すぎた/sugita

都内で大学院生をやりながら研究所で脳の研究をしています。 日々感じたチップスを投稿してます

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最近の記事

学振体験録

こんにちは、すぎたです。今年の9月末(当時2024年)に学振DC1の結果が公表され、なんとか採択していただけました。学振の書類を作成するにあたり、個人的な努力はあるものの、多くの方のサポートを大いにいただいての結果であり感謝しきれない状態です。 アドバイスや添削をしていただいた多くの方への感謝の気持ちを持つ中で、自分も今後学振に挑む方々に何かしらの体験小話でも共有することで恩返しできるかなと思い立ち、このnoteを書きました。あくまでも一個人の話にはなってしまいますが、何かの

    • NeurotechTokyo vol2の個人的な開催レポート

      先日、8/17にNeurotech Tokyoというイベントの第2回を行わせていただきました。 今回はこのイベントでの出来事、僕が個人的に感じたことを思い出として残そうと思います。 ・このイベントの趣旨  NeurotechTokyoは若手の研究者や実業家をはじめとした、全てのNeurotech loversを対象として開かれたイベントを目指して開催を行っています。特に、Neurotechという先進的なテクノロジーを語る上で、多角的にさまざまなバックグラウンドを持つ専門家や

      • 理系大学生による、学業と会社経営の両立させ方

         どうも、こんにちは。すぎたです!  実は、大学3年生が始まる一ヶ月前の3月から、4年生の6月までの約1年と半分ちょいにかけて友人と共にエンタメ、IT系(Vtuberと教育を掛け合わせた事業)のスタートアップの会社経営をおこなっていました。色々と忙しいスタートアップの経営の中でも、学業もおろそかにしたくなかったので、大学を休学せず、普通に講義に出席しながら過ごしていました。  今回は、そんな僕が”どんな感じのスケジュール、時間感覚で理系大学の学生生活と、仕事を両立していたのか

        • 外研、一年間頑張ったぞーっていう話

           こんにちは。僕は大学に設置されている研究室では、”自分の知的好奇心を満たすことができない!”と考え、大学外部の研究機関で研究をスタートさせた学部4年生(執筆時)です。(詳しい経緯は→こちらをご覧ください!)  この、”大学外部の研究機関で研究すること”略して”外研”は、大学によって受け入れ度合いがまちまちだそうですが、少なくとも自分が在籍している大学ではそこまで間口が広くありませんでした。  そんな中、自分なりに外研をどうやって楽しみ、研究をおこなっていくか、四苦八苦して一

          院試備忘録

          院試を受けるきっかけから,受験勉強,対策を行ったことなどをまとめる. そんなに大それたことは書けないので,n=1の参考例として 受けるきっかけ 自分はB3から某医学系の研究所で研究をしているのだが,所属している大学では残念ながら研究所と大学院が提携しておらず研究所と連携している大学院に進学する必要となってしまいという事に直面していた. また,自身が現在研究している”脳神経発生”分野をメインに研究を行っている研究室のある大学院に進学し,同じ研究分野を専攻している同期や先輩た

          外研はいいぞぉ~の話

           ”研究室配属,自分が心の底からしたいって思えるようなわくわくする研究をしたいなあ.でも,自分の学科に設置されている研究室ごとのテーマを見てるだけだと,あんまりぴんと来ないなあ.入る大学,学部,学科間違っちゃったかなあ,,てか,そもそも自分がやりたいことって何なんだろうなあ,,”  このような葛藤,学部生のうちに一度や二度あるんじゃないでしょうか?(学部1年生の時、僕はほぼ毎日していた)そんなよくわからん中で,自分のしたい研究を考え,研究室を決めるって難しいですよね.僕の経験

          外研はいいぞぉ~の話

          大学3年生が人事採用をやってみた件

           現在自分が働いているベンチャーの業務の一環で、新規プロジェクトを始めるにあたって求人を掛けたところ、大学生から60代くらいまでの幅広い年齢の方合計200人ほどから応募をいただいた。この応募人数は、約50倍の倍率であった。  その際の採用活動の際に思った率直な意見をこのNoteに備忘録として残しておこうと思う。いつか自分が就活をするとき、もしくはこれ読んでくれてる方が就活を行う時の多少なりとも助けになると嬉しい。 (具体的に書きすぎると、僕の会社がばれてしまう恐れがあるので、

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          ハラスメントって結局なんだ

           最近というほど最近というわけでもないが、○○ハラスメント(〇ハラ)という言葉が巷でよく使われていることが話題になって久しくない。もともと使われていた、パワハラや、セクハラという一般的に使われてきた言葉だけではなく、モラルに関しての”モラハラ”、論理的思考(ロジック)に対する”ロジハラ”、このような一般的に対人同士でのやり取りから生じるハラスメントから、ユニークな有名な漫画をもじった”キメハラ”などといったハラスメントを用いた言葉が横行している。このようなハラスメントという言

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          ハリポタのアプリ広告で思ったこと

           最近、ツイッターを使っていると広告にハリーポッターのパズルゲームが出てくることがある。それ自体は正直公式かどうかあまり気にしていないのでどうでもいいのだが、少し思うところがあった。ので、少し書き散らそうと思う。  以前、ハリーポッターの舞台が行われる際に、ハーマイオニーというキャラを黒人の俳優が演じるという事となり少し議論が生じたことがあった。多くの方にとって、ハーマイオニーというキャラクターは一般的にもっともよく知られている映画にて演じていたエマ・ワトソンの様相を想起す

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          パラサイト 見に行ってきました!

          今話題の「パラサイト」を見てきました。 物語に関しての感想は、最初のうち半地下家族の長男が家庭教師を偽装し、その後家族をそれぞれの役職につかせ乗っ取っていくというところまでは見ながらある程度は想像でき、そこまでスリリングな感じではありませんでした。 しかし、後半になって、その後家政婦の前任を務めていた方の旦那さんが実際に家の地下に住んでいたことが発覚するあたりから話が一転し、人間の闇が多く見え始め、見応えが深まりました。 日本の経済発展度合いと比べれば、朝鮮戦争があったこ

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          「1917」を見に行ってきました!

          2月14日から上映されている映画「1917」を見に行ってきました。 自分自身が軍事や歴史がかなり好きだという事もあり、かなり楽しみにして見に行きました。 内容としては、WW1のフランスにおいてイギリス陸軍の上等兵が伝令の任務を受けて前線へと命令を伝えに行くというものです。 ストーリの観点だけで見ると、少し味気ないような気はします。しかし、映像に関しては戦場自体の描写や兵士の息遣いなど、実際に窮屈で張りつめた塹壕の中に映画を見ている自分もそこにいるのではないかと思ってし

          「1917」を見に行ってきました!