V4Gありがとうございました! かけた曲など #V4G
2023年9月24日、秋葉原MOGRAで開催されたVGM 4 GIGS!
ご来場&Twitchでのご視聴、ありがとうございました!
DJでかけた曲をご紹介します!
The Long Goodbye
TAKU INOUEさんがバンダイナムコ在籍時に作られた曲!
鉄拳7のエンディング曲。好きすぎてDJでよくかけてます。鉄拳…というかバンナムサウンドチームは本当にかっこいい。短い曲だけどドラマチックな展開で最高。エモーションな気持ちになる。
SaGa Frontier 2 Miβgestalt & Todesengel
BPMを倍にしてサガフロ2のリミックスへ。これはゲーム音楽DJ御用達のSQシリーズ『Battle SQ』から。そもそもサガフロ2、浜渦さんの楽曲がとても好きなんだけど、ドラムンベースリミックスとなることで踊りやすくかっこいい曲として雰囲気を崩さず最高に仕上がっている曲。これも数年前からずっとDJで使っているなあ。
Cyber Space 1-2: Flowing
個人的に昨年ベストゲームミュージックであるソニックフロンティアより。最序盤のステージであり、明らかに他のステージより高難易度のため記憶に残っている人も多いのでは。まさにソニックの疾走感あふれるゲーム性を体現しているような早いBPMの気持ちのいいドラムンベース。ソニックフロンティアは全曲かっこよさ抜群。
You're Not Alone Remix
ここでBPMを半分にしてFF9、『独りじゃない』のリミックス。10年くらい前にSoundcloudで見つけたのかな、確か。段々とメロディーが生まれてくる曲の作りが、ロングミックスや雰囲気作りにぴったり。以降の曲はBPM90-105くらいなので、そのスタートとして選曲。スローな展開が切なさも生む素敵なリミックス。
condensed milk
cyber milk ちゃんのこの曲は、最近出たJet Set Radioライクなゲーム『Bomb Rush Cyberfunk』より。
Jet Set Radioは曲が凄くいいんだけど、その精神的続編とも言われているBomb Rush Cyberfunkもまたとても良い…。
可愛くて気怠いような声と歌詞、溶けそうな楽曲でストリートを疾走するゲームプレイがマッチしてて強く印象に残ってた。この曲は今後もかけていきたい。
Two
Ghostpiaより。「読む映画」であるこのゲーム、絵本のようなビジュアルと、時に残酷で心が締め付けられるようなシナリオ、不安を掻き立てるようなグリッチ演出が素晴らしいけど、同じくらい音楽も素晴らしい。キックが弱い曲かもな、と思ったけどクラブでかけてみても迫力十分。大好きなゲームなのでかけられて良かった。
スオウ――煌めく赤き京
SCARLET NEXUS、最近1000日告知が話題になっていたのでふとPS Plusでプレイしてみたら曲が良いのなんの。
カプコンの『エクストルーパーズ』を彷彿とさせるようなクラブ的な音楽が良く、なんならこの曲のようにBPM遅めの曲でもかっこいい。この曲をかけるタイミングが無かったら、BPMが上がってから『怪異討伐軍 -前進-』をかけようと思っていた。
とにかくどの曲もDJで映えそうなかっこよさと、何らかの感情を呼び起こす物語性を感じるSCARLET NEXUS、クラブイベントを開いてほしいゲーム筆頭。
Within Living Memory...
okadadaさんのフロントミッションリミックス。前半は切ない感じで、後半にはその切なさとメロディを維持したまま強いキックが入り盛り上がるというか壮大になる曲なので、静かめな曲からビートを強めたいときによくDJでかけています。かっこいい曲なんだ本当に…。
星と僕らと(tofubeats Remix)
PERSONA5 DANCING STAR NIGHTより、ペルソナ5エンディング曲のリミックス。エンディングということでやはりちょっと切ない曲。リミックスされたtofubeatsさんのコメント通り、BPM100くらいの4つ打ちが聞いてて気持ちいい。ペルソナのダンスシリーズは間違いない。
Parappa's Live Rap With MC King Kong Mushi
パラッパは全曲いい曲なんだけど、今回はステージ6、最終ステージの大団円曲を。この曲はBPMもそうだけどコール&レスポンスがあるのが良いなと思ったのと、次の曲に繋げやすそうだと思ったので選曲。
All Over The World
ストリートファイター6のワールドツアーで流れる曲。
めちゃくちゃかっこいいラップ曲なんだけど、制作に北川保昌さんが参加されていて納得。それこそ、先ほど少し話に出したカプコンのゲーム『エクストルーパーズ』のBGMを担当されていたのが北川さんなので、もう間違いない。
CUEでラスサビに飛ばし曲を終わらせ、次の曲を頭から。
CM THE MARIO RPG (J&P SPARTAN MIX)
本当はここでBPMを上げる&ストリートファイター繋がりで、ストリートファイター3 3rd strikeの『Third Strike』をかけようと思ってたんだけど、この日オープンでDJをしていただいたYusaku Katoさんがイベント1曲目にかけられていたのでこの曲を。いや本当に、Third StrikeをかけてくれるDJさんがいたのが本当に嬉しかったなあ。そういうDJさんが十数年前に身近にいたら、俺は聞くので満足して、自分自身がゲーム音楽のDJをしていなかったかもなあ…と感慨にふけっていた。
