【海外オフショア積立投資】Sun Lifeご紹介
以前に、インベスターズトラスト、FTLifeをご紹介をさせて頂きました。今回は、香港の保険会社の中でも老舗中の老舗のSun Lifeのご紹介をしていきます。
会社概要
正式名称:Sun Life Hong Kong Limited.
親会社:Sun Life Assurance Company
1892年設立(香港)
本社:カナダ
格付け:S&P AA-、Moody's Aa3、AM Best A+
預かり資産:1兆2220億カナダドル(約100兆円)
2020年現在で128年続く、香港老舗の保険会社の1つです。本社はカナダであり、1865年創業です。香港では日本の年金に相当するMPF(強制積立年金)のサービスプロバイダーを務めています。
Corporate Knights(カナダ)から世界で最も持続可能な企業(one of the worlds 100 most sustainable corporations)の1つとして11年連続でTOP100に選ばれています。
グループ全体の預かり資産が2020年6月30日付けの発表では、日本の1年の国家予算に相当する金額である約100兆円あります、世界の中でも大きい金融機関の1つです。日本にある保険会社でもこれほどの預かり資産を有している会社はありません。
会社特徴
先に述べた通りですが、香港では老舗の保険会社です。日本でいう、保険的な商品から日本人から見た運用にアグレッシブな保険商品まで幅広い商品を扱っており、香港の人たちには欠かせない保険会社の1つです。
保証が好きな日本人からすると当たり前かもしれませんが、海外オフショア 積立投資の会社の中でも保証が厚い会社の1つです。日本の保険会社よりも少し低めの保証で、定期預金よりも高利回りな商品を維持しています。
主な商品
Sun Lifeの商品の中で日本で有名な商品はライフブリリアンスかと思います。こちらの特徴と致しましては、定期預金と死亡保険が組み合わさったハイブリッドな元本確保型の商品です。
積立期間:5年/10年/15年/20年
積立金額:200USD〜(契約期間によって変動)、一括払いも可能
通貨:HKD/USD/RMB(元)
契約年齢:0〜65歳まで
契約期間:100歳で満期
年利:3.5%〜5%程
オプション:名義変更可能、障害給付、事故給付などあり
こちらは損益分岐点が約12年になるのですが、損益分岐点を迎えるまでプランを維持(契約を継続)する事で元本保証の商品になります。また死亡保証も契約時からつきます。
仮に年間積立額12,000USD(約130万円)の保険料で5年間払い込む契約をしたとします。始めの2年は解約返戻金が0円になりますが、死亡保証が174,000USD(1,800万円)付きます。
さらに保険会社の運用によりますが、配当がついてきます。上記の契約ですと、20年後に3万ドル(約310万円)、30年後に7万ドル(約730万円)、40年後には14万1000ドル(約1500万円)になります。複利運用のため、長期の方が増えるような設計です。
個人的な印象
Sun Lifeの商品は学資保険、死亡保険+αなどの日本の保険会社が提案してくれるような少ないリターンではなく、将来の人生設計を十二分に超えるような保険+資産形成の両面を持っているのが印象的です。
年間3%を超える固定金利の商品もありますので、日本で国債や定期預金をされている方であれば、円高のうちにリスクの低い固定金利商品に切り替えるのも資産を防衛するのにはぴったりだと思います。
保険商品を購入の場合は、申込時に健康状態などの申告が必要です。契約に多少手間がかかるので、海外オフショア積立投資を扱っている紹介者(営業マン)は提案してこないかもしれません。
シュミレーションも香港IFAを経由しないと作成出来なく、複雑ですので扱いが難しいです。そういったところで海外オフショア積立投資の紹介者の人間性や知識が測れるのではないでしょうか?
まとめ
Sun Lifeに関してご説明させて頂きました。現在は日本居住者が法律上、直接購入出来ない仕組みになっており保険会社指定の信託会社を経由しなければなりません。手間は少しかかりますが、その分保証などのメリットがありますので、資産形成の1つの手段としてありだと考えます。
Sun Lifeは商品もたくさんあり、設計も複雑です。香港IFAと直接繋がっており、知識のある海外オフショア積立投資の紹介者からの契約の方が安心です。