自分で考えたサービスを制作~20/20Design Summer Camp~
□参加したきっかけ
急遽、前日にお誘いをいただいたのですが、正直その1日前に東京から帰ってきたところだったので、行くか凄く迷いました。笑
ただ、前からこういったイベントには参加してみたかったので、勢いで行くことに決めました!
□イベント説明
どういったイベントかというと、
『デザイナー志望者の方向けにデザインハッカソンのイベントを開催します! 普段自分で学習するだけでは取り組みづらい「サービス全体のUI設計」に取り組むことでデザインスキルを上げるイベント』
という感じです。
□どんなことをするのか
コンセプト設計 x デザイン
自らサービス設定をして、内容定義からUIグラフィックを画面遷移で確認するところまでおこない、最後1人1人発表しました。
これを二日間かけて現役デザイナーから随時フィードバックをもらいながら制作という感じでした。
今回は、知識の少ない人でも気軽に参加できるようにビジネス、テクノロジーはおいといて、「つくれる力を付ける」のが趣旨となっていました。
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自分の制作物
□サービス設定
急遽参加が決まったので、行きの新幹線で考えていました。
そこで思ったのが、東京に行く準備に手間取り、「何か忘れ物してるのでは、、、」という不安にかられていたことをきっかけに、「旅行などで持ち物として必要な物を簡単に調べて、忘れ物をしないようにできるアプリとかいいな!」という発想から、、、
『お出かけ持ち物リストアプリ』
を制作しました。
□ステートメント共有シート
画面を作る際に、迷わずに立ち返れるシンプルな指標になるシートです。
▼ステートメント
→アプリの全てを説明できる一文。ここから外れた機能は盛り込まない。
旅行先に必要な持ち物が簡単に検索できて忘れ物をしないアプリ
▼ターゲット
→アプリを使うユーザー層。コアターゲットの大半が使う機能だけを盛り込む
旅行に出かける際に必要な持ち物を把握したい人
▼ユースケース
→どのようなシチュエーションで使われるか。アプリの機能とライフサイクルは、ユースケースに適したものにする。
・旅行に出かけることになって、何が必要になるか把握したい。
・出かける直前に忘れ物がないか確認したい。
▼コア機能
→ステートメント、ターゲット、ユースケースから導かれる必須機能を5個まで
・行き先に合わせた持ち物を簡単に検索できる
・自分のリストに保存し、いつでもチェックできるようにする
▼諦めること
→ステートメントやユースケースに反するため諦めるものごと。
・他の人のリストが見れる
・旅行プランをサポートするような機能
□ラフスケッチ
要件に合わせて、手描きで簡単に画面アイデアを出しました。
□白黒のワイヤーフレーム
何パターンか作成してアイデアを検討しました。
タップ数を抑えて簡単にリストを確認、保存できるようなデザインを意識しました。
□ビジュアルデザイン
https://projects.invisionapp.com/share/JSNTOJKKR6Z#/screens/317507400
主要画面を作成しました。
メインカラーは、「お出かけ持ち物リスト」というイメージに合うように、ワクワク感のあるオレンジ色と判断力が高まる黄色を混ぜ合わせたような色を選んでいます。
アクセントカラーは、メインカラーと相性が良く明るい色の空色にしています。チェック項目にのみ使用しています。
制作物を振り返ってみて
今回のイベントでは「作る」ことが目的でしたが、他二つの観点から見た場合についても考えてみました。
□テクノロジー観点について考えてみた
正直、今の知識ではうまく考察できないという現状です。。
アプリの技術面はまだ知識がないので、今後学びたいと考えています。
個人的には、一度アプリをゼロから実装まで制作してみたい気持ちがあるのでいつか挑戦できたらと思っています。
□ビジネス観点について考えてみた
正直な感想を言うと、「ダウンロードするほどの魅力がない!」と自分でも思いました。笑
自分なりに魅力が感じられない点について考察しました。
・お出かけという幅が広すぎてターゲットが絞れておらず、結局誰にも刺さらない。
・継続して使ってもらう為のコンテンツがない。
・そもそもメモリスト自体わざわざダウンロードするほどの魅力がない。
...etc
・ターゲットについて
「お出かけの持ち物」という点でターゲットは大きく二つに分けることが可能なのかなと考えました。
・出かける何日も前から準備して準備自体を楽しむ人
・焦って準備をしていつも忘れ物をしてしまう人
しかし、持ち物リストアプリを作る難しさについても気づきました。
持ち物の情報が欲しい人をターゲットとすると使用頻度が少なくなり、日常の出かける回数が多いお出かけ先ほどリストの必要性が少なくなくなることがわかりました。
なので、お出かけの持ち物に関連したアプリを作りたいなら、持ち物の準備に時間をかけたい人をターゲットとして、旅行の予定がない時もユーザーが継続して使いたいと感じる機能が必要だと感じました。
□リニューアルデザイン
実は、この考察をもとに現在リニューアルしたアプリデザインを考えていますので、それについてはまた別の記事としてnoteで続編をアウトプットできたらと思っています。
***
□デザインイベントを終えて
二日間のみでしたが、良い刺激や学びが多く、楽しかったです!
また、他の人の作品も面白い作品が多く、発表を聞いているのも楽しかったです!
こういったイベントが今後も増えると良いなと感じました。
いつか自分も成長して開催する側に回れたらと思います。
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