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言葉狩りとは?

インターネット時代の現代は言葉狩りが激しいという。確かにそうかもしれない。でも言葉狩りってなんだ?紅葉狩りと何が違うんだ?

言葉は正しく使わないといけない。それもそうだ。だが言葉は変わっていくものだ。誰が今の時代に「ねんごろ」なんて言葉を使う?生物の進化論のように言葉も自然淘汰にさらされる。いつも言葉は時代の潮流の中に失われていく

言葉の端を切りとるというのは、それはくだらないメディアのやることと同じだ。人はくだらないニュースに対して、下手な切り取り、使いまわしのインタビュアー、色で、形で錯視させるようなグラフ、それらを馬鹿にするくせに、自分は中身も見ず、外面の言葉に喰らいつく。「自分の事は棚に上げて」という最たる例だ。

言葉はいつだって人が使っているんだ。言葉の裏側を常に歩くべきだ。だからこそ言葉狩りという言葉こそ死語になるべきだ。

…確かに、思ってないことは口に出せない。でも、それでも言葉を狩るというのは言葉を殺すことだ。言葉は生き物なんだ。

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