【秒で30万溶かした実績あり?】FXが怖いと言われる3つの理由と、大負けが確定する5つのNG行動とは?
そもそもFXとは?
FXとはForeign Exchange(外国為替)の略称で、単純に言い換えると、どこかの国のお金を、どこか別の国のお金に交換することです。
日本においてはFXのことを「外国為替証拠金取引」と言われていて、証拠金という取引額の一部を預けることで外国為替の取引をできるのが特徴です。
証拠金を預けることで、資金が少なくても大きな金額で取引できるため稼ぎやすいのが特徴です。これがいわゆる「レバレッジ効果」と呼ばれるもので、大きく稼げる反面でFXが怖いと言われる理由のひとつにもなります。
FXが怖いと言われる3つの理由
判断を間違えると大損する
初心者には難しく利益を出しづらい
ギャンブルと化しやすい
判断を間違えると大損する
FXを怖いと言われる理由のひとつに、判断を間違えると大損するリスクがあることです。為替レートは突如として大きく動くことがあり、レバレッジやロット数によっては一瞬で数万円から数十万円が動くこともあるため、一瞬の油断で利益が反転して大損することもあります。
また、証拠金残高が足りなくなるほどトレード中に損失を受けると、それ以上の損失を抑えるために強制ロスカットが行われる可能性もあります。強制ロスカットが実行されると、その時点で損失が確定してしまうので注意が必要です。
初心者には難しく利益を出しづらい
FXでは過去のチャートを元にして将来の値動きを予想して投資するのですが、テクニカル分析も難しければファンダメンタルズ分析も難しいうえに、経済指標や要人の発言によっても大きく値動きするため、初心者がいきなりFXを初めて利益を出せるものではありません。
たまたま取ったポジションが良くてビギナーズラックので利益を出せることもありますが、継続して利益を出すことは不可能ですし、次に説明するギャンブル化しやすい原因にもなってしまいます。
ギャンブル化しやすい
極端に言ってしまえばFXはこの先の値動きで上がるのか下がるのかを当てるゲームのような側面があり、ともすれば「半丁博打」のようになってしまいます。
単純に価格が上がるか下がるかを予想して投資するので勝率は50%だと思われますが、前述したように様々な要因によって思いもよらない値動きをするため半丁博打のようにはいきません。
また前述したように、たまたま取ったポジションが良くて何度か利益を出せたことに気持ちが奢ってしまい、FXが簡単であると勘違いしてしまうのもギャンブル化しやすい原因のひとつです。
そして何より怖いのがメンタル面によるギャンブル化です。
誰しも損はしたくないものですが、損失を早く取り戻そうと無駄なトレードをしたり、レバレッジやロット数を増やして過去の損失を一発で取り戻そうなどギャンブル魂に火が付きやすい投資であることもFXの特徴なので注意が必要です。
これら3つの怖いと言われる内容を私はすべて経験済みです(汗)
一瞬の判断ミスで相場の反転を見逃してしまったのは仕方ないとしても「いや、また相場が戻るはず」と根拠のない相場の再転換を信じて反転を待つも損失は拡大し続けてあえなくロスカット・・・。
その損失額10万円(汗)
「あれ?30万円じゃないの?」と思いましたよね(^_^;)
そう、一瞬で溶かした10万円をこともあろうかすぐに取り戻そうと慌てて入金してハイレバレッジで勝負に挑み、さらに傷口を広げてしまいました。
その他にもEAと呼ばれる自動取引でも幾多もの失敗を繰り返し、重ねた損失はここでは言えません(笑)
大負け必至!FXにおける5つのNG行動
FXを始める準備段階での失敗
資金管理における失敗
情報源による失敗
マインド(メンタル)による失敗
トレードによる失敗
1.FXを始める準備段階での失敗
まずはFXを正しく理解することが前提です。
始めようと思えば口座を開設するだけで簡単にFXは始めることができますが、勉強をまったくしないでFXを始めてしまうほど恐ろしいことはありません(汗)
相場は上がるか下がるかの二択ではありますが、ギャンブルのようにランダムにそれが行われているのではなく、その値動きには必ず理由があります。
世界情勢やトレーダー心理、時には為替介入など国絡みで相場に入ってくることさえあるので、それを勉強しないで半丁博打の気分で参加すると大負けが確定してしまいます。
2.資金管理における失敗
まず最初は「取引に使えるお金を準備すること」です。
これは多額の資金を準備すれば良いということではなく、仮に全ての資金が消えてしまってもメンタルが崩壊しない金額を考えて準備することです。すなわち「余剰資金」であり、FXに使って無くなったとしても生活に支障がでない金額のお金です。
FXを始めるにあたり大金を準備する必要はありません!
