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【投資初心者向け】デリバディブとは?Vol.2〜先物取引〜

少し記事更新をおやすみしてましたが、本日から復活です。以前にこちらでデリバティブの全般ついてご紹介致しました。今回はタイトル通り、先物取引について具体的な商品や取引法法などについてご紹介していきます。

先物取引とは

将来の売買について、現時点で取り決めた売買価格や数量などで取引のこととこちらでお伝え致しました。先物は買い=値が上がることの予想、売り=値が下がることの予想のどちらでも利益を得る事が可能です。

先物取引は大きく分けて、商品先物取引と株価指数先物取引の2つがあります。そして先物取引はレバレッジを活かせる取引です。
レバレッジ(Leverage)は、てこの作用の意味でして、少ない資金(証拠金)で何倍もの取引が出来る事です。

利益も何倍にもなる分、損失も何倍にもなる諸刃の剣のような取引ですが、運用のプロの方はこれを利用し、資産を膨らませます。ロスカット制度という大きな損失を限定的に留める方法もあり、上手く活用しながら資産を増やしていきます。

先物取引では、商品や取引毎に取引の期限が決まっており、この期限を限月と呼びます。限月までに決済をしない場合は強制的に決済されます。そのため先物取引は短期の運用方法と言えます。

先物取引の種類

商品先物
商品先物は金(Gold)やプラチナ、コーン、原油、ガソリン、大豆などの商品に対して投資を行っていくものです。株や債権などとは違い生活に身近な者が投資対象です。商品への投資のため、株式などの金融市場の関連性が低いのでリスク分散としてポートフォリオへ組み込まれる事があります。

株価指数先物取引
株価指数先物取引は、日経225や東証株価指数(TOPIX)などの株式市場全体の動きを表す指数の先物取引になります。株価指数先物取引の場合は、通常の株取引と違い夜間でも取引が可能です。時間は決まっておりますが、日本以外の株式市場の値動きを見ながら注文が出来るのが特徴です。

先物取引の仕方

先物取引の場合は、証拠金を担保に将来の取引を確保する仕組みになります。証券会社のご自身名義に入金(預託)する事で取引が可能になります。実店舗のある証券会社ですと、口座開設時に担当者から先物取引についてリスクについて説明があります。

最近はネット証券が多いため、ご自身でリスクや取引期間(限月)などの調査や勉強が必要ですのでご注意ください。強制決済日の前日に取引(注文)をしてしまうと、損をしてしまう可能性があります。

まとめ

実際には先物取引については詳細なルールや用語があるのですが、概要を掴むために要点だけお伝えさせて頂きました。先物取引に興味を持たれた方は各証券会社さんがコラムとして先物取引について掲載しておりますので、そちらで勉強されてみてください。

ちなみに私は先物取引と知らず原油が上がりそうだからという理由で原油の先物投資信託に手を出しました。金額は1万円でしたが、そこから自分で勉強し始めたきっけかにもなりましので、海外オフショア積立投資もぜひ始めてみて投資に興味を持って頂ければと思います。

本日も最後まで読んで頂きありがとうざいました。

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