読書記録 ~3/19① ないがままで生きる(著:玄侑 宗久)
読んだ本とその感想をちょこちょこ記録していきたいと思います。
流行りの本とか新刊を読むわけではないから、誰かへの需要はないと思うけど。本を読む、と今年の目標を決めてから初めて今住んでいるところの図書館に行ったのですが、とてもいいですね。落ち着く。
保険をかけるようだけど、
自分は本に詳しいとかも全然なく、まして本を評価するなんて全くできないので、あくまで感想であり、戯言です。
”ないがままで生きる”
著:玄侑 宗久
出版社: SBクリエイティブ(2016/1)
自分は平凡に迷える若者であるので、宗教的なところから生きる術を学べないかなと思って安易に手を出しました。
禅宗の視点から、今の人たちにお勧めするものの考え方が書かれていた。
禅宗に関しては全くの初心者であっても読み進めていけるような易しい文章で書かれているが、一方で禅宗初心者では理解できないような記載も多々あった。(頭の上にバターをのっけてそれがゆっくり溶けて自分の体を包むようなイメージを持ちながら瞑想すると体が楽になる、など)
全く詳しくない私の戯言にはなるのだけど、理屈の展開にあまり納得できないところもあった。ものごとの本質というよりはただの言葉遊びでは?と思ってしまうようなところだ。
ここから年を取ったり禅宗や仏教に詳しくなっていったら、共感できる部分が増えるのかもしれない。書く人がいるのだからそういう世界があるのだろう。
この本のおかげで助かったことがあって、自分が電子画面中毒だと気づいたことだ。話の本筋ではないのだろうけど、現代の人はこういう問題を抱えてますよね、という文章の中に書いてあって、自分はそうなのか。。?と仕事の外でできるだけ電子画面を見ない生活をしてみたら、生活が大きく楽になった。ありがとうございます。