マーケティング
こんにちは!
足立佑介です。
マーケティングは面白い!
日本の有名なマーケターといえば、ヴィダル・サスーン等ヘアケアブランドのブランドマネージャーを歴任後、P&G世界本社(米国シンシナティ)へ移籍、P&Gのメガブランド北米パンテーンのブランドマネージャー、北東アジアのアソシエイトマーケティングディレクターを務め、P&Gが買収したウエラジャパンの副代表等を歴任した、USJを再建した森岡毅氏を連想する方が多いだろう。
以下の2冊は、マーケティングを学ぶのにとても勉強になる著書だ。
最近、知人からお薦めされたこの本も熟読して極意を学び取ろうと考えている。価値がついて、なんと3,000円越えというから驚きだ。
経営=集客力+資金調達力+先行投資力 ということを
月に1回だけ開催しているクローズドの講演会で語っているのだが、
この中でもやはり集客力が経営の90%を占めるのではないかと考えている。
前回の投稿で記載した、パンツとトイレの話だ。
なのでマーケティングを学び、知っている分かっているではなく、
「体得している」ことで、全ての経営はうまくいく。
月に1回だけ開催しているクローズドの講演会では、
このマーケティングについて、森岡毅氏とは違った角度で講義しているのだが、今回は、また違ったマーケターについてご紹介しようと思う。
そのマーケターとは、皆さんも最近耳にすることが増えてきた、
あの星野リゾートの代表、星野佳路氏だ。
以下の記事は、コロナ禍で最も影響を受けたといっても過言ではない観光業界で、その中でもホテル経営に関する戦略戦術がマーケティングの観点で語られているので学びが多かった。
今や世界一位を誇るホテル業界のリーダー、マリオット(138億)。
そして追随するフォロワーのヒルトン(57億)、ハイアット(30億)。
星野リゾートは、売上高こそ3.7億ドルだが世界を基準にコトラーの競争地位戦略でみると、ニッチャーの存在だ。
そのニッチャーの位置で取るべき経営戦略は、ニッチ戦略:ニッチ市場に技術や経営資源を集中し、Only 1を確立することだ。
このonly1の戦略として星野氏が遂行されたのが、倒産確率の公表・感染者数と旅行需要の相関からの推測・マイクロツーリズム戦略、そして「星のや・界・リゾナーレ・OMO・BEB」という、5ブランド戦略である。
中でもマイクロつーリズム戦略によって、コロナ前の2019年よりも、2022年の売上高の方が上だというから驚きだ。
インバウンド需要の喪失はピンチではなくチャンスだと捉えとった
このマイクロツーリズム戦略、そしてアフターコロナによるインバウンド需要復活を見据えたスイッチング。
そして日本人観光需要×インバウンド需要を実現した、北海道の占冠村で運営している「リゾナーレトマム」
夏・旧正月・年末年始で、訪れる国を変えて、平準化しているのだ。
USJの森岡毅氏の著書や刀(https://katana-marketing.co.jp/)
からもマーケティングの学びが多いが、星野佳路氏の経営戦略もとてつもない学びの宝庫だ。
私もマーケティングを体得して経営を執り行っていきたい。