クリスマスにはシャケを食え
こんにちは。
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
クリスマスではフライドチキンを用意している家庭も多いのではないかと思います。
ところがその定説が2018年ごろから崩壊しつつあることをご存知でしょうか?
そもそも日本のクリスマスでチキンが食べられるようになったのは、アメリカからの文化が入ってきたためです。
古代ローマ時代では、12月になると農業の豊作を願う祭が行われており、その祭では普段奴隷の人も身分関係なく無礼講で楽しむことができたとか。
昔のアメリカでは、12月25日のキリスト誕生日に合わせ、七面鳥をローストしたものを祝ったようでした。当時、植民地の開拓のため牛や豚を自由に飼育できなかったそうです。
その文化が日本にも明治以降に伝わってきて、七面鳥はいないから鳥で!となって、クリスマスにはチキンを食べようとなったとか。
国によって食べるものは違うようで、イギリスではローストビーフ、北欧では魚、スウェーデンでは豚肉料理、オーストラリアでは夏のBBQなど、クリスマス=チキンとはなっていないようです。
多分、日本にチキンが根強いのには、企業がコマーシャルで放映したことが強いと思っていて、
・ケンタッキーフライドチキン
・モスチキン
・ファミチキ
が1970年代のテレビCMを皮切りに「クリスマスにはチキンだよね」が日本人に浸透しました。
ところが、2018年にツイッター界隈で、「クリスマスにはシャケを食え」が広がりました。
スーパー戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で怪人がノーチキン!日本人ならシャケを食え!と強要したためです。
ボクも子どもが12月に放映された戦隊を見ていたので、なかなか斬新な怪人だなくらいにやり過ごしていたのですが、
「クリスマスにはシャケを食え」がTwitterでバズり、
農林水産省もあやかって、「クリスマスにはシャケを食え」とTwitterでも公開。
一部の特撮ファンはクリスマスにシャケを食べることが公認化されたと思ったようです。
文化はどこからともなくやってきて、いつの間にか、定番化されるかもしれないという話でした。
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本当にシャケが食いたくなってきた
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今日はこのあたりで。
それではまた!
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