入社して1カ月が経ちました。
6/1で6回目の転職をして、はや1カ月が経ちました。
SecureNaviという、関東圏のITベンチャーで働いています。
転職直前に経緯や心境を綴っていたのですが、
では実際に働いてみてどうだったんだ、というのを書いてこうと思います。
ただ、所詮は1カ月。
これから自分の心境も会社もどんどん変わっていくだろう、と思いつつ、
その1カ月でもたくさんの驚きや発見がありましたので…。
フルリモート・フルフレックス
実際にフルリモート・フルフレックスをやってみて、総論としてはやっぱりメリットのほうが大きいな、と感じます。
まず単純に使える時間が増えました。やはり通勤時間は大きいですよね。
あと昼休憩のちょっとした時間に家事や草取りするとか。
あと自分は、今思いついたから今やりたい派なので「忘れないうちに早朝からやっちゃおう」「作業がノッてきたからもう少しワーク」など、ワークライフバランス的な観点というより"働きたいときに働ける"ことにメリットを感じてます。
もちろん、良いことばかりではなく「エアコンないから冬寒く夏暑い」とか「フリードリンクじゃない(これについては珈琲→白湯に変更で解決)ありますけど。
それと「稼働時間はしっかり働く」「8時間以上、働くときは1時間は休憩する」など、労働者側が主体的に労務の基礎的な観点を理解・行動する必要があるとは感じます。恩恵を受ける代わりの責任、ですね。
ハートフルな人ばかり
採用面談のときに「井崎さん(CEO)ってどんな方ですか?」と聞いたときの返答が「ハートフルな人ですね」だったんですけど、入社して何度かお話して…マジ、ハートフルって思いました笑。
物腰は柔らかいけど熱いものを持ってて…とにかく…ハートフルなんです。
入社後にいろんな先輩社員の方とお話しても「入社理由は"井崎さんの人柄"」という方も多く。
(気になる人はカジュアル面談で井崎さんとお話を!)
で、その先輩社員の皆さんも総じてハートフルな人ばかりです。
みんな優しいし、わからないことがあったら別部署の人だろうが助けてくれるし。
皆さん、多様な経験をお持ちの"大人な"人ばかりなので、人間関係などでストレスを感じたことは今のところないです。
逆に毒気のあるキャラクターの人がいない(まだ出会ってないだけかも)ので、刺激というかカンフル剤的な要素が、今後少し不足するかもなー、と思ったりはします。
福利厚生はホント充実
福利厚生については、採用などでも推しポイントになってるのですが、
これはホントにありがたいですね。
①リモートHQ
リモートワーク環境整備補助ということで会社が「リモートHQ」というサービスと契約してくれています。
従業員にはポイントが付与されて、そのポイント内でリモートHQから備品をレンタルできる、というものです。
ちなみに自分のデスクはこんな感じ。自分的にはかなり満足。
真ん中のディスプレイ(31インチ)
Magic Keyboard & Mouse
ドッキングステーション(トリプルディスプレイにするため)
骨伝導イヤホン
空気清浄機(見えないところにあります)
ホントは椅子を、と思ったんですけど部屋(クローゼット改造)に入らないので断念しました。
トリプルディスプレイにするほど、ガリガリやったり今はしないのですが、これは男のロマン、ですね。
こんなにレンタルしてまだポイントを残している、という…。
②コワーキングスペース利用の会社負担
これも時々、利用させてもらってます。
フルリモートだと、ゴミ捨てぐらいでしか家から出なくなるんですよね。
それと、週1回の楽しみだった「会社帰りに一人で一杯飲んで帰る🍺」がフルリモートだとできないのですが、コワーキングスペースを利用することにより可能になるのです!
あとはこれから夏休みをむかえて、日中でも家が騒がしくなったり、などの際も重宝しそうだなと思っています。
何度か利用しましたが、業務自体には全然影響なかったですね。
③その他
そのほか、業務に関連する書籍を購入できたり(まだ買えてない)、自他部署の方とオンラインランチ会をやるときのランチ代を補助してくれたり(メニューのチョイスは結構迷います)…など、ありがたい制度が多いです。
デバイス&ツール
貸与されるPCは今のところMacオンリーです。
Windows信者だった自分は「Macで仕事なんてできんのか」とかなり懐疑的でしたが、結論、全然できます!
