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【海外オフショア積立投資】積立する金額について

本日は積立する金額を算出する考え方をお伝えします。以前にこちらでドルコスト平均法をご紹介した時に積立金額について触れましたが、それを掘り下げていきます。海外オフショア積立投資では勢いで積立金額を高く設定しまっている方が多く見受けられます。

その影響で積立が続けられないという方が多く、トラブルになってしまっております。海外オフショア積立投資に限らず、国内の保険でも投資でも積立型の商品はたくさんあります。その際の金額を決める参考にしてください。

積立金額の計算法法

どんな商品でも最初の積立金額に悩まれる方が多く、海外オフショア積立投資は紹介者(営業マン)の勧められるがままに金額を決めてます。それがトラブルの原因なのですが、契約される方も知識武装して流されないようにしましょう。

積立金額の計算方法は月収(手取り)の8%〜12%の範囲が適切です。ファイナンシャルプランナーとしてアドバイスしますと、お給料の使い方のバランスは8%を貯蓄、8%を投資、8%を保険に回すのがバランスが良いとされています。

海外オフショア積立投資の場合は、"投資"を中心に考えます。商品によっては保険機能があるもの、貯蓄性が高いものなど様々です。他の金融商品や保険を契約されている方もいますので、そちらに拠出するバランスも考えつつ積立投資にまわすパーセンテージを決めていきます。

この24%の枠をすべて投資に使用してしまうと、他のものへの支出が割当てられない、まったく緊急時の資金がないなどの困った事になってしまいます。貯蓄や比較的すぐに現金に変えられる流動性のある資産も保有しましょう。

貯蓄性の高いもの
貯蓄性の高い商品は、流動性が高いものを指します。海外オフショア積立投資は、引き出せるようになるまでに平均2年、引き出し(一時取り崩し)をするに約1ヶ月かかりますので、貯蓄性には優れておりません。

そのため積立投資に回せる金額は最大でも月の手取りの14%、多くて12%、無難に10%にしましょう。貯蓄が1000万円以上ある場合は、緊急の支出にも耐えられる金額ですので16%を積立投資に回しても問題ないかもしれません。

保険機能のあるもの
死亡保障やなんらかの障害になった時に保障がある海外オフショア積立商品があります。保障がどの程度つくのかにもよりますが、こちらも同じように手取りの10〜14%程度の範囲内に収めるの良いでしょう。

資金が必要になるタイミングから逆算

人生の三大資金についてこちらでお伝えさせて頂きましたが、将来必要になる金額から逆算するのもオススメです。先行きが不透明な世の中ですので、金融リテラシーを高める意味でも投資を早いうちから経験しておくのが重要です。

家族がいらっしゃる方は、お子様が高校や大学に入るタイミングに合わせて必要な資金を準備してくことが大切です。投資に回せと言ってもそんな余裕がないと思う方は、今1度自分の月の収支を見直してみて不必要なものは削っていきましょう。住宅の購入はされない方もいらしゃいますので、ライフスタイルに合わせながら逆算して考えましょう。

独身の方の場合は、なかなか資金が必要になるタイミングというのは想定しづらいかと思います。ただ貯蓄をしているよりかは海外オフショア積立投資の元本確保型の商品などから投資を始め、知識をつけていくのがベストです。

まとめ

積立する金額についてお伝えさせて頂きました。海外オフショア積立投資に限らず、高めの国内保険に入ってしまったがために保障は万全だけど、自由に使えるお金が少ない方などもいらしゃいます。

現状ではベストな投資や保険だと思っても、金融商品は新たに作られるものもたくさんあり、そっちの方が良かったなどの声も聞きます。そういった時に備えて1つのものに全力集中で投資をせず、控えめにし、資産を分散して保有していく事が重要です。

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