら。 ・ユニークなところ 新聞やTVなど、顧客の新商品・サービスがメディアへ掲
アントレさんと協力し、独立開業や、法人の新規事業でお悩みの方へ、無料でご相談にのる場を開設しています。(2024/02/02時点) アントレの会員登録が必要にはなってしまいますが、以下のリンクから入って頂き、(以下続く) 画面をスクロールしていくと、以下のように「開業、新規事業についての相談」がでてきます。「まずは相談してみる(無料)」よりお申込みください! 事業プランの相談等をメインとしていますが、その他にも、独立開業にあたっての個人的なお悩みや、新規事業としてフランチ
コーポレートガバナンス・コードの知財に関する開示について、各社がまだ試行錯誤のようですので、少し考察してみたいと思います。 開発投資から収益に繋がるまでのプロセスは以下の流れになります。投資が人の成長や研究を促進し、その結果として特許など知財の創出につながり、最終的に収益に貢献します。 人的資本は人件費だけであればわかりやすいですが、スキル向上や経験などは目に見えません。一方で、知財は例えば特許出願件数とか、費用とか、客観的に、かつ定量的に測定がしやすいメリットがあります。
寄らば文殊の知恵ということで、 様々なバックグラウンドの診断士が切磋琢磨しながら、中小企業を支援しています。ご興味ある診断士の方、下記グループへご参加下さい! https://www.facebook.com/groups/710005000163902/ 補助金の申請支援や、フランチャイズ系の経営支援など。 アントレさんと活動しています。 繁閑差はありますが、最近、人が足りていません! 特に、ポイント獲得しつつ、副業などちゃんとお金も得ながら社会貢献していきたい企業内
1.知財の係争上の強さ、競争力特許で係争になった場合の勝敗を分ける要素はざっくり以下となります。 勝敗 = 侵害発見容易性 × 特許有効性 × 組織の知財力 × 顧問法律事務所の強さ × 資金力 侵害発見容易性:登録した特許の請求項と対比し、競合の製品が侵害していることを権利者側が明らかにする必要があります。相手の製品を購入して権利者が解析、判別したりしますが、そもそも購入できないようなものの場合、侵害発見は難しいことになります。生産方法だったり、ソフトウェアの中身やアル
競争戦略上で特許がどのように寄与していくのか、商標がどのように寄与するのか基本的な考え方です。複雑なので意匠は別の機会にします。 1.特許とビジネスの競争関係、係争時の優位性製品は複数の技術や機能から構成されているため、以下のような関係になります。②は自社でも他社でも必ず使う技術や機能、①や③は自社や他社がそれぞれ差別化などを目的に特徴を出す部分とイメージしてください。 それぞれの領域に特許を持つ場合を考えます。例えば以下の3パターン。 ①のみに特許を持つ場合:差別化部
私は、証券会社でスタートアップのビジネスや知財支援を行ったと、現在は個人で開業し数社ご支援しています。 これまで何社かスタートアップの知財支援を行ってきましたが、最近改めて経験、実感したことを記事にしたいと思います。 ・最初にぶち当たる壁 ほぼ100%の方が、何が発明、特許になるのかわからないというところから入ります。私は、まず解決する(或いはしたい)「ユニークな課題」を見つけて下さいとよくお伝えします。 「発明」は、特許法で「・・・技術的思想の創作のうち高度のもの」と定
新しいことを始める場合、①過去に誰かが似たようなことをやっているもの、②全く新しい概念、の大きく2種類があります。 ②については、そもそも、上手くいくかどうか、誰にもわかりません。どんなにすごい人でも、です。未来を100%の確率で予測できる人が存在しない以上、致し方ない事実です。 重要なことは、 ・ A. 成功確率を上げるよりは、失敗確率を下げる意識で調査やプランニングをすること ・ B. 誰かと壁打ちして自分の考えを客観視しブラッシュアップすること ・ C. スモールに
