RFI:Request for illustrations
こんにちは、Yusakuです。前回はIP、Brand and Cultureを執筆しました。MEGAMIではMEGAMI Art LicenseによってIP(Intellectual Property)の一部がホルダーに付与されています。そのIPをベースにBrandが、ひいてはCultureが作られていくものと考えています。Cultureへの貢献はETHを稼ぐことよりも、大きな利益になると結論づけています。
今回はRFI(Request for informationではなく)、Request for illustrationsです。私は過去にイラストご依頼を1度したことがあり、@sisosoupさんへのRecometでのご依頼が2回目となります。以下、ご依頼の際に意識していたことです。*上記の画像は以下Recometリンクから見られます。
Why, What, Howの3つの軸で考える。
Why:なぜこの方?→作者の作品をよく見る。
イラストをお願いする際に、想像や場面を思い浮かべたうえで、ある程度内容を伝えたいと思ってしまいます。Recometでこれまで描かれた作品の中で、キャラクター、動作、構図、色、書き込み等を見ていました。今回想定していたイラストですと、動作や構図が重要になると思い、それらを重視して描いていただけそうな方を探していました。
What:全てお任せ?→目的や用途を明確にする。
Recometの依頼文章を見ていたところ、MEGAMI Derivativesの場合、対象のMEGAMIは指定するも、あとは好きに描いて欲しいという依頼がそこそこ見られました。個人的な考えですが、描いてもらう以上、その方の今後の実績や依頼につながるようにしたいと思っています。そのため、自身の意図や目的を達成しつつ、その方の得意そうな内容であることを前提に、依頼をしたいと考えました。
How:どうやって描いてもらう?→ラブコールはETHで。
私はお願いする立場なので、どうやってやる気になってもらうか、という意味合いでここでは記載しています。基本的には得意なことをしていただくつもりなので、イヤな気持ちにはなっていないのでは?と想定しています。とはいえご依頼となるとETHの授受が発生します。Recometではオススメ金額の記載があるのでありがたかったのですが、私はご依頼する時の最終判断として、相場の倍以上を出せるかどうかを自身に問いかけています。それが最終的にやる気になってもらう原動力にも、本気度を伝える事実にもなると考えています。
自分が見たいかどうか
カッコつけて書いていますが、上記のご依頼では3つの条件が揃ったからお願いしたというわけではありません。MEGAMIのJapanese Bob With Foxy EarsとMiko Dressでソートすると6体しかいないことがわかり(Hand Signは皆Foxというのも気がつきました)、みんなでダンスしている姿を見たいなと思ったのがきっかけです。それから巫女装束と合わせると定式幕が合いそうだなと。スポットライトと紙吹雪を描いていただけたのはSISOSOUPさんのセンスで、素晴らしいと思いました。*以下MEGAMI Galleryリンクでソートしてみてください。
RFIと題して、イラストをご依頼する時の自身の思考プロセスについての執筆でした。ただし依頼をしたいと思うきっかけは本能的なものであり、それを実現するための手段として上記3つの考え方をお役立ていただけますと幸いです。
以上です。