見出し画像

会社のお金のことを知る

事業計画書に必要な収支計画表
そこに出てくる最低限のお金に関わる言葉を、経営者初心者でもわかりやすいようにまとめてみました。

私自身、株式会社の代表取締役をしておりますが、お金の勘定が苦手です。
ゆっくり文章を読むことも得意ではないし、
今まで、雰囲気と自分の感覚と勢いで行動してきたのかもしれません。
私と同じように、お金の勘定が難しい。わかっているつもりだったけどわかっていない。わかっていないことすらわからない。
なんて人にこの記事を読んでもらって、少しでも一緒にお金の理解が深められれば嬉しいです。

では、終始計画表に出てくるワードを見てみましょう!


売上高(売上)


本業の売上によって得られた収入のこと
一期会計における収入の合計額

売上原価


=期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高
仕入れや製造にかかった費用は商品が売れた際に計上

粗利益


=売上総利益
商品サービスの販売価格から原価を差し引いた金額

販売管理費


=販売費+一般管理費
商品やサービスを販売・管理するのにかかる費用
※一般管理費=オフィス賃料+光熱費+管理部門人件費
※販売費=営業部門の人件費+交通費+商品運搬費+広告宣伝費+販売手数料

人件費


=給与+賞与+役員報酬+退職金+法定福利費+福利厚生費
企業活動において人に関わる活動費全般のこと
※法定福利費=社会保険料+労働保険料
※社会保険料=健康保険、厚生年金保険、介護保険
※労働保険料=労災保険、雇用保険

法人税


法人が事業所得に対して課税される国税

当期利益(=当期純利益)
1年間の事業活動の中で得られた利益から代入代金や人件費といった全ての経費や税金を引いた金額のこと
これがプラスであれば「黒字」となる

総資産


会社が持っている全ての資産のこと
資産=負債+純資産
純資産=流動資産+固定資産+繰越資産
※流動資産=現金、預金、売掛金、有価証券、棚卸資産(在庫)、前払金、未収金
 一年位内に現金化できるお金のこと
※固定資産=土地、建物、ソフトウェア、特許権、出資金
 継続的な使用や投資が目的で1年以上保有するもの
※繰越資産
 会社法によるものと税法によるものがあり、どちらも一時的な出費
 会社法によるもの:創業費、開業費、株式交付費、社債発行費、開発費
 税法によるもの;公共施設の負担金、資産を貸借するための権利金

自己資本


=資本金+資本余剰金+事業によって得た税引後の利益(利益余剰金)
貸借対照表における純資産のこと

借入金


=借用証書、約束手形等
他者から借りたお金のこと

どうでしたか?
少し理解が深まったでしょうか?
実は、私も売上原価と当期利益の部分が若干理解できていないので、もう少し調べてみようと思います。
最後まで見てくださった皆さん、ありがとうございました!
ここ間違っているよ!勉強になったよ!などあれば、ぜひコメントお待ちしております!

いいなと思ったら応援しよう!