キャリアについて考える⑤〜選択肢を客観的に評価する〜
前回の続き
前回は価値観・得意・好みから自分のやりたい仕事を見つけるところまで書いた。
自分の選択が客観的に見て、適切かどうか判定できれば、自分の選択に自信を持つことができるし、必要に応じて見直しすることもできる。
私にとってキャリアを考える目的は、イキイキと仕事ができて、自分の幸福につなげることである。
やりたい仕事が幸福につながるか評価する
自分の選択肢を評価するにあたり、ある本を紹介する。
適職を選ぶ際に、気をつけるポイントが書いてある。
仕事の幸福度を決める7つの徳目として、
・自由(仕事の裁量があるか)
・達成(フィードバックは得られるか)
・焦点(自分のモチベーションタイプ※に合っているか ※攻撃型か防御型のいずれか)
・明確(タスクや評価指標は明確か)
・多様(変化を感じられるか)
・仲間(自分に似た人=友人になれそうな人がいるか)
・貢献(他人の生活に影響を与えられるか)
があげられている。
上記を参考にしつつ、私が仕事・会社を選ぶ上で重要な要素を5つあげた。
①自由
→これに尽きる。裁量権がどれくらいあるかは、重要な基準。
②発揮
→先述したが、自分のスキルやノウハウを活かして仕事をしていきたい。他人のスキルを活かせるようにサポートするより、自分が現場で動いていきたい。
③変化
→飽きっぽい性格なので、定型作業を毎日やるのは続かなさそうな気がする。
④貢献
→他人の生活に影響を与えていきたい。どのように貢献していきたいかは、前回触れた通り。
⑤余暇
→好きな仕事なら残業は厭わないが、今後家族ができたらワークライフのバランスをとっていきたいと言う思いもある。
なお、上記で紹介した「科学的な適職」では、人間が選択する上で陥る様々なバイアスが紹介されており、そのバイアスに気づく方法や、客観的に選択肢を吟味する方法についても書かれているので、気になる方は参照されたい。
第三者のアドバイスを受ける
いろんな方法論に触れたところで自分一人では適切な選択ができているか心配だ。
友人や家族の意見を聞いてみても良いかもしれない。私の場合は、特に賛成も反対もされず、「まあ、好きなようにやってみれば良いのでは」とのことだった。
プロの意見を聞きたい場合は、転職エージェントやキャリアコーチングを活用しても良いかもしれない。
キャリアコーチングサービスは有料のサービスで、ベーシックなコースでも30万くらいする。(最初は桁が一つ違うのでは、と疑ったくらい笑)
転職エージェントと違い、転職を斡旋することで収入が得られるわけではないので、あくまでクライアント目線に沿ってフラットに意見を述べてくれるのがウリだ。
高額な金額がかかるからこそ、お互いにコミットできる部分もあるだろう。
で、私はキャリアコーチングを受けたのだった。
続きは次回書いていきたい。
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