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映画「ビューティー・インサイド」

韓国映画「ビューティー・インサイド」を
紹介します

ストーリーは

家具デザイナーのウジンは
毎朝起きると性別年齢
国籍に関係なく
別人の顔に変わってしまう
珍しい病気にかかっています

ある日
家具店で働くイス(ハン・ヒョジュ)に
一目惚れしたウジンは
彼女をデートに誘うことに成功します

ウジンは顔が変わらないように
寝ないで過ごし
イスとの距離が近づきますが
3日目にとうとう寝てしまい
また別人の顔に変わってしまいます

この映画では
ウジンの毎日変わる顔の俳優さんに
えっ?と思うようなスターが
次々登場することも
見どころのひとつで楽しめます


私は幼い頃
かくれんぼをして遊んでいるときに
うっかり隠れている人の場所を
オニに教えてしまったことがあります
(反則にもほどがありますが)

何故そんなひどいことをしたのかは
覚えてないのですが
当然隠れていた人に
「yuuちゃんおしゃべりなんだから」
と言われてしまいました

今となっては
大したことではないのですが
その時はその言葉に
とてもショックを受けて
「よけいなことをしゃべってはいけない」
と口をつぐむ癖がついてしまいました
「無口になる」仮面をかぶる
きっかけの出来事になりました

人は大人になるまでに
いくつもの仮面をつけるようになります


親に愛されるために
いい子の仮面をつけたり

友達に嫌われないように
自分の意見を言わない仮面を
つけたりしているうちに
何枚の仮面を重ねているかも 
忘れてしまいます

その仮面を取るときは
いつなのでしょうか
気難しい仮面をかぶってる
おじいさんは自分を守るために
心に怯えた子供を
抱えているのでしょうか


映画の中で
ウジンはイスに
自分の病気のことを伝えます
イスもウジンのことを
好きになりますが
あまりにコロコロと
顔が変わってしまうことに
戸惑いを隠せません



外見もその人の
大切な要素ではありますが 
心の中にしまってある
楽しい記憶や悲しい記憶
誰かとの思い出を
どう受け止めるかが
その人らしさの素に
なっているように思えます


ウジンのように
顔が変わってしまう人と恋愛するためには
お互いの弱さを認める優しい心が
必要なのかもしれません






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