生きてるだけで、ありがとう
僕は先生に言った
「最近もう死にたくて仕方がない」
先生は僕に言った
「つらい、くるしい時に自分のことを伝えるのは
さらにしんどいのに、ありがとう」
僕は先生に言った
「死にそうだったら電話するから
早まるなって止めてね」
先生は僕に言った
「ゆうせい君が死んだら
私の寿命が10年縮むから、生きててね」
僕は先生に言った
「気持ちが落ち込んでばかりの毎日だけど、
なんとか踏ん張っているよ」
先生は僕に言った
「ゆうせい君がいるだけで十分なんだからね
人は存在するだけで花丸
踏ん張ったごほうびの日々がくるよ」
もう少しだけ頑張ろうと思った。
はやく来るといいな、ごほうびの日々。
みなさん、今日も
存在していてくれて、ありがとう。
フジタ
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