信念を貫く
こんにちは!
足立佑介です。
42 世界を変えた男(実話)
皆さんは、自分の人生に「信念」というものをお持ちだろうか。
何事においても、その世界の常識・しきたり・風習・慣習・文化を変える時、多くの人々が選択している事とは、真逆の事を選択するもの。
多くの人々がしていない選択を自分がする時、多くの人々からは、
とてつもない攻撃(批判・非難・バッシング)をされる。
それはこの映画を観ても一目瞭然であり、どんなことでも同じだと思う。
自分の人生に「信念」が無ければ、その攻撃に屈してしまうだろう。
特に昨今だとTwitterの世界で、こういった攻撃がとても多いように感じる。
何事においても、多くの人々とは違う成果を創り出すならば、攻撃(批判・非難・バッシング)に強くならなければならない。
この映画で描写されている1947年は、アメリカで奴隷制度が撤廃された後の時代。
だが撤廃というのは形式上であって、実際の風習・慣習・文化までは変ってはいなかった。
バスや学校など、公共の乗り物や施設での人種隔離が行われ、「分離すれども平等」という考え方に基づく人種差別が根強く続いていた時代である。
殺害予告が書かれた脅迫状や、容赦のない野次。
この容赦ない野次に加えて、ホテルやレストランでの利用を拒否されるだけではなく、相手から対戦を拒まれたり、味方のはずのチームメイトからもプレーを拒否される。
皆さんは、多くの人々からこのような容赦ない野次を浴びせられ、関係者・対戦相手、そして味方からも差別された時、果たして強靭なメンタルで、信念で跳ね返す事ができるだろうか。
このような苦境の中、ジャッキー・ロビンソンは凄まじい差別、偏見、非難、バッシングと強靭なメンタルと信念で闘いながら、スピードと闘志あふれるプレーで、大リーグ所属10年間において、首位打者や盗塁王、さらにMVPも獲得した。
そしてチームの6回のリーグ優勝にも大きく貢献し、白人以外の選手に道を切り開いた。ジャッキー・ロビンソンがいたからこそ、その後、アジア系の選手も大リーグでプレーできるようになったのだ。
ジャッキー・ロビンソンのデビュー後1950年代までに、すべての球団で黒人選手が誕生するだけでなく、中南米のラテン系、アジア系の選手も次々にメジャーデビューを果たしている。日本選手も、これまで実に50人以上もの選手がが大リーグでプレーしている。
75年以上前のたった一人の孤独な挑戦と信念が、国籍や人種を超えて実力がある選手が世界中から集まる、世界一の野球リーグ「大リーグ」を創り出したと言えるだろう。
「他人に影響を与えない人生は意義がない」
これは、ジャッキー・ロビンソンの信条だと言われている。
あなたも事業や経営において、そして人生において、
どれほどの信条と信念を抱いて取り組んでいるだろうか。
ちょっとやそっとの攻撃(批判・非難・バッシング)で、
あなたが信じた人、あなたが信じた道を見失ってはいないだろうか。
多くの人々とは違う選択をし、攻撃を頂きながら、強靭なメンタルと信念で、多くの人々とは違う、目覚ましい成果を創り出す。