大きくわけて、1. 自分でゼロから作る、2. フランチャイズ等の既にある事業モデルを活用する、3. M&Aで会社や事業を買って始める、の3つの選択肢が考えられます。 これは個人だけでなく、法人が新規事業を始める場合にも同じです。法人の場合、M&Aのイメージはあるかもしれませんが、実はフランチャイズのパターンもあります。地の利の無い新しい分野を考えるのであれば、先人のノウハウが活用できることは大きなメリットです。事業転換の際などに使われます。 また逆に、個人でもフランチャイズだ
経営にも、日常にも共通の概念について触れたいと思います。 経営戦略を考える際に、外部環境分析、内部環境分析というものがあります。 ・外部環境: たとえばPEST分析など、「政治(Politics)」「経済(Economy)」「社会(Society)」「技術(Technology)」の観点でトピックスをあげ、出てきた項目を「機会(Opportunity)」と「脅威(Threat)」に振り分け、洗い出したりします。 ここで重要なのは、自社からは「コントロールできない」世の中の
最近は、出店エリアについて調べやすいツールがありますので、ご紹介したいと思います。 1.その前に、商圏の考え方の基本的事項 ECではなくリアル店舗の場合、商圏分析はとても大事です。 例えば、全く同じ商品で全く同じ価格など、条件が全て同じ2つの店舗があった場合、誰しも自宅の近くの店舗に行くようになります。あえて自宅から遠い方の店舗へ行く人は普通いません。 これが何を意味するかもう少し深ぼりすると、この状態に陥ると努力しても改善できない制約が増えるということです。例えばエリア
よく言われることですが、経営が継続する会社は、社長が数字に強い傾向があります。 ここでは損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)の概念について、これから経営をされる方が最低限知っておくべきことを記載します。(PL、BSの読み方がわからないかた向けです) 細かいところはわからなくても我々中小企業診断士や税理士など都度聞いて頂ければよいですが、少なくとも自分の会社の経営の状態は理解できるようにして、適宜、適切にコントロールしていきましょう。 月次など、こまめにチェックして、こまめ
開業のご相談や、ベンチャーキャピタルとの会話の中で大事だと思った観点に触れたいと思います。 ・自分の強みを理解すること、きちんと伝えること 文章にすると当たり前のことなのですが、意識していない方が意外と多い現状があります。 背景には、多くの方が自分ができることは他人もできると思い込んでいる状態があるように思います。これは独立開業者だけでなく実は中小企業の社長と話していても同じです。他人もできると思い込んでいるので、自分の強みとして認識していません。 経営においては自分の力で
私自身、会社員をやりながら複業(副業)として経営コンサルティングを行っているのですが、この度、独立開業や、副業で ”経営” をされる方のサポートをはじめました。 ↓ 会員登録が必要ですが、以下ページの中のKU-ON共創オフィスです ◆KU-ON共創オフィス 中小企業診断士と、”気軽に”、新規事業や経営に関する相談ができる「場」を作りたいと思い、サイトを運営。(https://kuon-cocreation.com/) 会社員は会社員としての良さはありますが、チームで動い
中小企業診断士 北川です。 アントレフェア(詳細下記)というイベントに出展しますので告知です。 フランチャイズや、独立開業がテーマの展示会です。診断士の仲間とブースを出させて頂くことになりました。当日、無償で相談にのりますので、お気軽にお越しください! ✓ 開業プランを検討中の方 ✓ 経営や、実施中の事業について壁打ちをされたい方 ✓ FCで新規事業をお考えの法人の方 フランチャイズは、成功事例ある事業モデルがパッケージで活用できる仕組みです。ビジネスとして何をやったら
これまで「経営と知財」と題して、大枠の考え方の記事(よろしければこちらを参照ください)を書いてきましたが、いくつか補足的な事項を、箇条書きでアップしていきたいと思います。 簡単なメモですので、もしご不明点あればお問合せください。 ・昨今、IPランドスケープや知財ビジネス評価書等、特許情報の分析が注目され、補助金、助成金なんかもついたりしている。 ・ただし、本質的に何ができるか理解しておかないと時間と労力の無駄に終わることが多い。(一方で、ビジュアル化できてやってる感がでるこ