
2023年の課題図書を明確にしておく
写真は、読みかけの「箱男」
文学から人間の感情を学ぶ
2022年12月にYouTuberのアサヒさんの動画から、安部公房さんを知りました。箱男という作品を出しており、興味があり拝読しています。
今まではビジネス書ばかり読んでいましたが、ある時期から小説を意識して読むようになりました。きっかけは、村上春樹さんの「象の消滅」をすすめてもらったことです。
自分には、人間の感情を知ることに欠けていた反省と、今後の学びのためにも文学にトライすることにしました。漠然と読んでいたので、2023年はこれらの7冊を中心に学んでいきます。
夏目漱石「それから」「門」「彼岸過迄」「行人」「こころ」
シェークスピア「ハムレット」「オセロー」「リア王」「マクベス」
これらにでてくる登場人物の感情を理解することで、他の小説も読みやすくなるという独学推奨本に出会い、まずは実行したいと思います。
どのように学んでいくか
図書館の児童コーナーに行きます。実は児童コーナーには、多くの文学に関する漫画が置いてあることを知りました。小説などには遠いけど、文学を身近に感じてもらいたい配慮から漫画を多く置いてある図書館を見つけました。
本屋で大量に買うとそこそこな値段がしますが、目的が明確なのであれば図書館の漫画を利用するのも手だと思います。
正直、文学の話はかたすぎて自分にはまだ入ってきません。恥を忍ぶこともなく、とことん漫画を活用して概要をつかむ。そして、書評本があれば読んでいきたいと思います。
書評本の良いところは、概要をつかむことができ、書評者の文体でその文学に入り込むことができるからです。しかも、書評者ならではの視点も得られるので、より深く文学を知ることができます。
まとめ
書評本を読むと、「ネタバレして面白くない」との声があります。もちろんこれには大賛成です。僕も以前はそのように思っていたので。
しかし、新作映画ならそれで良いのですが、文学と呼ばれるものは既に学生時代の教科書にも掲載されており、ネタバレしているものばかりです。ネタバレしているのに、なぜこんなにもロングセラーとなり、全世界で愛されているのか。
それは、ネタバレしても読みきれない味わい深さがあるからです。ほんの数行、たった一行の良さがあり、何度読み返しても新鮮さと、新しい発見があるからです。
このように頭ではわかっているのですが、今までは中々手に取ることができませんでした。
2023年の課題図書を軸に、仕事・家庭も楽しんでいきます。
今年はどのような本を読みますか?