イベント開始まであと6日!
こんにちは、編み物作家haruです。
ジャパンハンドメイドオークション(4/1~)開始までのカウントダウン!
あと6日です。
指折り数えて…なんて、小学校の遠足みたいです。
1年に1度、全校生徒で歩き遠足がありました。
片道4~5キロの道のりを1年生~6年生まで全員で歩きます。
目的地は森林公園。
高学年のお兄さんお姉さんたちが低学年の子たちと手をつないでサポートします。
ヘロヘロになりながら、それでも一緒に歩くのが楽しくて仕方ない遠足は、みんなが楽しみにしていた行事でした。
そんな遠足のようにジャパンハンドメイドオークションが楽しみで仕方ないです笑
ジャパンハンドメイドオークションについて、どんなイベントなのかは、前回の記事でお話しました。
今日は、なぜこのイベントに参加しようと思ったのか、ギリギリまで挑戦するか悩んだ私の気持ちを綴っておきます。
何かしなければという焦り
このイベントの詳細を知ったのは、2月の終わり頃です。
年が明けたと思ったら、もう2ヶ月が過ぎるのか…
何もしていない
何も変わらない
病気が回復するわけでもない
編み物作家としての活動も十分ではない
病気の発信も上手くいかない
身体が言うことを聞かない
小さな記憶障害も積み重なってきている
過呼吸発作も頻繁に起こるようになってきている
私はこのままでいいのか
将来は、未来は、どうなるのか
不安しかない状態でした。
「ゆっくりいこう」と自分に言い聞かせても、どうにもならない焦りがありました。
今もそれは同じです。解消したわけではありません。
ですが「ジャパンハンドメイドオークション」に出品すると決めてからは、がむしゃらに毎日をひた走っていたと思います。
最初は「焦り」を解消したかったのかもしれません。
私は頑張っている、と自分で思いたかったのかもしれません。
だから、毎日がむしゃらに動いていた自分の不調を見て見ぬふりをしていたのかもしれないと思います。
動かない身体と悔しさ
ジャパンハンドメイドオークションに出品するという目標ができて、自分がやりたいこと、もっと勉強したいこと、発信したいこと、毎日考えて行動して…
「今」を変えたい
その気持ちだけで動いていました。
そうしているうちに、過呼吸が頻発するようになって、過眠の症状が強くなって、イライラするようになっていきました。
身体はとっくに限界だったんだと、今なら思います。
いきなりアスリート並みの筋トレをしようとしても、普通はできないですよね。
出来たとしても次の日には全身筋肉痛になって長続きしないでしょう。
私は身体の不調を見て見ぬふりをしてしまった。
身体はたくさんSOSを出してくれていたのに。
3月中旬に差し掛かる頃、私は熱を出すようになりました。
最初は風邪かと思っていたのですが(実際に風邪だったのかもしれませんが)、微熱がずっと続きました。
身体のだるさと、高熱というわけでもない微熱が続く日々。
ストレスによる発熱です。
作品を編まなきゃいけない
情報収集もしたい
勉強もしたい
作品の写真も撮らなければ
説明文を考えなければ
記憶障害があっても、うつ病でも、出来ることがあるんだから
動かない身体が、自分の弱い部分が、悔しくてたまらなかった。
このままでは私は病気に負けてしまう、そう思っていました。
支えてくれた人たちの言葉
病気の発信をしているとは言っても、こんなにマイナスな考えやネガティブな気持ちを誰かに話すことは出来ませんでした。
私は「病気について知ってもらうこと」と「ありのままの自分を知ってもらうこと」を頭の片隅では分けて考えていたのかもしれません。
こんな自分では嫌われてしまう
嫌われたくない
病気についてマイナスなイメージを持って欲しくない
前向きに捉えられることだけを発信できたら
都合が良すぎる考え方ですね笑
自分のことしか考えていない、「ありのまま」とは程遠いことをしていました。
そんな私は、よからぬことを考えました。
「身体の調子が悪いから、作品を作れないから、今回のイベントに出品できなくても仕方がないのではないか」
自分で決めておきながら、挑戦すると宣言しておきながら、最後は己の病気を言い訳にしようとしたんです。
この考えに至ったとき、自分が本当に嫌な人間だと思いました。
うつ病でも出来ることがある?
記憶障害があってもやれることがある?
病気について知ってもらう?
編み物作家として頑張っていくと決めた?
今まで私が発信してきたことの全部を自分自身が否定してしまったんです。
私はやっぱりできない、って。
私は嘘つき野郎が嫌いです。
言い訳する人も嫌いです。
自分が、嫌いです。
自分に腹が立ちました。嫌いな人間に、自分がなってしまったことが、諦めようとしていたことが、少しでもよからぬ考えを持ってしまったことが。
そんな時に、声を掛けてくださった人たちがいます。
私のこんな状況なんて知らなかったと思うけれど、何かを感じ取ったのかな?と思うくらい、いろんな人が声をかけてくれました。
私の挑戦を応援してくれている人たちです。
頑張ってるんだね
無理しないでね
素敵だね
自分も頑張らなきゃって思った
元気をもらった
刺激をもらった
ありがとう
応援しているよ
「頑張れ」じゃなくて「頑張っているんだね」
私が頑張っていると、見守ってくれていて、認めてくれる言葉。
自己承認欲求、なのかもしれないけれど。
私、ちゃんと頑張っているんだな
自分で自分の頑張りを認めることができた瞬間でした。
やっぱり挑戦したい
自分が頑張っていることを自分で認めることが出来てから、それまでの疲れが出たというか、身体は全然動かなくなって3日ほどベッドの住人でした。
心のストッパーが外れたからか、涙は出てくるし、熱は出るし、イベントの登録締切まで時間がない!という状況なのに、全く動けませんでした笑
だけど、不思議と今までの「衝動にも似た焦り」はなくて。
ちゃんと休んで身体を回復させよう
元気になってからでも遅くない
今できることをやろう
私が出来ることをすれば、イベントに参加することだって出来るんだ
病気があったって、調子が悪くたって、私ができることをしよう
しっかり3日休んで、締切までの数日はちょっと無理をしました笑
でも寝込むほどの無理をしたわけではないです。
締切ギリギリでもいいから、間に合わせること
高望みはせず、今の私が出来ることだけに集中すること
ちゃんと休むこと
周りを頼ること
作品は妥協しないこと
そして最後に
このぐちゃぐちゃの気持ちも全て、見てくれている人たちに伝えること。
頑張ろうと決めたのに、一度は諦めようとしてしまって、応援してくれる人たちの言葉に救われて、また頑張ろうと思えました。
編み物作家haruができること
ジャパンハンドメイドオークションは、有名なハンドメイド作家さんたちがたくさん参加しています。
私はほぼ無名の自称編み物作家です。
ほかの作家さんの作品が眩しく見えるし、サイトで隣に並んでいるのも不思議なほどです。
だけど、ひと編みに込める気持ちは、有名だとか人気だとか関係なく、私の精一杯です。
ひと編みひと編み丁寧に
大切な人のために
あなたのために
編む。
途中で諦めようとしたり、すぐに身体が動かなくなったり、未熟なところがたくさんある人間です。
それでも編み物作家を名乗ると決めた。
編み物作家haruは「特別」を届けます。
ジャパンハンドメイドオークションでこれから出会う人たちに。
応援してくれる人たちに。
家族に。
胸を張って宣言します。
私は、あなたの「好き」を形にする編み物作家です。
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