さておき、この曲はイントロ部分がスーパーマリオRPGのCMのセリフをサンプリングしておりそこを重視したかったので、曲を繋がずにかけられるこのタイミングで。ベースゴリゴリなリミックスも熱い。
DISCO★PRINCE
みんな大好き塊魂より。BPM120の4つ打ちに、新沼謙治さんのラップが小気味良い名曲。曲の中に『熱い魂語るRhymester』という歌詞が出てくるんだけど、そのRhymesterの宇多丸さんも絶賛するうえにDJでもかけられていたりします。
そのRhymesterという歌詞のところまではかけて次の曲へ。
This is true love makin'
なんだかんだ毎回かけちゃう、カプエス2の名曲。
これは本当はThird Strikeをかけて格ゲー繋ぎでかけようと思っていたけど、予定が変わったのでこのタイミングで。というか選曲がどう変わろうが、いつでもかけられる信頼と安心の一曲。
ちなみにThis is true love makin'と検索すると私の謎記事が1ページ目に出てきます↓
Pocket Mapping
Yamajetさんのポケモンセンターネタ。音ゲーには疎いんだけど、Mind Mappingという曲の要素も多分に入っている曲。ときどき音ゲー好きな人にこの曲なんなのか話しかけられたことがあった。
Yamajetさんはこういうゲームリミックスはもちろん、コンポーザーとして参加されている『ぺんぎんくんギラギラWARS』の楽曲も素晴らしいのでぜひ聞いてみてください。
一番歌
ここまで徐々にBPMを上げつつ、龍が如く7の主題歌。
中田ヤスタカ+湘南乃風という組み合わせ、龍が如く7にぴったり。時期的にも龍が如く7外伝が近いし、かけたいなと思っていた。まあ中田ヤスタカさんなのでDJでかける曲として間違いないし、湘南乃風のゴリゴリに熱い曲もクラブに映える。
グラディウス
『ファミ・コンピ』というオムニバスゲームリミックスアルバムから。おそらくV4G、ほとんどシューティングゲームの曲はかからないだろうと思いそのあたり補完しておきたいなと選曲。
Universe Blue
オペレーションラグナロクより。STG繋がり。それにしてもオシャレでかっこよくてちょっと切なさも感じられる名曲。これが原曲なんだからなんというか、ロマンがあるというか粋というか。いい曲だよなあと思う。
Let's Dance Boys!
吹奏楽的なバイブス(?)で繋ぐ。オシャレな曲だよなあといつも思う。
このあたりでDJの残り時間を見つつどう構築するか考える。
watchyaback!
再びBomb Rush Cyberfunk。同じゲームの曲を複数曲かけるっていうのは基本的にやらないんだけど、このゲームは本当に音楽が良いのでかけてしまった。特に、ゲームをやるとわかるんだけどこの曲がイベントシーンでかかったときの、キャラクターのダンスと重なる辺りが本当にかっこよくて。
ゲーム内では曲の頭からかかるのではなく、ブレイクのあたりから曲がかかっていたのでそこまではしっかりかける。ゲーム音楽DJ、そのゲームをプレイしていないとこういう、既プレイ者の求める部分を知らずに次の曲へ行ってしまったりすることがあると思うので、プレイすることは大事。プレイできなくても、調べるくらいの最低限のリスペクトは持つべきだと思う。
Moon Over The Castle (A-spec mix)
実はBomb Rush CyberfunkからJet Set RadioのLet Mom Sleepに繋ごうとしていたんだけど、持ち時間がいっぱいなことに気づきこの曲、グランツーリスモのメインテーマへ。どうしてこの曲かって、それはもう、映画「GRANTURISMO」が最高だったから。劇中でもかかってましたね。どうしてもこの曲で締めたかった。
ということで以上!
久々のDJ楽しかったし、イベントとしてもいい感じだったと思います。
James Landino→たんくさんの流れ、そして伝説へ…というようなセットで、楽しいというか嬉しかった。お客さんが盛り上がってくれたのが何より良かった。
Yusaku Katoさん、beatrooperさんのDJも早い時間で本当に完璧で驚いてました。COCOA*さんのVJもかっこよかったので皆様にはまた出ていただけたら嬉しい…。と思っています。
あとは何回も出てもらってるメンバーのDJ&VJはもうなんというか安定、いや安心という感じ。ゲーム音楽DJがいなさすぎて平日に1時間~4時間くらいDJしてた数年間、自らVJしてた数年間が噓のように、実力の間違いないDJVJが揃っていて良いなあ~と思う。
仮に俺がいなくてもイベントとして十二分に成り立つのが見えて、幸せだなあという気持ちにもなる。
本当に半年以上ぶりにDJしたけど、準備しながら「俺ゲーム音楽持ち過ぎでは……」と思うくらい持っていたし、新しいゲームの曲は刺激的だし、正直コロナ禍で完全に離れ、薄れていたDJの楽しさが蘇った。
次のV4Gがいつかは…完全に未定ですがまたそのときも楽しくやれればいいなあと思います!