ギターのFコードの形は万人共通だが、押さえ方は千差万別。具体A→抽象→具体Bに沿って思考しないと人は諦める(第40回)
どうも、ゆうせいです。
本日、仕事の最中に傷付きまくったメガネのレンズ交換をしたいと思い、JINSのアプリで調べていたら、フレームを買う値段でレンズを交換できるということだったので、新しく仕事用のメガネを買ったという、全く関係のない余談から始まる今回の考察note。
今回のテーマは「情報発信において心がけていること」について。もちろんジラ谷さんのアウトプットnoteの記事からテーマを拝借している。
いよいよ“ジラ谷ワールド”の礎ともいえるジラ谷さんの情報発信に対する意識やスタイルについて、その一部を垣間見れるnoteに出会えて私はワクワクしている。
分かりやすくまとめつつ、私なりの具体例で情報発信に活かしていきたいと思うし、読んでくれているあなたにも活かして欲しいと思っている。
それではどうぞ。
1.5%のヒントを提供して、相手自身に思考をしてもらい、95%を補完させる発信スタイル
さて、いよいよジラ谷さんの情報発信に対する意識や、発信スタイルについて触れる機会が来た。さっそく読んでいこう。
まず、この意識やスタイルをアウトプットする前提として、自分の考えていることと実際にやっていることに違いが生じないようにする、というのがある。
思考の整理をしながら、脳内で思っていることと行動をブラさず確固たる軸を保たせて世界観を形作っていく、そんな風に私は感じている。
そして、発信活動の主体はTwitter(現X)であり、そのビジネス界隈には様々なスタイルで発信活動をしている人が存在する中、圧倒的に多いのが具体的なノウハウを提供する人や丁寧なコンサルで稼ぎ方を教える人だ。
しかしながら、我らのジラ谷さんは完全に逆張りで荒れ狂う波をものともせず突き進んでいく。ジラ谷さんによれば、
ということなのだ。一体どういうことなのだ?
私も考えてみるから、あなたもぜひ考えてみて欲しい。今からシンキングタイムだ。
海馬「磯野!決闘(デュエル)開始の宣言をしろ!」
磯野「決闘(デュエル)開始ィ!!!」
※元ネタが分からない人はスルーして下さい笑
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まず5%のヒント。これはすでに持っている「ジラ谷さんのテーマや概念についての定義」とするなら、100%答えられることを5%まで薄めていき、抽象化する。
例えば「インプット」について、ジラ谷さんは100%「インプットとはこうだ」という定義を持っているけど、それを5%の状態にして提供し、これを受け取った相手はインプットについて自ら考え、自分なりにしっかりと定義付けして、相手自身が100%の状態にする、ということ。
まとめて書いてみると、
具体A(ジラ谷さんの100%)→抽象(5%で提供)→具体B(相手の100%)
ということになる。
抽象から具体Bにするには、相手自身がしっかりと思考しないと100%として受け取る=自分なりの100%の状態にすることができずに辞めてしまったり諦めたりしてしまうので、相手側の学んだり考えたりする姿勢は大事だが、提供する側も学びや思考のきっかけを作るような提供をすることが重要になる。
このことをジラ谷さんはこのように解決している。
具体的な提示をして完全に指示するのではなく、受け取る側が自由に好きな部分を持ち帰って、自分の発信活動に役立ててもらおうということだ。
それでも100%受け取った人が真面目に学んだり考えることはないだろう。けど、きっかけを作るという意味では、ジラ谷さんの発信スタイルにブレはないと私は感じている。
2.ギターのFコードをマスターした者だけがその後ギターを弾き続けられる
ギター初心者が必ずつまずく壁というものがあり、それがFのコードだ。
Fコードは人差し指で6本の弦を全部押さえ、親指以外の他の指(中指、薬指、小指)でさらに別の弦を押さえて、右手で弦をはじくことでFのコードが鳴る、という仕組みだ。
けど、初めてFコードに出会い、Fコードを押さえる形を覚えて実践してもまず綺麗に音が鳴ることはない。
いわば、Fコードは上記した「具体A」「抽象」「具体B」のどれかというと、真ん中の「抽象」だ。
なぜなら、Fコードを押さえる形は上の図のように万人共通だが、人それぞれ押さえ方が異なるからで、弦が鳴るように押さえるにはそれぞれの指の力加減や押さえる場所による。
ジラ谷さんのFコードの押さえ方(具体A)はジラ谷さんのやり方だが、押さえる形は他の人も同じ(抽象)。そしてFコードの押さえる形を教わった私は、自分なりに押さえてみる(具体B)けど音が鳴らない。
ここで、自分ならどう押さえたら音が鳴るのかを指を一本ずつ確認して、どんな力加減で、どの場所を押さえれば全部の弦が鳴るのかをしっかり身体に叩き込む必要がある。
ジラ谷さんの発信スタイルでいうところの100%(具体A)→5%(抽象)→100%(具体B)とまさに同じことが起こっている。
情報を提供する側は100%のその人の答えがあるけど、それをそのまま伝えても人が違えば答えが変わってくるので、100%そのまま伝わることはない。
何も考えずに伝えられたことをそのままやってみてできなかったら、できない原因を突き止めることは難しい。
なぜなら、考えていないからだ。
なので、100%のものを5%に薄めて提供することで情報を抽象化し、受け取る側が自分なりの100%を追求すればそれぞれ同じようで異なる100%の情報が出来上がり、スムーズに情報を提供することができる。
提供されている5%のものをそのまま受け取って無思考に活用したところでFコードのように綺麗に音が鳴らず、次第に面倒になって辞めてしまったり諦めてしまう。
なので、簡単ではないかも知れないが、手に入れた情報は自分なりにああだこうだと思考を巡らせて自分の中で腑に落ちるものに昇華させる必要があり、そうすることで発信活動のガソリンになってくれるだろう。
Fコードを鳴らせた者だけが、次のステージに行けるのだ。
良いな、面白いな、と思った情報をないがしろにせず、自分の脳内フィルターを通して自身の世界観を形作る軸にしていきたいし、これを読んでくれているあなたにもそのようにして欲しいと願っている。
それでは今日はこの辺で。
ゆうせいでした。