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【IIDX】アリーナモード生存戦略・逆張り選曲の強み

みなさんこんにちは。

前回は全員格上の理不尽バトルで使える差し込みのテクニックを紹介しました。

今回はこちらを応用して、相手が「格上・格上・同格」というハーフビハインド下での戦い方を1つご紹介します。

シンプルにこの場況での負けパターンの共通点を見ながら、対策していこうかなと思います。
※場況(=ばきょう:場の状況のこと)
※今回も有料記事ですが、全て無料で見れます。タメになったと思ったら慰めの1クレをお願い致します。

(再三になりますが、アリーナ獲得CPは「各対戦相手との着順比較」で決まり、マッチングした対戦相手とクラス差があれば獲得CPに補正がかかり、以下のようになります)


・同クラス
勝ち+50 負け-50 引き分け±0

・クラスが1つ上の相手
勝ち+60 負け-20 引き分け+20

・クラスが2つより上の相手
勝ち+60 負け-10 引き分け+30

・クラスが1つ下の相手
勝ち+40 負け-50 引き分け-10

・クラスが2つより下の相手
勝ち+30 負け-50 引き分け-20


■意外な事実

では、前提として格上2人それぞれの自選では1位・相手の選曲で2位を取って3ptずつ所持し、自分と同格の2人はその曲目においては1ptも取れないものとして、
このとき、自分・同格が「同系統を得意とするプレーヤー」で「それぞれ同傾向の得意譜面を自選で投げたとき」に起こりうるパターンが以下の通りとなります。
(EXスコアが同点のレアケースは除いてます)

①それぞれの選曲が格上2人に刺さらなかった場合
→お互い0ptで同立3着確定。

②格上1人に刺さった場合
→1人には刺さったがもう1人には刺さらず、それぞれの自選2曲とも格上の1人に取られてしまい、それぞれ自分と同格のどちらかが2位を取る場合です。

このとき、格上プレーヤー2人のポイントは以下のように固定されます。
・1着 7pt/2着 3pt 
もしくは
・1着   5pt/同立1着   5pt

→こうなると自分と同格の2人が3着を争うので、

A:2位を2回とる→2pt単独3着
B:2位1回→1pt同立3着
C:2位0回→0pt単独4着

のどれかになります。

※Bの状況で、自分と同格がそれぞれ1曲ずつ2位を取った場合、「獲得CPは①の0pt同立3着と変わりません。」


③格上2人に刺さった場合
→同格の2人がそれぞれの自選で1位と2位を取る場合です。ほぼありません。

そのとき格上の2人が3ptずつ勝ち点を持っているので、
A:1位2回→4ptで単独トップ
B:1位2位1回ずつ→3ptで全員引き分け 
C:2位2回→2ptで単独4着

のどれかになります。

注目すべきは、このうち「自分が4着終了するパターン」が、「格上1人以上に自分と同格それぞれの自選がどちらかでも刺さった場合」に限る部分です。

結論、「この場況(格上・格上・自分・同格)では格上相手に刺しにいく選曲をしない方が得」=逆張りが正解ということです。


■引きの選曲で単独3着をもぎ取ろう

さらに、自分・同格の自選が2曲とも格上に刺さった時は、2曲どちらも同格に勝たないと単独3着になれません。

・この場況で単独3着での獲得CP
+30〜+10
(ハーフビハインドでは単独3着以上が黒字)

・同立3着での獲得CP
-20〜-40

・単独4着での獲得CP
-70〜-90

もし、自分が自選で得意曲を選ばなかった場合、同格の選曲1回勝負になります。
そうすると、同立3着の可能性が減り、CP獲得率が上がります。

わかりやすく言うと、
単独3着条件が「同格の自選曲を2位以上で勝つ」こと1回きりになるため、
上の②のパターンだとABCの3つのうちAのみ=3分の1がCPプラス域だったところが、
1回勝負での決着=2分の1になるということです。


■じゃあ同格が自分と違う得意傾向のときは?

相手の苦手曲を選んであげることで解決です。


■最後に

対人戦においては、相手に苦手を押し付けるのが勝利へのセオリーです。逆に言えば、苦手を減らせば対人戦に強くなれるということです。

ただ、BPLのように課題曲やジャンルが決まっているわけではなく、何投げたって許される環境下で苦手分野がない人なんて(我々クラスでは)ほとんどいない筈です。

そんな中で、逆張り選曲をすることが実は戦術として優秀な場況があることを、記事をご覧いただいた皆さんにお伝えできれば幸いです。
そして、この記事を活かして皆さんがアリーナを有利に戦ってくれたらもっと幸いでございます。

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