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なんでお金の解釈ってバラバラなの?

こんにちは!

子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。

本日は「なんでお金の解釈ってバラバラなの?」というテーマで紹介します。

お金って一言でいえば、ツールなんですけど、人によって解釈がちがうのは、面白いなと思ったので紹介します。

▼ お金の役割

そもそも、

お金とは、この社会で生きていくためのツールのことで、お金にはおもに「尺度」「交換」「保存」の3つの役割があります。

1 モノやサービスの価値を計る「尺度」

2 モノやサービスとの「交換」ツール

3 価値を「保存」できる

▼ お金の本質って

次に、お金の本当の本質とはなんでしょうか。

本質とは「信用」になります。

その信用を数値化したものがお金になります。

どういうことかというと、

1万円札は1枚を発行するのに 21 円かかるといわれてますが、ただのモノとして考えた場合、1万円札はただの紙切れにすぎません。

21 円でできるただの紙切れ1枚を、私たちは1万円という値打ちをもつものとして使っていることになります。

これは、物を手に入れる、人に貸す、ビジネスを進めるなど、必要な求めに応じてくれる信用を、国家が数値で保証しているということです。

この紙は一万円というのですよという究極の刷り込み、思い込みです。

また、人は自分の信用を基準にして、物の値段を決めていたりします。

例えば、ゆうとすに必要なものでも、あゆみさんには不要だったりします。

また、お金をたくさん扱っている人は、信用とは何であるかを理解していて、一見ネガティブにとらえがちな「ビジネスで多額の借金があります!」については、借金の金額分の信用があったから、お金を借りることができたということになります。

▼ じゃあどうして解釈が違うの?

それでは、どうしてお金に対する解釈がバラバラなのでしょうか。

親など身近な人の影響

親から「お金は貯蓄するもの」と言われて育ったことが大きかったりします。

第二次世界大戦前後は、貯金は美徳!といったスローガンがあったようですが、なかなか流行らなかったので、利率をがっとあげたそうです。

たしかに、1990年前後は、定期預金金利が5〜6%もあったりしたようで、損をすることなく貯蓄で確実にお金を増やせていました。

そういう時代を経験した世代は、リスクをとってまでお金を増やす必要はない、という考えの人も多かったかもしれません。

しかし、定期預金の金利は0.01%ほどで、インフレリスクに対応ができません。
インフレとは、物価が上がって同じ100万円でも買うことができる数量が変わります。
たとえば、アイスクリームでも100円だったものが120円になったのであれば、変える数は減ります。

お金の教育がない

親など身近な影響をうけるのは、そもそも、学校や家庭で教わらないから。

お金について身近に感じる機会が「お小遣い」や「お年玉」くらい

学習指導要領が改正されて、金融経済教育に取り組んでいて、小、中、高校ではすでに消費者教育の視点でカリキュラムが組まれているそうですが、
生徒にとっては単なる授業だし、教員にとっては1つのコンテンツという認識らしいです・・・

先代からの流れ

江戸時代には、「士農工商」という制度もありましたが、その中で最も稼いでいたのが「商人」たちです。

一方、商人はとても強欲で汚れたお金にまみれた身分だと他の民から非常に嫌われていたようです。

▼ 問いに答える

最後に大事なことをもってきたりするのですが、

これらの問に答えてほしいです。

1 あなたはお金に対してどんなイメージを持っていますか?
2 お金はほしいですか?
  それはなぜでしょうか?
3 あなたはどんな仕事でお金を得てみたいですか?
4 どんなお金の使い方をすると心地よいでしょうか?

5 あなたの将来の夢は何ですか?
  また、お金はその夢の実現をどう手助けしてくれるでしょうか?
  また夢の実現のために、お金以外に必要なものは何でしょうか?

これらの問いの答えをあなたなりももっておくこと、あるいは価値観をアップデートしていくことがイマの日本には必要だと思っています。

価値観をもっておくことで、自分にとっての上手なお金とのつき合い方を、自分で考えることが大切です。

はい、いかがでしょうか。

本日は「なんでお金の解釈ってなんでバラバラなの?」について紹介しました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!



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ゆうとす@商材を売らない金融教育者
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