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そもそも、を問う

ゆうせいです。

今日は自身の音楽表現だとか情報発信とか、「その二つを掛け合わせたもの」をうにゃらむにゃらと考えていたところ、


「そもそも何でこんなことやってんだ?」


と、ふと思ったのでそのことについて書いていこうと思います。

では早速。



私は現在、自分の持っている信念を元に私だけの世界観を感じてもらえるような情報発信をしていこうと考えてます。

そのような発信をしようと決めてからは、情報発信自体が「人生を良く生きるヒントを得るための営み」だと捉えることができました。


しかしそれ以前は、稼ぐ系の発信をして

「最速で稼ぎたい」
「大きく稼いで今の仕事を辞めたい」
「労働に振り回されない生活がしたい」

とか、心が欲望に縛られた状態で情報発信をしていました。




言うほどしてたわけじゃないですけど。


結果、稼いだ金額はノーマネーでフィニッシュ。

諦めた、というよりは稼ぐ系の発信で稼ぐのは自分には向いてない、と決定づけました。
実際に稼いでる人は稼いでるし、ゼロからでも稼げる人はいるでしょうけど、私にはできませんでした。



3年から4年くらいはやっていたかと。
その間、2人の方に教わりながら、その2人以外の方の教材も買い集めつつノウハウコレクター状態でこれがダメならあれ、あれがダメならそれ!
…みたいな感じで。




こんな人は稼げません、というテンプレみたいな発信者でしたね。




ではなぜ、私は稼ぐ系ではうまくできなかったのか、その理由を考えていきましょう。


①お金や時間をかけたから、それを取り戻すために頑張れると勘違いしていた

②楽しくないから続けられなかった

③過度な欲求喚起で本能を刺激され、稼ぐことに執着してしまった



まずは①、「お金や時間をかけたから頑張れる」とよく聞きますよね。
これは、かけたお金や時間を取り戻すとか、本気ならできるはず、みたいな常套句に惑わされて無理やり奮起して、ある種根性で乗り越えるやり方だと私は感じてます。


これをできる人は問題なく乗り越えて稼げるでしょうが、私はこうした「後がないからやるしかない」という気持ちでは奮起できませんでした。
ただの甘えか、ぐうたらなだけかもしれません。

追い込まれてやるしかなくなる、というのは「本当はやりたくないけど、やらざるを得ない」ってことなので、その義務感を大事にするのか自分の本心を大事にするのか。

その2択になると思うんですよね。


私は、本当に追い込まれた時の義務感以外では、本当にやりたいことの方を大事したいし選択していきたいですね。




次に②ですが、①と理由が被りますね。
普段は本業の仕事に勤しんでいますが、そこに疑問を感じたから情報発信の世界に興味を持ちました。

「〇〇でウン万稼げます」系の発信を見て、その成功者の言うことに心酔して、稼ぐ系のやり方に魅了されていく。


この界隈に足を踏み入れて発信を始め、続けていくけど成功者のようにはなかなかうまく事が運ばない、自分のやり方の何がいけないのかが分からず、だんだんと焦りや不安に心が埋まっていく。



そんな時にふと気がつくんです。
「あれ?働くのがイヤになってこの界隈に来たのに、結局成功者の言いなりになって自分を殺して真似しかしていない、でも稼げるビジョンすら見えない」って。


皆が皆こんな感じではないですが、それで成功できるのは波やタイミングに乗れたほんの一部の人たちのみで、多くの人は稼げないままお金と時間を浪費していくのです。


イヤなことから離れたはずなのに、また同じような状況に自分が身を置いているのって、おかしいんじゃね?
…と私は感じました。


だからこそ、自分がやってて楽しいことを最優先で続けて没頭できる方が、イヤなことを続けるよりも重要だと気がついたのです。




最後に③ですね。
これは、本当は自分がどうなりたいか、の答えをじっくり考えるきっかけにもなるので、一概に欲求を喚起されることが間違いだとは言い切れません。


ただ、欲求喚起に引っ張られて本能が短絡的に「お金を稼ぎたい」のみにフォーカスされてしまい、自分の本来の未来のビジョンを見失っている状態なんじゃないか、と私は感じますね。



数字や実績を見ることで、よりお金のことに気が行ってしまうので、自分がどうなりたいか、どう生きたいのかを考える間も取り払われる。


私が稼ぐ系をやっていた頃は、今よりもっと情報弱者だったので、稼ぐ系界隈の全体像を抽象化できず、



「人生を良く生きるヒントを得るための営み」


である界隈の活動を、別の角度から見る事ができませんでした。
そのため、欲求にしか頭が行かず稼ぐ系の成功者の教材やノウハウをやれば稼げると勘違いし、

でも追い込まれて本気出せるタイプではない、やらされてる感を強く感じることへの抵抗感もあり、稼ぐ系のやり方を諦めるしかなかったのです。





情報発信でお金を稼ぎたい、と思うのはその界隈にいる人なら誰でも思うところ。
これを、反射神経みたいに「お金を稼ぐ=幸せな人生」と決定づけるのではなく、


一旦冷静になり、お金を稼ぐこととは何なのか、稼ぐことで得られるものはそもそも何であるのか。
稼ぐことは重要ではあるけど、最優先で稼がなければ良い人生は送れないのか、充実した人生を送りながら稼ぎ方をじっくり考えていくやり方もあるのではないか。


など、自分はどうしたくてどういうやり方が合っているのかを問うていくのが、自分自身の「人生を良く生きるヒントを得るための営み」に繋がるのではないか、と思うのです。




それではまた。
ゆうせいでした。

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