自分の味
こんにちは。ご覧頂きありがとうございます。
今回は「自分の味を理解する」について書きたいと思います。皆さん、自分の味をしっかり理解しているでしょうか。これは料理をする上で物凄く大切な事だと、僕は思っております。
なぜなら、
自分の味を理解する事
||
味の基準を決める事
に繋がるからです。少しずつ紐解いていきます。
好きな人が多い料理、生姜焼きを例にしてみます。生姜焼きって、どこの定食屋さんで食べても美味しいと思います。しかし、味は少しずつ違ってきます。甘みが強かったり、塩味が強かったり、玉ねぎの食感だったり、こことは違うなどという点は沢山出てくると思います。味の基準が無いと、ただ漠然と美味しいと感じるだけですが、味の基準があるだけで、どこが違うか明確に分かり、調味料の割合もなんとなく分かります。頭の中で味の足し算、引き算をして、イメージとして料理ができるようになります。その結果、味の基準の幅が広がってきます。
自分の味を理解する
僕が意識していたことは、レシピの分量を見ないということです。でたらめに作っているわけではなく、大局的に考えます。作る量つまり、その体積に対してどのくらいの塩味のがいるのか、甘味がいるのか、食材のバランスなど色んな角度から考えます。自分の基準となっている味に近づけるイメージで作ります。これは何故かは分かりませんが、不思議と、他の料理の味の基準も確立されていきます。初めて作る料理でも、味のイメージがついて上手に作れた!なんて事が起こってくるのです。料理とは一つの事が上達したら他の事も一緒に上達するのです。僕が思う料理不思議の一つです。
こまめな味見
味見は沢山してください。何故なら、料理は作っている最中、常に味が変わってくるからです。
玉ねぎは火が入れば甘味が出ます。醤油は沸騰したら風味が落ちます。そういった変化に対して柔軟に対応しなくてはいけません。料理は、イメージでの味の引き算はできますが、作っている最中に引き算は基本的に出来ません。一発勝負なのです。失敗を防ぐために、沢山の味見をしましょう。料理の途中の味もしっかり覚えてしまえば、ミスはなくなり、よりイメージに近いものが作れるようになるとおもいます。
いかがでしょうか。
自分の味を覚えるメリットは大きいと思います。レシピの分量はあくまで、参考程度に見る方がいいです。料理の事について、言語化するのはなかなか難しいです。料理にもセオリーみたいなのはありますが、殆どが感覚的なものだからです。
ただ、意識を変えれば、僕が経験出来たように料理に対する感覚が研ぎ澄まされていきます。
どんどん色んな料理にチャレンジしてみて下さい。
最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
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