【メモ】建築業界に関わる規格の違い(JIS,JAS)

https://htonline.sohjusha.co.jp/200519-1/

住宅を建てるにあたって、2つの規格によって品質管理された材料を使っている。JISとJAS。

JIS:日本工業規格。工業標準化法に基づき制定された規格。
JAS:日本農林規格。農・林・水・畜産物およびその加工品の品質保証の規格

そのため、職人が扱う木材はJASによる管理、コンクリート、留め具、金具などはJISによる管理となる。

2つの企画は厳しさが異なり、JASの方がバラツキを認められる。そのため、現場では規格が厳しいものと、バラツキがあるものを組み合わせる必要があり、今はその調整を職人さんが現場での行っている。

いくらプレカットを進めても現場での調整が必要となるため、本当に効率化を進めるのであれば規格を統一し、現場での調整を最大限減らす必要がある。職人さんが減っている現状、作業の効率化だけでなく、こういった効率を阻害する要因も除いていかないといけない。

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