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ラグビーを見て痛感した野球が今流行らない理由

ラグビーワールドカップが盛り上がってますね。普段野球しか観ない私も、テレビで日本代表を応援する”にわかファン”になっています。

聞き慣れないルールばかりのラグビー観戦。「なにが起こったんだ?次はどうなるの?何をしたら点数が入るの?」そんな私が純粋にラグビーを楽しめたのは、テレビの解説のおかげだということに気づきました。

そんな気づきを残したいと思い、noteを書いてみます。

”視聴者=初心者”前提のテレビ放送

テレビ中継で実況・解説・テロップが三位一体となって初心者向けの解説に努めていたのが印象的でした。
プレーが止まるたびに、「なぜプレーが止まったのか?」「この後のプレーでなにが起こるのか?」ということを何度でも解説してくれました。
初めて観る私でも、次のプレーに期待したりワクワクしながら観戦できたのは、私たち"にわか"向けにテレビが構成されていたからに他ならないと思います。

”流行る”とはどういうことか?

ラグビーがワールドカップを機に流行っている。
私が好きな野球はもっと競技人口が多いが、流行っていることを実感したことがない。
それは、"流行る"ということが"にわかが集まる"ということだから、そう感じているのだと思います。

野球は流行らないのか?

ラグビーがワールドカップはテレビが本気で”初心者”に向けて放送することに努め、日本代表が圧倒的な結果を出すことで日本全国に感動を与え、ファンが増えました。
一方、野球はというと、、、
実況や解説が「インコース高めのカットボールを詰まりながらも外野まで運びました。タッチアップには十分な距離。」のように専門用語を並べるスタイル。そのうえ用語の解説はほとんどありません。
これでは、「野球でもみようかしら」とはならないでしょう。
流行らせるつもりもないかもしれませんが、このままだと初心者がついていけないので、野球は流行ることは当分なさそうです。

国際試合は”にわかファン”を集めるチャンス

国際試合は新しいファンを獲得するチャンス。
2019年11月5日から始まる、野球の国際試合「WBSC premier12」に於いてどのような解説がテレビで行われるのか?注目して観てみたいと思います。