他の投資では資金が多ければ多いほど利益を出しやすいのですが、FXの場合もその側面はありますが、まずは少額の資金からスタートして利益が出ても損失が出てもメンタルが振り回されないお金を使って、徐々に相場感を身につけることが大切です。
またFXにおいては「レバレッジ」をかけることで少額でも大きく利益を狙えるメリットがありますが、これも初心者の段階で大きなレバレッジをかけることはリスクが高いうえに、メンタルが上手く保てなくなる原因になるので注意が必要です。
トレードに慣れないうちにレバレッジを高く設定すると、相場感が身につく前に資金が底を突くことになりかねません。
3.情報源による失敗
FXに関する情報はネット上にもSNSにも溢れかえっています。真偽のほどはわかりませんが、億超えトレーダーなどキャッチーな名称を使ってSNSで相場の予想や手法の紹介などしている人もたくさんいます。
それらが全て嘘であるとか悪いと言いたいのではなく、相場は誰しも必ず読めるものではないし、絶対に勝てる手法なんてのもありません。
FX初心者の場合、自分の考えやスキルでトレードをすることに自信が持てず、SNSの発信内容や、ひどい場合は情報商材などのツールを使ってトレードをしてしまうこともあります。
かく言う自分もその一人でした(汗)
「バックテストで50万円を完全放置で5年で500万にできるEAを格安で提供します」みたいな宣伝に騙されて購入してみたものの、それで笑えないレベルの大損をしたのは私です(笑)
※バックテストとは過去の値動きを基にして売買の戦略を考察すること。
※EAとはFXトレードを自動で行ってくれるツールです。
FXで大負けしないためには情報に流されず、基礎からFX学んで自分の相場感を軸にして取引スキルを高めることが大切です。
4.マインド(メンタル)による失敗
実はFXで一番大切なことはマインド(メンタル)であると言うトレーダーも少なくありません。
あくまでもFXは投資であってギャンブルではない、勝つこともあれば負けることもある、その繰り返しの中で少しずつ資金が増えていく。
これが正解ですが、やはり人間は欲の生き物なのでつい大勝ちを狙ってレバレッジを高くしたり、負けを取り戻そうと無理なトレードをしてしまったりしてしまいます。
勝とうが負けようが一喜一憂することなく自分の決めたルールに則り淡々と取引を行い、メンタルを一定に保つことがFXで大負けしないために大切なことです。
5.トレードによる失敗
トレードによる失敗は色々ありますが、基本の基で言えば損切りができないことと、損切りルールが確立されていないことです。
損切りとは、狙っていた方向とは逆に相場が動いたときに、損失がいくらになったら切上げるのかを決めて行うポジション整理のことです。FXで大負けしないためには損失を小さく抑えるために、自分で損切りルールを決めてそれを守る必要があります。
初心者あるあるですが、損することが受け入れられず「いつか相場が戻るはず…」と損切りをしないでポジションを持ち続けることで、取り返しのつかない損失を出してしまうことがあります。
他にも有名な失敗例ですと「ポジポジ病」と言われるものがあります。
まさに病気のようなもので、常に利益を狙いたいがゆえにポジションを常に持ち続けていないと落ち着かなかったり、損失を早く取り戻したいがためにポジションを取りすぎてしまうことを指します。
※たまたま連勝しているときも発症しやすいので注意
FXはたくさんの取引をすれば利益が出せるわけではなく、相場に確定要素がないからこそ自分なりの根拠を持って取引を行わなければいけません。
そのためには一つの手法を突き詰めて学習する必要があったり、通貨ペアの特徴を理解して取引する通貨を一つに絞るなど基本的なことが大切となります。
FXで着実に利益を出し続けるのに必要なこと6選
デモ口座で練習を重ねる
トレード手法やスタイルを決める
通貨ペアの特徴を理解する
相場感を養う
資金管理の徹底を図る
取引結果を見直す
1.デモ口座で練習を重ねる
FX口座によってはデモ口座が使えるものがあります。
デモ口座では実際に自分のお金を使うことなく、架空の口座でFXトレードを練習したり手法を試したりすることができます。FX初心者はまずデモ口座を利用してトレードに慣れることが大切なので、FX口座を開設するならデモ口座が用意されているところを選びましょう!
