見出し画像

【日常】2022/04/12 久々にお出掛けお出かけした日、半分忘れてます

この記事を開いてくれてありがとうございます。
私「はる」のことは自己紹介記事を読んでいただけると、この記事の内容もよくわかると思います。

毎回、記事を書くときは、私の自己紹介の記事を読んでくださっていること前提で書いております。ご了承ください

前置きが長くなってしまいましたが、今日あったことをありのままお話します。

久々のお出掛けでした

2022年4月12日。この日は元々母が美容室を予約していて、それに乗っかって、妹2人とともにその辺をふらりとウィンドウショッピングしようという計画を立てていたのです。

そうあくまで計画。

そして計画って、絶対予想外の事が起こるんですよね。

だってね、私、目覚めたら椅子に横になっていて、妹がお昼に予約してくれたお店の個室にいたんです。

はて、なんか知らない場所にいるぞ?
母も妹2人も、心配そうに私を見てる。
私はまた何かやらかしてしまったのか…?

脳内は急速回転を始めます。逆に身体は震え始めます。
何度経験しても慣れない…決して慣れたくはないんですけどね。

そう、ストレス性健忘の症状です。

私は12日午前中の記憶がとんでしまった

妹が私に何かを話していました。口パクです。なぜ口パク?いや、でも音は鳴ってる。

聴こえも悪くなっていました。たまにある症状なので、家族はすぐに「今私の耳がちゃんと聴こえていない」と察してくれました。

妹がスマホで文章を打って、画面を見せてくれました。

「今日は12日。お母さんの髪切に来たんだよ。分かる?」

…なんだって?それは明日の予定でしょう?何を言っているのか。
お母さんを見ると、今まで長くてバサバサしてた髪が、スッキリまとまってショートになっていました。

ここまで来ると、認めざるを得ませんよね。
今日は10日でも11日でもなくて、予定を立てていた「4月12日」だということを。

そしてもうお母さんは髪を切り終わって、私は妹たちと歩き回って、ご飯を食べに予約したお店に来たのだということを。

しかもね、なんだかお腹がいっぱいなんですよ。
妹が予約したのは、ちょっと奮発したコース料理。
私がお腹いっぱいだったのは、もうすでに前菜も副菜もスープも平らげてしまったあとだったから。

何よりも、食べたことすら覚えてないのに、お腹の圧迫感だけがそれが事実だと主張している…私自身の身体が憎かった。

妹たちもお母さんも「はるはちゃんと食べていたよ。すごい量だったから、もういつもの1食分位は食べたかもね」って言ったんです。

そうだろうね、お腹苦しいもの。でもね、何食べたか覚えてないよ。
「美味しいって言って食べてたよ」
そうかもしれないけどね、美味しいって満足したことを覚えてないんだから、悲しいだけだよ。

うーん、この感覚・感情は、同じ病気にならないと伝わらないことなんだろうな。

私は諦めることをとうの昔、それこそ小学6年生の時にはしてきました。
言っても、困らせてしまうな。

せっかくみんな楽しみにしていた外食、私のせいで台無しになってしまったのに、これ以上ぶち壊しにしたくない、その思いだけでした。

とりあえず目の前のメイン料理をいただこう

「食べられそうなら、好きなものだけでも食べて。美味しいよ」
家族の言葉に促され(この間もずっとスマホで会話)、メイン料理と向き合いました。

大きなお肉が2枚。芸術的とも言うべき盛りつけをされた野菜とソース。
美味しそうだけど…お腹いっぱいなんだよな…

半分だけ、いただきました。お店の人に本当に申し訳なかったけれど、全部残すのはもっと罪悪感があるから、美味しいと思える範囲でお肉も野菜も味わいました。

デザートは、お店の人が気を遣ってくださって、持ち帰りにしてくださいました。その気遣いが、本当に嬉しかった。

最悪のお出掛けになってしまったと思っていたのに、家族のサポートとお店の方の心意気に、とても楽しい思い出に変わりました。

レジで支払いしている時に、なんとか店員さんにお礼を言おうと思ったけれど、言葉が出てこなかった。
緊張と疲れがピークだったんですね。
支払いが終わって、目があった店員さんに、少しだけ長く会釈しました。
また行きたい、そんなお店と店員さんたちでした。

もう一つ、最悪のお出掛けから浮上させてくれることがありました。
帰りがけに寄ったコーヒーショップ。
妹たちが注文している間、お店をキョロキョロ見渡していた私はきっと怪しい人だったでしょうけれど。

見つけたんです。私がとっても大好きなもの。

「素敵なガラス作品展示会」のリーフレット

キラキラして見えました。色とりどりの模様が、とても複雑なのにこれがガラス作品?
すぐにリーフレットを手に取り、その美しさにうっとり。

さっきまですごく悲しかったのに、この展示会に行く未来のことを考えていました。
今日の数時間を忘れたばかりなのに、ですよ?

私は、ハンドメイドをしているからか、いえ元々子どもの私は大好きだったんです。
絵も書道も、作品と呼ばれる芸術も、音楽も、自分で作ることも。

絶対この展示会を見に行きたい!
すぐに妹たちに言いました。
妹たちはニコニコして「お姉ちゃんこういうの好きだよね。いいじゃん、行ってきなよ」

いつもはどこに行くにも体調優先、外出は慎重に・・・な家族。
お母さんもお父さんも、快諾してくれました。

4月12日を振り返ってみたら

私はとっても現金な性格なんでしょうか?笑
小学6年生の私はそんなことなかった(むしろ嫌なことあったら引きずる)と思うんですけどね。

日常的に記憶がなくなることがある、ストレス性健忘。
何がストレスか?分かればいいんですけどね。
何がトリガーか分からないから、困ったものです。

でも今日は嫌なことばっかりじゃなかった。
メイン料理は美味しかったし、持ち帰りにしてもらったデザートも美味しかったし、これからの予定に楽しみな展示会が追加されました。

私は今日も病気と闘って、元気に1日を終えました。
それだけで、花丸です。

終わりに

初めて日記のように、1日を綴ってみました。
ストレス性健忘があろうが、うつだろうが、適応障害だろうが、毎日生きてます。

今後も、私が病気と闘っていく毎日を発信していきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。

それではまた別の記事でお会いしましょうね!



いいなと思ったら応援しよう!

はる@うつとストレス性健忘とハンドメイド
あなたの記憶に、「私」が残っていたら、「私」がちゃんと生きていた証です。 どうか、覚えていてくれますように。