最初はキー配列やショートカットなどで苦戦しましたが、10日ぐらいで慣れちゃって、むしろ今はMacからWindowsには戻れんな、ぐらい思ってます。
なかなかよく考えられたデバイスでした。
また、主なツール群としては、Notion、slack、Google Workspace、などクラウドサービスで固められてます。
Notionは個人では使っていたので、社内ツールとして採用してくれててめっちゃ嬉しかったです。使い倒してますね。
あと新しく出会って優秀だなと思ったのはMiro。
オンラインホワイトボードツール、っていうんですかね。
とにかく直感的に使えて、ポンチ絵やフロー書くときにとっても便利です。
昔はパワポとかで書いていましたが、これももう手放せないです。
私はこういうツールを使うのが好き&慣れてるので、まったく苦になりませんが、あまり触れてこなかった人は最初苦戦するかもしれないです。
私もslackだけ仕事で使ってこなかったので、最初は全然慣れませんでした。
ただ、これも所詮"慣れ"の範疇です。
ドキュメント文化
フルリモートだけにどうやって情報やナレッジを共有していくか、という課題に対して、議事録、タスク、ナレッジ、マニュアル…などのドキュメントを徹底して残していこうとしています。
あと商談やレクチャーの動画もたくさん残してくれています。
実際にNotionには様々な情報がストックされ、かつ大体の情報に全員がアクセスできる状態なので「これってどうなんだっけ」「あのミーティングってどんな話したんだろう」など、Notionの中を漁れば情報がとれる状態です。
おかげでいろんなことを覚えることができてます。
一方で情報がたくさんありすぎる、という問題もありまして。
ほしい情報にいきつくのに、多少コツと慣れが必要な状態ではあります。
どのようにストックしたドキュメントを「より使えるもの」にしていくか、は今後の課題かなと思いますし、Notion好きの自分としてもアイデア出していきたいところです。
プロダクトは難解
SecureNaviというプロダクトは、ISMS認証(ISO27001という情報セキュリティに関する国際規格の認証)やPマークにおける取り組みを効率化するクラウドサービス、です。
うーん、なんのこっちゃ、という感じだと思いますが。
ISMS界隈の人が触ったら、これはなかなか秀逸だね、ってなると思います。
(詳細については割愛です。語りだすと長くなるのでw)
このプロダクトを真に理解しようと思うと、
ISMS認証やPマークといった認証規格の理解
ITシステムのデータ相関やUIなどの理解
この2軸の解像度を上げていかなければいけないのですが、
普通、ISMSの専門家はシステムの中身や操作の話は専門外だし、
エンジニアの人はISMSの中身を知っているわけではない、という感じで…。
幸い、自分は両方とも多少かじってはいたのですが、それでもそれなりに理解するまで、結構時間がかかりました。
ただ、わからないところは聞けば皆さん教えてくれますし、学習するための時間が必要、ということもわかってくれています。
自分としては、毎日ISMSのことやシステムのことを考察したり分析したり…できることが楽しいです。
規格に精通した方が何名もいらっしゃるので意見を求めたり議論もできます。
世の中にどれだけいるかわかりませんが、規格フェチの人にはたまらない職場だと思います笑
まだまだ"スタートアップ"
充実した制度、多様で頼れるメンバー、難解だけど秀逸なプロダクト、と非常に恵まれた環境でお仕事させてもらっていますが、"急成長中のスタートアップベンチャー"ではあると思っています。
もちろんオンボーディングもしっかりしていてサポートはしてもらえますが、手取り足取り教えてもらえるか、と言えばそうではないです。
ある程度の道筋をもらったら、あとは自分で考えて行動。
わからないことはわからないと声をあげて教えてもらう。
過去所属した職場では、この道筋すらもらえない、ということは日常茶飯事、手探りで仕事していくことも多かったので、自分としては期待値以上のサポートをいただいてると思っていますが、研修制度がしっかりされている大企業で就業されてた方などは、もしかするとギャップを感じるかもです。
(でも多くの中小企業、ベンチャー企業はそんなもんです)
その他、社内の制度設計や前述のドキュメント管理など、まだ走りながら試行錯誤している状態ですが、それを良しとはせず、試行錯誤を続けてる、って感じですかね。
SecureNaviの、ここが好き
今、人数もどんどん増えて、まさに急成長中、といった感じなんですが、
人数が増えれば、少人数のときとは感じなかった課題にも直面し、それでもまだまだ成長を続けようとしています。
そんな中でも経営層を中心に
「成長を続けながら、SecureNaviらしくいるためにはどうしたら良いか?」
「今の会社規模での、SecureNaviらしさってなんだろう?」
ということを真剣に考えてくれていて、自分たちにも問いかけてくれます。
私はこの、
「いつまでもSecureNaviらしくいようと、抗う姿勢」
が一番、好きです。
そんなこと考えず、ポンと号令をかける、ルールを作る…そのほうが簡単なとき、あると思うんですよね。でも、それをしない。
それがどの事業規模まで通用するのか、わかりませんが、いけるところまで行ってほしいなって思っています。
自分もSecureNaviらしさを形成する一人として、行動していきたいです。
最後に
総論としましては、
フルリモート&フルフレックスはメリットのほうが大きいな
SecureNaviはハートフルな職場
充実した福利厚生は、ホントにありがたいぞ
急成長中のスタートアップベンチャーだってことはお忘れなく
SecureNaviらしさ、とは(永遠の課題)
です。
また1年後ぐらいに、またレポートできたらいいなと思います。
そのときは従業員数、何人になっているのか…。
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