デモ口座を使うメリットは自分の資金を減らすリスクがない状態でFXトレードを実践できることです。早くFXで稼ぎたいと思う衝動を抑えて、自分のトレードスタイルを確率するまではデモ口座で練習するべきです。
新しい手法を試したり、実践と検証を繰り返したいときにとても便利です。
2.トレード手法やスタイルを決める
100人のトレーダーがいれば100通りの手法があるとも言われるくらいトレード手法は多岐にわたります。またトレードスタイルも自分にあったものを選ぶ必要があります。
トレード手法についてはネット上でも検索することでロウソク足の読み方など色々と出てきますが、莫大な利益を煽った怪しい情報商材などもあるので注意して選ぶ必要があります。
トレードスタイルは大きく別けて
スキャルピングトレード
デイトレード
スイングトレード
長期トレード
があります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、初心者にはデイトレードかスイングトレードがおすすめです。
3.通貨ペアの特徴を理解する
FXトレードは2つの異なる通貨の組合せで、その価格の変動を利用して利益を出していく投資方法ですが、ペアとなる通貨それぞれに特徴があるので理解して選ぶことが必要です。
「メジャーな組合せだから…」
「値動きが大きいから利幅も大きそう…」
「この組合せの通貨は面白そう…」
みたいに適当な考えや発想で通貨ペアを選んでいては利益を出し続けることはできません。しっかりそれぞれの通貨ペアの特徴を理解して、自分のトレード手法やスタイルに合ったペアを選ぶようにしましょう。
4.相場感を養う
相場感を養うには実践と分析が必要です。
相場を分析するには「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」を知る必要があります。
テクニカル分析とは、チャートの動きを分析して今後はどのように値動きするかを予想することです。ロウソク足などの形状を見て判断したり、移動平均線を基準にしてみるなど方法は多種多様です。
ファンダメンタルズ分析とは、経済ニュースや経済指標などの発表によりチャートの動きを分析する方法です。
取引している通貨にとって良いニュースや悪いニュースなどで値動きが起こります、それを分析することで利益を狙います。
FX口座の中にはファンダメンタルズ分析に使えるツールが内蔵されているものもあるので、初心者はそのような口座を開設すると良いでしょう。
ファンダメンタルズ分析に便利なFX口座はこちら
5.資金管理の徹底を図る
資金管理の徹底を図ることはメンタルの維持にも繋がるうえに、大きな損失を被ることを防ぐことにも繋がるので重要です。
自分が使えるお金の範囲内で資金を準備して、けして借金をしてまでFXにのめり込まないことは当然のことですが、利益を追い求めるばかりにレバレッジなどで無理をしないことが大切です。
また損切りルールを決めることも資金管理のひとつとして大切なのですが、慣れるまでは自分できっぱり損切りできないのもFXあるあるです。
そのような場合は「決済逆指値」を常に設定することで自動的に損切りすることができるので、損切り割合(パーセンテージ)を決めてポジションを保有するたびに設定することをおすすめします。
6.取引結果を見直す
FXトレードはその取引で利益が出ても損失が出ても、とにかく取引結果を見直す癖をつけましょう。
「今日の取引で2万円も儲かった!ラッキー」で済ますのではなく、どこでポジションを取ってどのような相場の動きをしたことで利益の確定ができたのかを見直して次のトレードに活かすことが大切です。
損失を出したときも「今日は運が悪かった…」とか「今度は勝てるでしょ!」みたいに感情論で済ませるのではなく、なぜ損失が出たのかチャートを見直したり、そのときの経済指標などをもう一度確認するなど結果を分析することが必要です。
このような積み重ねがFXで利益を着実に出し続けるためには必須となります。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では初心者が感じる「FXが怖い」と言われる3つの理由と大負けにつながるNG行為について説明してみました。
FXが怖いと感じる理由については
判断を間違えると大損する
初心者には難しくて利益を出しづらい
ギャンブル化しやすい
などがあり、どれも大きな損失を被る可能性があるため初心者がFXに対して恐怖を感じてしまいます。
またFXで大負けしやすくなる要素について
準備段階
資金管理
情報源
マインド
トレード
の5つの項目に別けて説明させていただきましたが、これを理解してFXを始めると大きな損失や失敗を避けることができると思います。
FXはともすればギャンブル的な投資となりえますが、リスクを正しく理解して正常な取引を心がければ安全にしっかり利益が狙える投資でもあります。
FXが怖いと感じている方々は、ネット上にあるようなFXで人生を踏み外したり破綻してしまった人の口コミや体験談をそのまま真に受けて、自分も同じような道を辿ってしまうのではないか?と恐怖感が強くなっていると思われます。
もちろん、そのような末路を辿った方々と同じやり方をすればそうなる可能性も高いですが、正しくリスクを理解して対策を講じれば、逆にFXのメリットを活かして短期間で高利回りも可能となります。
リスクを最大限に抑えながら大きく利益を伸ばせるFXに取り組んでみませんか?