100年に一度の転換期
こんにちは!
子どもに伝えたいお金に話を紹介している、ゆうとすです。
本日は、「100年に一度の転換期」という「一見何これ?」と思ってしまうテーマについて、歴史と紐づけて紹介します。
1939年より前の歴史はこれ👉
▼ 1939年の経済状況
1939年には、いろいろな国が競うようにお金をたくさん印刷していて、経済が良くなっているように見えていたため、国民の多くが喜んでいました。
ただ、その10年前には、世界大恐慌が起こり、ほかの国にも波及していったのは記憶に新しいです。
1939年の直後には、あの「太平洋戦争」が勃発しています。
経年的に項目をまとめてみてみると、
(1)借金金額がピークになる 1929年
(2)金利がゼロになる 1931年
(3)お金を印刷するペースが加速 1933年
(4)大きなクラッシュの後の株や金融資産の上昇 1933年~1936年
(5)大きなクラッシュ後の経済全体の上昇 1933年~1936年
(6)金融引き締めによる停滞 1937年
(7)次のクラッシュ
クラッシュとは、「暴落」のことで、株式や為替市場が落ちる現象のことです。
専門家たちは、「いつクラッシュがきてもおかしくないよね」と言っていたりします。
▼ 2020年の経済状況
で、怖いのが、現在の経済状況です・・・
1939年とウリふたつで・・・
(1)借金金額がピークになる 2007年
(2)金利がゼロになる 2008年
(3)お金を印刷するペースが加速 2009年
リーマンショック後には、金利が下げられ、お金を印刷することで借金を増やす政策がとられました!
(4)大きなクラッシュの後の株や金融資産の上昇 2009年~2017年
(5)大きなクラッシュ後の経済全体の上昇 2009年~2017年
(6)金融引き締めによる停滞 2018年
(7)次のクラッシュ 2020年~?
さらにいうと、1937年と現在のアメリカ株価のグラフがほぼ同じらしいのです。
▼ いつ暴落がきてもおかしくない!?
1939年、2020年の経済状況をみていきました。
同じような傾向を示しているので、専門家たちは、「くるよね、くるよね!と」口をそろえていっているようです。
仮に・・・
世界規模の危機が起こってしまうと、世界中の人や企業の「信用」が一瞬でなくなってしまいます。
すると、だれもお金を貸したくなくなります。
だれからもお金を借りることができなくなると、資金繰りに困ってしまって破綻する個人や会社が増えてしまいます。
その結果、個人の収入が減少し、企業の収益も減少するため、「消費」や「投資」が滞ってしまうという寸法です。
#えらいこっちゃ!
さらにさらに、
同時に破産や倒産で経済全体の取引主体が減って、経済は停滞してしまいます。
経済が停滞すると、負の連鎖で、「貸し倒れによる損失」、新たな貸出先がいなくなった銀行は破綻し、銀行が破綻すれば、お金の貸してがいなくなり、
個人や企業の資金繰りが行き詰まり、消費や投資が行われなくなります。
引き金になり得るものとして、
紛争、デフォルト(債務不履行)、金融機関の破綻などがあるそうです。
▼ ピンチはチャンス
一方、暴落がきたときはチャンスでもあって、
どういうことかというと、
株価が暴落しているということになるので、株のバーゲンセールが起こるということでもあります。
これ以上、下がりませんよという底値であるので、株を新たに買う場合はチャンスになる可能性があるということになります。
ここで、キャッシュフロークワドラントの思考(マインド)が重要になってきたりします。
👉クワドラントは、このnoteに書いてます。
いつか変わりうる金融システムに備え、お金の勉強をしていきましょう。
さて、いかがでしょうか。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました!