小学校受験 先生との出会い

さてさて、本日はお教室の先生との出会いについてお話しさせてください。小学校受験には偏差値は全く参考にならないと言われています。これは、試験内容自体が行動観察など、中々数値化していくことが、難しいといった側面もございます。また、まだまだ発展途上ということもあり、練習ではできても本番ではできないという点もあり、仮に偏差値が高いという模試の結果を受けてもまったく安心できないのですよね。実は我が家では、だからこそ小学校受験は一発逆転のチャンスがあると思っていました。

受験生は、模試を何度となく受けることになります。こんなところで書くことではありませんが、我が家は偏差値50にいくのがやっとで、それを下回ることが、多い状態でした(大体200位/300人)。

しかし、実は最初の模擬テストの数日後に、試験官をされていた教室長さんに、呼び止められました。『とっても子供らしくて、1番印象に残ってます』とのお言葉をいただき、『ぜひ私のクラスで見たいので、見学にこられない?』とお声掛けをいただいたのです。そのご縁もあって、慶應クラスに入ることになりました。偏差値はよくなかったのに、息子の良さを見つけてくれて、本当にうれしい限りでした。なんか奇跡が起きるのではないかとの期待が高まりました。その後は、1年間その教室長さんにお世話になりました。本当にあの時模試を受験し、教室長さんにお会いできていなければ、合格はもらえなかったのではないかと思っています(尚、繰り返しになりますが、幼稚舎はダメでした。誤解の無いように記載します。何度もすまぬ息子よ)。

ただ、受験を終えて振り返ると、我が家はけして特別なことをされたのではないのではないかという勘繰りが生まれてきます(ゲスですいません)。我が家レベルでもお声かけがあったのですから、模試でトップクラスの方には、当然更にいろんなアプローチがあるのではないかと想像しております。

あるお教室ではコネがある方を優先的に受け入れるなんてことも都市伝説的にはございます。キャンセル待ちで入れないはずのクラスで、突如入られる方もいるようで、びっくりすると言った話もよく聞きます。

ただ、一つ言えることは、どのような出会いにしろ、小学校受験ではどの先生に見てもらうか、またその先生にどれだけ目をかけていただくのかが重要ではないかと思っています。やはり、ベテランの先生にもなると、何年も子供を見ていると、一瞬のオーラでこの子は伸びしろがあると直感的にわかるようです。

これからお受験をされる方、こんな模試の成績でも私立と国立小(抽選もOKでした)に受かることができたのですから、ぜひよい先生との出会いを。

息子よ、くじ運の強さはさすがでした。父ちゃんが行かなくてよかった。

つづく。

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