【音ゲー】地力の真理・地力の上げ方について
みなさんこんにちは。
前回書いたこちらの記事の続きになります。
(https://note.com/yuryam777/n/nbef0711a6e7f)
---
よくある「地力」の説明として、
「認識」して脳に伝達してから「押す」この一連の力がそれですみたいな説明をよく見ますよね。
正直、それだけだったらシンプルに「反射神経」ってことになっちゃいませんかね。
ちなみに、前の記事で紹介したブログの筆者はこれを「譜面認識力」と表現していました。
確かに見てから押すまでの処理能力はそう言って差し支えないと思います。
ですが、漠然と地力上げにおすすめの曲はこれ!みたいなのばかりで、「地力」そのものについての説明は特にされていませんでした。
今回私はそんな謎に包まれた地力の真理に迫ります。
---
本題に入る前に、私自身のちょっした紹介をしておこうかと思います。
IIDXは比較的新しめのバージョンでSPADAから始めました。
自宅に家庭用やBMSをやる環境はなく、
現在もゲーセンに足繁く通いアーケードのみをプレーしています。
皆伝取得まではかれこれ7年掛かりました。
(なんでそんな掛かったのって話なんですけど、それはまた別のところで話します。)
---
私がIIDXを始める前はjubeatプレーヤーでした。
音ゲーはjubeatが初めてでjubeatしかプレーしていない、昔で言うとこの指厨って言われる部類でした。
今でもなお、凛として咲く花の如くはjubeat初出(はつひので)だと思っています。
始めたての私は、上手くなる方法なんてのは全くわからない状態でした。
そんな時、当時最先端だったSNSのmixiで上手いプレーヤーとマイミクになれたので地力の上げ方について聞きました。
その回答は至ってシンプルで、
「赤譜面(IIDXでいうとこのアナザー)を全て触りなさい」とのことでした。
理由は、様々な譜面傾向の曲をプレーすることでとにかく色んな配置・BPM・判定に慣れることが認識力の向上に不可欠だからでした。
---
本題に入ります。
高難度の譜面が何故難しいかって話なんですが、
私は「どう押せば良いか分からない状態」にプレーヤーが陥っているからだと考えています。
その状態には、BPMが早すぎてフィジカル的に間に合わない、配置が難しい、リズムがわからないなど、様々な要素を孕んでいます。
私は、これらの要素一つ一つへの対応力を「地力」と定義するべきだと考えます。
---
では改めて、地力を上げるためには何が必要かを考えていきましょうか。
例として現行のIIDXSP十段合格に必要な地力の要素について簡単に考えます。
■Super Rush
・BPM190の8分同時押しを見切る力
・16分トリルを拾う力
・複合して降ってくる皿を拾う力
・ハマったときのリカバリーをする力
・1791ノーツを捌く力
■Sense2007
・BPM140の2連打を拾う力
・複合して降ってくる皿を拾う力
・ハマったときのリカバリーをする力
■Colorful Cookie
・BPM180の繰り返し譜面を見切る力
・同時押し含みの16分を見切る力
・ハマったときのリカバリーをする力
・1773ノーツを捌く力
■AAリビルド
・BPM180の16分をリズムキープし続ける力
・ちょっとしたデニムを捌く力
・ハマったときのリカバリーをする力
・1820ノーツを捌く力
こうして要素を考えると、ある程度のノーツを捌く力とハマりのリカバリー力が必須です。
よって、十段達成への地力上げは1800ノーツ前後の曲に慣れていくことと、そのプレー中ハマった際にリカバリーする力をつける重点的な練習が有用だとわかりますね。
楽曲の譜面ごとにどんな要素があるか着目し、一つずつ押せない要素を減らしていくことが地道ながらも上達への近道というわけです。
---
しかしながら、そういった譜面傾向だったり難しい部分に注目することだったり、要素がわかったとして練習には何やるのが良いのかなんてのは挑戦段階ではわかるわけないですよね。
そこまで理解できるレベルならとっくに合格してるって話です。
そういうのはTwitterで知り合いの皆伝の上手い人とか、ゲーセンにいる皆伝の上手い人に気安く聞いちゃって良いと思います。
(そういう人いないよって人、私にジャンジャン聞いてほしいです。宜しくお願いします。)
---
音ゲーの最大の楽しさは、今まで出来なかった譜面や曲ができるようになること。
これで間違いありません。
今回、こちらの記事で私が考える上達理論の一端をご紹介させていただきましたが、少しでも読んでいただいた方の上達の手助けとなれば大変幸いなことでございます。
今後も音ゲーの上達に関する内容だったり別の内容だったりを書いていこうと思います。
引き続き、宜しくお願い致します!
→次の記事です
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?