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🇰🇿109日目、タシュケント〜シムケント

いよいよ出発。

ちゃんと自転車漕ぐのは2週間振りです。

体調は万全じゃありませんでしたが、もうこれ以上の停滞に耐えられないので進むことにしました。

停滞は面白くないです。
何事においても。

タシュケントの中心部から20km程でカザフスタンとの国境に着きました。

車での入国は多分4時間くらいかかります。

その横をスルスルと抜けていって、

ゲートが見えてきました。

あたふたしてるとゲートの脇にある歩行者用の税関に案内され、

「パスポートと滞在登録見せて」

これは僕が恐れてた言葉です。
というのも、タシュケントの滞在登録を宿から貰えてませんでした。

メールで送るって言われてたんですけど。

とりあえずサマルカンドの2日分だけ提出したら、

「通れ」

ウズベキスタン国民も滞在登録制度はいらないって思ってるような気がしました。

無事にカザフスタン入国です。

出入国で合わせて7回はパスポート見せました。
結構カザフスタンの入国審査が厳しめです。

1番驚いたのが、

「財布の中身見せてくれ」

持ち込める外貨額の制限が理由でしたが、チェックされるの初めてだったので財布出すの躊躇いました。

あと、ジョージア出国のスタンプがほぼ消えてるらしく、上官っぽい人に質問されたりしてました。

出入国で30分かかってます。

無事に入国したはいいものの、拡がっていたのはド田舎の景色。

カード使えそうなお店無いし。
空気の乾燥もヤバいし。

スプライト1Lで乗り切れる自信は全くありませんでした。

道はガタガタです。
序盤は綺麗でしたが、どんどん化けの皮が剥がれていきました。

体調も良くないので苦労しながら走ってると、

「乗れ!」

トラックのおっちゃんに声かけられて、

乗せてもらうことになりました。

救世主です。
目的地のシムケントまで行ってくれるそうで、めちゃくちゃ助かりました。

この3人に追加で2人来て、合わせて6人。

「俺が荷台に乗るパターンか。1回荷台乗ってみたかったから楽しみだな」

って思ってたら、

僕が助手席で、後部座席に4人。
配置がおかしいです。

定員オーバー状態でも自分を乗せようと思った優しさが沁みました。

結局30km程乗せてもらって、

目的地のシムケントに到着。
カザフスタンの中では大きめの都市です。

このショッピングモールがめちゃくちゃ綺麗で、

バーガーキングもありました。

ワッパーJrさえあれば生きていけます。

このショッピングモールではちらほら日本文化も見かけました。

新たなる希望Tシャツは買ってもよかったです。

東京リベンジャーズTシャツ。
切り取るシーンそこなんだ...ってツッコミ入れました。

水分が足りなかったので、スーパーでゴリラって名前のエナジードリンク買いました。

モンスターとゴリラだと、モンスターの方が格上なんですけど、ゴリラの方が力湧いてくる気がします。

これ全然美味しくありませんでした。
もう買うことはないです。

驚くことに、カザフスタン人はちゃんと信号守ります。
トルコもジョージアもウズベキスタンも酷かったので衝撃です。

僕の中で、"クラクションの量と文化レベルは反比例する"って説があります。

クラクションが多いほど文化レベルは低い。
この説に当てはめると、カザフスタンは先進国寄りです。まだ早計かもしれませんが。

今日は公園で野宿して終了です。

走る喜びを感じた1日になりました。

走った距離=100km
使ったお金=1,350円

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