自分を信じる力をどれくらい信じている？

毎日たくさん勉強しているのに、棋力が伸びず、なかなか勝てず、もがいている人はたくさんいます。

一方では少し取り組めば、棋力がトントンと伸びていき、勝率も上がりより楽しくなっていく方もたくさんいます。

もちろん悩んでいる方でも僕や、しっかりとした先生に教わればほとんどといってもいいほど伸びていきます。

その違いはどこにあるのでしょうか？勉強の方法？才能？能力？根本的な所から見ていきます。

あなたは本当に強くなりたいのか？

初段になりたい。高段者になりたい。院生になりたい。プロになりたい。

それはもう色んな声を聞いてきました。もちろん応援したい事ですし、強くなって頂く事が僕の仕事でもあります。

ですが、どんなに頑張っても結果が出ない時があります。

それはそもそも「本当に強くなりたいのか？」という所にあります。

強くなりたいと言っている状態が好きだったり、「〇〇さん頑張っているね」と言われる事が好きだったり、強くなる所ではなく実はまったく違う所に目的を置いているという事もあるのです。

「そんなことはない」「なんてことをいうの」と反発する人もいるかもしれませんが、自分の気持ちと向き合って、聞いてみてください。

どこで満足してしまっているのか、本当に強くなりたいのか。答えは少しずつ出てくると思います。

本当に強くなりたい人は無我夢中で自分を信じて取り組みます。まずは自分の本当の気持ちを知る所から始めてみると良いでしょう。

思い込みが武器になる

思い込みといえばネガティブなイメージが先行するかもしれません。

「自分はこういう人間なんだ」とそう思い込み、なかなかそこから変わる事が難しいという事もあります。人から与えられたものも多くありますよね。「あなたって～だよね」と言われてそれが積み重なり、いつの間にかその通りの行動しかできなくなるといったものです。ラベリング効果と言われるものですね。

わかりやすい例を出すと、「男の子なんだから泣いたらだめ」と言われるようなものも一つの思い込みです。だるいですよね。でも言われ続けるとそういうもので行動しないといけないなと思いますよね。

他にも思い込みというもので行動している事は多くあります。気づいていないだけで、ほとんどの行動が思い込みともいえるようなものです。

だとしたらその思い込みによる行動というのをプラスの所で使ってみてはいかがでしょうか。「サクサクと問題を解いていける自分」になりたいのであれば、サクサクと解けるレベルの問題をたくさん用意して繰り返し繰り返し「自分にはできる」というイメージを与えていきます。その繰り返しが自分は数多くの問題にチャレンジでき、クリアしていける人間だという思い込みを作る事もできます。「できる自分」を思い込みにしてしまえば、その通りの行動が始まります。プラスの方に試してみるのも良いでしょうね。

教わって強くなる理由

僕が囲碁を教えて強くなる人はたくさんいます。もちろん技術的、知識的な面で人より良いものをたくさん取り入れられる所はたくさんあるかとも思いますが、本当に大事な所はそういった表面的な所ではありません。

生徒の潜在能力を120％引き出せるようなきっかけを作っているのです。

正直な所、上手くなるかどうかは思い込みが大きな所だと思っています。今まで勉強してきたにも関わらず、その勉強した事が上手くできないから、「上手くできない自分」という思い込みが始まり、力を出せずにいるのです。勉強しているのに強くなれないというほとんどの人が、「私は上手くできない」と思い込みをしています。

なら、僕がする事と言えば、「できる」という体験を与える事です。上達に悩まれている方であればある程度は勉強してきており、経験値がたくさんた溜まっている状態です。それをしっかりと使ってあげればいい。それだけです。

そこでようやく気付き始めるのです。「自分には力がある」「自分はここまで強くなれる」と。それがあれば、後は放置していても勝手に強くなれるものです。それくらいまず根本的な心の在り方というのは大事なものです。

中には教わったというだけで一気に強くなる人もいます。プラシーボ効果なんですかね笑

本当は皆もっと強くなれるんですよ。

もちろん教える側は「絶対できるよ」とただノリで言っているわけではありません。基本的な技術、考え方、パターンなど細かく細かくかみ砕いています。なので生徒の持つ特徴と照らし合わせる事ができ、効率よく力を発揮できるのです。良い先生に出会えると良いですね。

自分を信じて進めばいい

それがやりたいと思ったのであれば

無条件に自分を信じて

突き進めばいいのです。

それ以外は何もいらないでしょう。

僕も突き進みたい道をただがむしゃらに進んでいきます。

まとめ

てきと～に楽しんでいきます。