所有するデメリット
こんにちは!
子供にお金にまつわる話をしている、ゆうとすてす。
本日は、「所有するデメリット」というテーマでお話しします。
人って独占欲、所有欲があるのですが、結構使っていないときって多いよねという話です。
自分が持っているものでほぼ毎日使っているものって、限られていたりします。
ボクの場合は、コンタクト、ワックス、歯ブラシ、スマホ、PCくらいでしょうか。(少ない・・・)
そこで、1つの問題を一緒に考えてみたいです。
「自動車の座席」と「年末に配られるカレンダー」の共通点は?
という問いがあります。(引用:「具体⇄抽象」トレーニング細谷功氏)
いかがでしょうか?
ボクは知らなかったのですが、共通点を探すときには、特殊性に注目するといいそうです。
特殊性とは、言い換えると、一番具体的な部分ですね。
今回着目すべきは、「年末に配られる」です。
年末に配られるカレンダーの特徴として、
・年末に挨拶まわりで配られている、もしくは配られてた
・毎年デザインが違ったりする
・挨拶が主目的
・たいてい、実際に使われないこと多い
あたりになるかと思います。
次に、自動車の座席に注目します。
使う席と使わない席があります。
車を使う人はおわかりなるかもしれません。4、5人のりの車ってほとんど1か2人しか乗っていないことが多いです。
家族がいる場合でも週末に4人が乗るくらいで、商業用のように毎日のる機会ってあんまりないです。
使用する時期や頻度がまちまちだったりします。
以上から、
自動車の座席と年末に配られるカレンダーの共通するところとして、「実際に使われないものが大量に生産・消費されている」と言えそうです。
そのため、シェアエコノミーが着目されているのですね。
使っていないモノを使うことで、社会課題の解決にも役立ちそうです。
まさに、Airbnbなどの民泊サービスが2008年くらいに始まってから、「所有」から「共有」へ価値観が変わってきました。
シェアのメリットとしては、
・余計なものを持たない暮らしを実現できる
・クレジットカードなどのキャッシュレス決済が可
・初期費用が少ない
・使用していない資源を使える
・仲介手数料がかからない
用途として、
・スキル(家事、育児、知識)
・空間(ホーム、駐車場、会議室)
・モノ(フリマ・レンタル)
・移動(カーシェア・ライドシェア・シェアサイクル)
・お金(クラウドファンディング)
自分が持っているけど使わないことで、世界の誰かが欲していることって意外と多い気がしています。
法整備や安全性などの面もクリアになると、たくさんシェアであふれそうな気がしています。
日本でもシェア経済は2020年度で2兆円規模になっていて、ますます加速する見込みだそうです。
個人の時代だからこそ意識を向けたいと思いました。
それではまた!