小学校受験 願書はいつはじめるの?

さてさて、本日は願書について書きますね。実は願書をいつはじめるかが、とっても重要です。私たちは9月くらいからはじめましたが、最終的には全校納得して書けたかと申しますと、最後は時間切れになってしまい後悔しています。

願書くらい何とかなると思うじゃないですか。いざはじめると全然進まないのですよ。もちろん、通り一遍の記載はできますし、願書の書き方講座や本も見ました。ただ、幼児教室に一次提出すると、もっと独自性のある特別なものをとの注文が入り、結果全然進まないのです。そこで、重要になるのが、家庭の教育方針をまず決め、その柱から具体的なエピソードを書くやり方です。ジャックでは、これをベストイレブンの作成といいます。メリットは、各家庭のとっておきのエピソードを書くことになるので、当然独自性があります。また、家庭の方針から論理立てて説明することになるので、第三者が見てもわかりやすい内容となりますし、お教室の先生からもより具体的なアドバイスも(もっとこっちのエピソードの方が、この学校に合っている等)もらいやすい。メリットだらけです。

一方、デメリットはまず、ちょー面倒くさいです。そもそもエピソードなんか無いんだけど的なところからはじまります。ジャックでは、エピソード作りのサポートの一環で家族で高尾山行くイベントもありました。我々はインドア派なので当然黙殺。また、願書を書くぐらいのタイミングの9月は、もう追い込みの真っただ中。ペーパーの総復習から学校別対策やらとやることだらけ。さらに追い討ちをかけるのが、願書が手書きです。マジで腱鞘炎になるくらい大変です。というか、かーちゃん苦労かけました、とーちゃん字が超絶下手なので。すいません、そしてありがとう。

ですので、願書は8月末までにはお教室の先生に見てもらって、ある程度納得のいくものを作ってもらうことが重要と思っています。尚、ジャックは赤字添削というよりかは、もっとご家族の家庭方針を掘り下げてといった、間接的なアドバイスが続いたので、一体全体どうすればよいのーと、悲鳴を挙げたくなります。一部後悔しているところはありますが、我が家は何と12校の願書を書き切りました。実は、この『数うてば当たる戦法』は、先生にもとっても重要なことよ、とほめてもらって部分です。

ただ、幼稚舎の願書の記載項目が変更という驚愕の事実が発覚。昨年までは『「福翁自伝」を読んで志願者の独立について感じるところ』とあったが、『「伝記 小泉信三」(慶應義塾大学出版会)を読んで、慶應義塾の塾風・気風(空気感)について感じる』に変更となったと知りしばらく放心状態へ。

「伝記 小泉信三」は、書籍では完売。電子書籍であることを知り、なんと9月以降に伝記を読むことに。このように折角事前に準備しても、変わることがあるので、早めにできることは済ませておくことが精神衛生上重要です。

幼稚舎に合格していないので失敗例とし、いつか我が家の願書も見てもらえるとよいかもしれません。各ご家庭の苦労はさっすることができますね。

おー息子よ。このNoteを息子に捧げても、しくじり先生になっとるよ、と突っ込まれそうな今日この頃です。

つづく。





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