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私の尊敬する人。自分に合ったフィールドで力を最大限に発揮することの重要性(第43回)

どうも、ゆうせいです。


一週間、短いようで長い毎日の早朝起床とオフの時間の予定完遂。今週はマジで時間がなかった。土曜日のこの時間だけが、唯一のnote更新になっているが、本心はもっと更新頻度を上げていきたい。時間のなさを言い訳にはしたくない。


言い訳のような前置きもそこそこに、今回のテーマ「私の尊敬する人は誰か」について書いていこうと思う。ジラ谷さんは、読者からの質問に答えるという形で書いていたけど、私にはまだそんな問い合わせは来ていないので、いつものようにテーマをお借りする。

こっそり読んでる人がいたら、何でも良いから感想とか質問とか、遠慮なくコメントでもXのDMでも送ってくれたらめちゃくちゃ喜びます笑。


ジラ谷さんの尊敬する人は、当然私の尊敬する人とは全く違うしジャンルも異なるので、まずは元記事のまとめを書いて後半で私の尊敬する人を書いていこうと思う。


それではどうぞ。


1.飽くなき探究心を持ち続ける狂人、庵野秀明監督

ジラ谷さんの尊敬する人は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を生み出した庵野秀明監督だ。ジラ谷さんが庵野監督を一番尊敬しているポイントがあり、それが

「作品に対する誰よりも熱い思いを持つ、飽くなき探究心の持ち主」

ということだそうだ。


これについては、何かしらの作品を作るクリエイターの多くは必ず意識しているところだと思う。よく「神は細部に宿る」という言葉を聞くけど、漫画などの風景画を見ると「この描き込みを読者はどこまで関心を持って見るのだろうか?」と疑問に思ったりする。

しかし、自分が作り手に回ると、私は音楽の場合になるけど「こんな細かい音の調整をして、誰がそこまでじっくり聴くの?」とか思ったりする。でもそうしたこだわりがないと、クリエイターの端くれとしてちゃんと作品と向き合っていない気がして、やはり手を抜くことができない。


余談はさておき、庵野監督も自身の作品に多大なこだわりを持っており、出来上がったパートを再度一から作り直す、しかも公開日が決まっていてもお構いなし、というかなりの狂人の思考の持ち主だと私は感じた。


庵野監督のみならずだが、クリエイターという人種は

何か1つのことに死ぬほど没頭し、ある境地に達した人からは独特のオーラが感じられる。


というジラ谷さんの引用文が見事に当てはまるのだと感じる。

作品から相当こだわって作ったのだろうな、と特に感じるものについては、作品はもちろんそれを作ったクリエイターの魂がオーラとなって感じられるということだろう。

さらにジラ谷さんは、

そこには苦しみや葛藤など負の側面も多く含まれているだろう。こういった目に見えない部分だからこそ、人の凄さは垣間見えるものではないだろうか。


とも書いている。

多くの人の目に触れていないところで、苦しみや葛藤という負の側面があって良い作品が出来上がっているのを感じ取れるか取れないかで、その人の想像力や考察力を推し量ることができるだろう。


そして、ここまでして出来上がった作品を自ら顧みず、すぐに次の作品を作るべく前を向き続けているというのには驚いた。一息つく、ではないけど完成した自分の作品を一旦自分で堪能して、「良い出来だ!」と自画自賛をしても何ら不思議はないんだけど。

私はそうやって自己肯定感を上げている笑。まだまだ底が知れているなあ。


結果に執着せず、すぐ次のことに向けて行動する。


飽くなき探究心を持って作品を作り、結果を振り返らずに次の作品に向けて邁進する。これが一流の人間のなせる業なのだろう。ジラ谷さんが尊敬に値する人物だということがひしひしと伝わってきた。


2.自己理解にこだわった末に、常に上昇し続ける思考と作品を発信し続けるミュージシャン、日食なつこ

庵野監督の作品に対するこだわり、探究心を持っていつでも完成したものを破壊して創造し直すのは、私が前回具体例として取り上げたCHAGE and ASKAも似たようなことをやっていた。

とあるシングル曲の発売日が決まっていたが、アレンジに納得していなかったASKAが突然、「アレンジをやり直す」と言い出し、急遽レコーディングをし直したという話がある。


それくらい作品に対して、強いこだわりを持つことが何かを創り出すクリエイターには必須の要素だと私は常に思っている。


見出しにも書いた日食なつこというピアノ弾き語りをメインに歌うミュージシャンも、自分の楽曲に対して相当なこだわりを持っている。そして、私は彼女の書く詞に魅了されて、今現在イチオシのミュージシャンとして特に強くプッシュしている。


大前提として、ピアノの奏法が他のピアニストやピアノ弾き語りとはまるで異なり、彼女一人でバンドサウンドが成立してしまうようなピアノの弾き方をしている。そんなミュージシャンは聞いたことがない。

これは、ピアノ弾き語りをするミュージシャンが数多くいる中で、たった一つのポジションを取り、コンテストで優勝はしなかったものの審査員の目に留まり、今や契約している事務所兼レーベルを代表するミュージシャンとして活躍している。


ここにも、やはりピアノをどう弾くかという部分のこだわりを強く感じることができ、自分一人でも自分の音楽を表現できる形を自身のフィールドで作り上げて、自らの力を最大限に発揮しているのだと私は感じた。


また、歌詞の内容が自身またはリスナーの感情を激しく揺さぶるようなものが数多くあり、そこにも私は魅力を感じているし、このビジネス界隈における自己研鑽、自己成長と通ずるものがあり、気持ちを昂らせるのに大いに役立てている。


私が特に気持ちをブチ上げたい、自分の人生や気持ちに負けたくない時に聴く曲が、

・2023年のM-1グランプリのMVにも起用された「ログマロープ」
・独創性のない模倣者=彼女自身の自戒を歌った「エピゴウネ」
・社会の荒波に揉まれて自我を失っていく若者を風刺した「うつろぶね」(個人的見解)

など、下手すれば自分の至らない人生や生活、心持ちに躊躇なくナイフを突き刺してくるような歌詞を聴く度に、「このままではいけない」という気持ちにさせられるのだ。


そして、日食なつこは意図的にそうした歌詞を書いて自身への自戒も込めている。

こうした歌詞へのこだわりも、私が彼女の音楽を聴き続ける理由になっているのだ。


私自身、自分の曲を作る時には日食なつこの歌詞はめちゃくちゃ参考にしているし、世の中に蔓延するラブソングは(悪く言ったり否定するわけではないけど)人生単位で考えると大した問題ではない、と思ってしまうくらい彼女の音楽から人生そのものを自ら考えて、変えていく重要性というものを大きく感じるのだ。


これが私の尊敬する人、日食なつこである。


それでは今日はこの辺で。
ゆうせいでした。

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