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MEGAMI Art License Use Case 6

こんにちは、Yusakuです。前回はMEGAMI Art License Use Case 5を執筆しました。10〜11月は行楽の秋でした。M3やデザインフェスタISTNFへの参加をしました。また作成中のグッズについていくつか言及をしました。

年の瀬になると今年は早かったと、毎年思います。あっという間に過ぎ去ってしまいました。12月は公私ともに良い意味で忙しく京都旅行にも行けたのでよかったです。今後の参考にしつつ、現時点でできたグッズの紹介をするnoteとなります。

Foxy Miko in winter


Recomet参照URL:https://recomet.io/request/EJ5iOzW7g0xKC4Nf9m1U

冬のテーマとしてこのようなFoxy Mikoが見れたことがとてもよかったです。グラデーションのある背景と手元からたち昇る湯気から冬のしんしんとする寒さが伝わります。神社からの帰路につく様子で、瓦屋根の街並みの中を歩いているようです。こちらを振り返るのではなく見返ることでうなじが見え、もう会えないかのような儚い雰囲気を漂わせつつ、流し目が妖艶さも感じさせます。

イラストの感想を微に入り細に入り言及することをなるたけ控えてきました。言葉がイラストのイメージを決めてしまうことを避けたいと考えていたためです。私と違う感じを他の方が受けたとしても、それは間違いではなくそれはそれで正しいはずです。展示会の解説を読んでから作品を見るか、その逆をするかの違いというのが別の言い方になるでしょうか。

問題として私がどう感じているのかが伝わらなくなる。言葉によって私以外の方々の感性に制限をかけないようにすることで、私以外の人に私が思っていることが伝わらない。だから私以外の感じ方に制限をかけないことで私の感想も今回は書きました。

ニッチな話もしますと、小説家の小野正嗣さんの2013年に書かれた日経新聞コラムのプロムナードを読み返したというのも理由の一つとしてあります。

残念ながら日経にタイトルはあるもののアーカイブがありません。一言一句自分のメモ帳に保存してあるため、引用という形でこちらで紹介します。

商談であれ、学会発表であれ、外交交渉であれ、言葉で行われる。映像や画像はあくまでもその補助的な役割しか果たせない。ある画像を見ると、「ああ、これね」と<わかった気がする>。その意味で、映像、そして音楽も<直接性>の体験である。だがこの<私>自身の固有の体験、<わかった>内容は、言葉によって<媒介>されなければ、他者に共有されない。

目にした瞬間、聞いた瞬間に自分を襲った感動や悲しみがうまく伝えられないとき、<言葉にならない><筆舌に尽くしがたい>と我々はもどかしく感じる。だが、それは言葉が必要だということの何よりの証だ。言葉にできないからこそ、試みなければならないのだ。でなければ、せっかくの体験も永久に<私>に閉じ込められたままである。

読むことで、我々は絶対に入り得ない他者の<内面>に入ることができる。そして書くことで、今度は自らの<内面>を他者に伝え、同時に自己と自己の生きる現実を相対化して眺めることができる。言葉は我々を解放する。

2013年6月21日:日本経済新聞プロムナード小野正嗣「言葉は我々を解放する」

Foxy Miko in the four seasons

sisosoupさんに1年間にわたって作成をいただきました。一番左のFoxy Mikoを描いていただいたことがきっかけでした。モチーフとしてはジェネラルですがミュシャの四季のようなイメージが浮かびました。一番左を春として、夏、秋、冬をそれぞれの時期にRecometでご依頼しようと考えました。

ご快諾ならびにご対応をいただけたsisosoupさんには大変感謝しております。NFTという形でもまたNFTでなくとも作品をご依頼ができる機会をまた作れるように精進します。

MEGAMI 2024年カレンダー

個人利用の範囲であれば、ご自由にご活用ください!全て私がホールドしているMegamiです。2月と5月以外はそれなりに意味を込めて選びました。

1月:初詣
3月:イースター
4月:新学期
6月:梅雨
7月:夏
8月:盆
9月:秋の名月
10月:鈴鹿サーキット
11月:行楽の秋
12月:コミックマーケット

京都旅行

伏見稲荷大社に行く目的で京都旅行に行ってきました。冬の京都には行ったことがなかったので、タイミングも良いかなと思いました。

Foxy Mikoはお稲荷様のお使いです。お稲荷様の総本山が伏見稲荷大社となります。その後、三条にあるマリベルに行ってきました。そのまま東に移動して、京都市美術館に行って、夜は南に下って、祇園で食事をしてから1日目は終わりました。

2日目は嵯峨嵐山周辺を巡りました。冬の渡月橋も綺麗でした。よく晴れた日だったので桂川もきらきらと輝いていました。人はそこまで多くなくちょうど良い感じでした。

20231217筆者撮影

その後数カ所回りましたが、中でも広隆寺がよかったです。広隆寺に弥勒菩薩半跏思惟像があることは知っていましたが、広隆寺が嵐山周辺にあることを恥ずかしながら知らずでした。

誇張のように聞こえるかもしれませんが、人生で一度は行くべき寺だと思います。霊宝殿では一千年という月日を越えた国宝と重要文化財が並んでおり荘厳です。千手観音像と弥勒菩薩が向かい合うような形で配置されており、その間を通ること自体に緊張感もありました。

MEGAMI掛軸

4つの季節のFoxy Mikoの掛軸も完成しました。しっかりと飾るための場所を見つけたいと考えています。

20231202筆者撮影
20231221筆者撮影
20231221筆者撮影
20231221筆者撮影

以上です。

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