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自院の弱みが見つかるショック療法

こんにちは、北村(@PLAN-B)です。

僕が常々言わせてもらってることがあります。

「自院の強みはなんですか?」
「あなたの強みはなんでしょう?」

先生方もよく聞かれる言葉かもしれないですが、、、、。


言ってる僕自身が既に気づいてるんですが、

「これって、難しすぎやしないか??」と。


そう、なかなか「強み」をスラスラと答えられる方っていないんです。
それどころか、自院の「強み」がなんなのかを見つけられない

そんな先生方のリアクションをいただく機会が多くて、、、


精神衛生上、誰しもにおススメできることではないですが、
自院の強みを知る方法の対局として、

「自院の弱みを知る」

経験上、これがまずは手取り早い方法と言えます。


そこで今回の記事では、

求人広告で他院を知り、自院を知る
自院にとって何が大切かを知る
行動力の源泉にはパワーが必要

こんな内容をシェアさせていただきます。

求人広告で他院を知り、自院を知る

自院の強みを知ること、

これは冒頭でもお伝えした通り、
簡単なことではないですし、見つけるのが難しいことだと思います。

そもそも、そんなの知らなくたってやってこれてるじゃん??


いや、そんなことはなくて、

自院の方向性や経営方針など、
今後、スタッフさんや金融機関に示さなければならない機会が増えてきている印象を受けます。


僕のご支援は、

「個人開業医の先生が雇用を継続できる環境を整えること」

これに集約させてもらっていて、

具体的に、

・採用
・人材育成
・マネジメント
・組織化
・広報
・マーケティング

など

このようなことを病院の状況や状態に応じて、
バランスよくご支援させてもらっているのですが、

どのカテゴリーにおいても、
「自院の強み」を知る作業はおこなっていただいています。


この作業でつまづいてしまうと、
なかなか具体的に取り組みに進むことができませんし、

僕の経験上、

ここをあいまいなままで上記の取り組みを進めてしまうと、
中途半端な成果しか得られないことがとても多いです。


なので、申し訳なく思いつつも、
半強制的にでも院長先生にはお考えいただくのですが、

考えていただく際に活用させてもらっているのが、

「動物病院向けの求人広告サイトの閲覧」

です。


言わずもがなですが、
求人広告サイトは、
さまざまな動物病院さんの「当院自慢」「手前味噌」のオンパレードです。

当院はアットホームな雰囲気です。
当院には〇〇の専門科目があります。
当院はには高度医療機器が導入されています。
当院は教育体制が充実しています。
当院はセミナー研修費用を全額補助します。 など

見ていただければわかるんですが、かなり心を掻き乱されると思います。

そして、そんな気持ちを抑えながら閲覧し続けてもらうと気づかれると思うんですが、

どの病院もよく似てるんです、訴求するポイントが。

先に挙げた、
アットホームさ、専門科目、高度医療機器、教育体制、セミナー費用補助など、

すごく申し上げにくいんですが、
求職者目線からすれば、違いが分かりづらい、、、。


ここでポイントを2点まとめると、

  • 他所(よそ)を知ることで自院を知る
    他院さんの訴求ポイント=力を入れているポイントを知ることによって、
    自院の現状、立ち位置を知ることができます。

  • 他所(よそ)の強みが似ている
    どこも訴求していることが似ていて、求職者は違いが分かりづらい
    逆に自院で他所が訴求していないポイントがないかを確認することができます。

この2つのポイントを重ね合わせることで、
かなり精度の高い、自院分析をすることができるはずです。

自院にとって何が大切かを知る

先の2つのポイントを重ねることで、
自院分析ができるとお伝えしましたが、

それは、

何が大切で、何がいらないかを知っていただく作業

にもなります。

  • 病院規模の大小を問わず、これだけの病院が求人を出しているということ
    └自院だけでなく、どの病院も採用に苦戦していることがわかります
      求職者の奪い合いが起こっています。

  • 他所(よそ)と同じことをしていてもダメ
    └他院と訴求ポイントが被っていれば、それは=埋もれてしまうということです。経験上、おそらく違いを見つけることの方が難しいと思います。


中長期的な視野で、動物病院経営を考えた時に、

この採用難の状況が将来的に改善する見込みがあるのか、
このように似通った病院だらけで、他院と差別化していくことができるのか、

それぞれのお考えはあると思うんですが、
これまで通りに、普通に動物病院を経営していて、雇用を継続できる環境は整備できないと僕は結論づけています。


現状を知った上で、自院にしかできないことはないのか?

それは動物医療の中でも、ペットサービスの中でもいい、、、
ホスピタリティや、目に見えないものでもいい、、、

似通っているものは、もう不要なものと仮定して、
飼い主さんに評価されるかどうかも置いておいて、

いろんなものを削ぎ落としていくことで、
本当に大切なものが残っていく
と思っています。

行動力の源泉にはパワーが必要

ここまでお伝えしたことを実際に作業するとしたら、
平気で数時間単位で時間を持っていかれてしまうと思います。

日々の診療に追われてしまってる院長先生は、
なかなかまとまった時間を取ることができないでしょうし、

やって見たとしても、
本当に大切にすべきものが見つかればラッキーですし、
見つからないかもしれない。

でも、この時間を通じて、誰しもがこのままじゃいけない、という危機意識を持っていただけるはずです。


リスクをだして不安を煽るのはあまり好きじゃないですが、
不安は行動力を生み出してくれます。

繰り返しになりますが、

自院の強みがなんなのか? 自院が大切に残したいものはなんなのか??


今後の動物病院にて、ますます求められるシーンが増えてきます。

今日が一番若い日です。
ぜひ、対策を進めることをおススメします!


今回の記事では、

求人広告で他院を知り、自院を知る
自院にとって何が大切かを知る
行動力の源泉にはパワーが必要

こんな内容をシェアさせていただきました。

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