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死ぬ前に親に聞いておきたいこと

失ってからその有り難みに気づくことは多い。
「孝行したい時分に親はなし」というが、親と過ごす時間もいつまで続くか分からない。


私は、年に数日帰省しており、時間にして120時間程度だが、あと20年くらいと考えて、2400時間(100日)である。
元気なうちに親と過ごす機会は意外と多くない。

親が元気なうちに聞いておきたいことがある。
まあ、相続の話とか、墓はどうするとか、親戚間の引き継ぎとか事務的な話もあるが、それ以前に親のことを知らなすぎる。

大人になっても面と向かって聞くのはかなり恥ずかしい感じするが、この年齢になったからこそ聞ける話もあるかもしれない。

そこで、親に聞いておきたいことをまとめておきたい。

①どのような子供時代を過ごしたか
親が自分から話すタイプでない場合、この辺のことは全然分からないという方もいるのではないだろうか。
家族に見せている姿とそれ以外の姿で異なる面があると思う。
どういう性格で、どういう友人と一緒に過ごし、何に熱中していたのかを聞いてみたい。

②進路やキャリアはどのように選んだのか
どうしてその大学を選んだのか、会社を選んだのか、決め手は何だったのか、など岐路に対する話は人生に対する価値観を大きく反映していると思うので、聞いておきたい。

③仕事はどのような立場でどのようなことをしていたのか
意外と知らない会社での顔。自分が社会人になったからこそ、よりイメージできると思う。

④悩みはあったのか
どのようなことに悩んでいたのかを聞くと、親でもいろいろ大変なことあったんだな、と共感できるところがあるかもしれない。

⑤今までで印象に残っている出来事、失敗した出来事、後悔していること
これも④と同じく、人となりがわかるエピソードを聞くことで、より親を身近な存在として感じるかもしれない。

⑥どのような恋愛をしたか、結婚の決め手はなんだったか
興味はあるが、親と恋バナは想像しただけで鳥肌たつ…

⑦私にどのような子供に育って欲しいと思っていたか
これはある程度想像できるが、改めて本音を聞いてみたいところではある。

⑧私の長所は何か、改善して欲しい点はあるか
面と向かって言われるのは、こそばゆい感じがあるが、どう思っているだろう。

⑨私との思い出で一番印象に残っていることは何か
もしかしたら意外なエピソードが出てくるかもしれない。

⑩いま楽しみにしていることはあるか
「いつか孫の顔をみてみたい」と言われたらどうしよう…

⑪何かして欲しいことはあるか
あまり、親孝行できてないので…

⑫大事にしている考えや価値観はあるか
親の内面に触れる機会があまりなかったので、考えや価値観についても聞いておきたい。

…と思いつく限り挙げてみたが、これを面と向かって聞くのはかなり勇気がいるな。まずは手紙にして文面で回答もらおうか…。



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