小学校受験 願書苦労してわかったこと

さてさて、我が家は願書を12校書ききりましたが、結果はともあれ苦労して書いたおかげで、一つだけ力がつきました。それはずばり、保護者面接で話せるようになるということでした。この歳になると、面接官になることはあっても面接を受けることはほぼありません。もう何十年も前の就活の時以来と言った形で、ガチガチに緊張してしまうのですよね。面接の時のあるあるは、『たのむよ父ちゃん』です。言うと決めたことはちゃんと言ってよ。という嘆きをよくお母様は思われます笑。

早稲田や農大稲花は親子面接で、お子様の考査の意味合いもありますが、保護者面接となると、結構突っ込んだ厳しく質問がくるのでタジタジになります。そこで、我々親たちはまずは、模擬面接での修行を行うことになるのです。尚、模擬とわかっていても、それわ、それわ緊張します。

そんな中で助けになるのが、願書作成の家庭で何度となく、見直してきた我が家の教育方針と、とっておきのエピソードです。苦労して考えてきた甲斐もあって、緊張した中でも、これだけは体に染みついていくものです。願書は外部サービスもあるのですが、ジャックの先生方と苦労して作り上げてきたのは、このためだったのかと、改めて感じた瞬間でした。

ですので、皆さんも面接がある学校を受験する場合には、願書は超絶面倒ですが、ご家族で悩まれることこそ(かならず父ちゃんにも考えされてください)成長へのプロセスです(断言)。

尚、模擬テストですが、最終的には両親ともにジャックからは◎の評価をいただきました。これ結構うれしいです。尚、ジャックのまわしものではございませんが、模擬面接前にビデオ上映があり、『模擬面接は毎年好評をいただいておりますが、ご両親様を評価するなど分不相当との迷いもございます。ただ、本番で後悔されないように気づきを与えることができるのであれば、サポートしてあげたいとの思いから続けております』だそうです。何かジーンときた瞬間でした。とはいえ、結構模擬面接つらいです。先生方もがんばっていますね。

さて、実際の模擬の様子ですが、息子も一緒の親子面接なのです。一般的に質問の順番は、子供→父親→母親といった形になります。最後すべて母ちゃんに託す形になるので、実は父ちゃんは結構自由にしゃべれます。特に我が家では、本来なら母ちゃんが話す設定にしていたエピソードを父ちゃんが話してしまうケースが多発します。すまぬ、母ちゃん。

尚、最初模擬面接を受けたときは、父ちゃんの話が非常に短いという、フィードバックを受けました。いつも注意されていた息子が、父ちゃんはもっと話を長くしてよ、と注文を付けてきたのには笑いました。しばらくずっと、父ちゃんは話が短いから気を付けてと、口をとがらせて言ってきます。ちなみに母ちゃんはというと、やっぱり女性は落ち着いているというか、しっかりしていて、うまいのですよね。ありがとう、母ちゃん。

やっぱり、我が家は『たのむよ父ちゃん』の代表例でした。

つづく。


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