人の第一の目的とすべきは生活を正すことにある
こんにちは。
まっちことおっさん(@matchicchi)です。
おっさんの家には、
壁に貼ってある紙が2つあります。
そのうちの1つがこちら。
経年劣化しないように、
クリアファイルに入れて、
それを画鋲で止めてますw
書いてあることは、
「天子から庶民にいたるまで、人の第一の目的とすべきは、生活を正すことにある」
という文言です。
天子というのは、
中国の皇帝であり、王様です。
この紙、壁に貼って、
もう10年になります。
おっさんはこれを見ながら
坐禅しています。
■儒教の聖典の言葉
おっさんはこの言葉を
「代表的日本人」という本で知りました。
なんでこんな言葉を貼ってあるかって?
人生における大事なことが詰まってる言葉だなーと思うからです。
今の世の中って、やりたいことやれとか言うじゃないですか。
でも、やりたいことやれって言われても、何がやりたいのかわからない。
やりたくないことはやらなくちゃいけない。
そんな日々の葛藤のさなかに出会ったのがこの言葉でした。
「生活の目的を生活そのものを正すことに置け」
なんか禅問答みたいですが、おっさんは初めてこの言葉を見た時に、
ピキーンときました。
そっか!生活を正すことを目的にすればいいのか!
単純なおっさんは、やりたいことがわからないから、一先ずやれることとして、生活改善を試みたわけです。
※試みただけです。できているとは言ってません( ˙-˙ )
■なぜ生活を正すことを目的とするのか?
生活を正す=規則正しい生活と思っていただいていいと思います。
「規則正しい生活」っていうと、小学校の標語みたいですよね。
もはや形骸化してしまったものみたいで嫌なんですが、
大人になって、最も大切にしなきゃいけないことはコレだなと思いました。
なんで規則正しい生活を大切にしなきゃいけないんでしょう?
おっさんなりの理解だと、
生活を正す → 心が正される
心が正される → 常に冷静で、適切な判断ができる
適切な判断ができる → 真の力を発揮できる
真の力を発揮できる → 誰かに貢献できる。
誰かに貢献する → 自分自身が幸せになる。
というロジックです。
人に思いやりを持てとか、
隣人を愛せよとか、
常に笑顔を絶やさずとか、
世の中にはいろーんな“美徳”というものがあります。
それら美徳を支えてるのって
自分の日々の生活なんですよね。
誰でも体調が悪かったり、
寝不足だったり、
お腹が減っていたり、
疲れ過ぎたりしてると、
“つい”
人にツラくあたっちゃったりするじゃないですか。
そんなことにならないように、日々の生活を正すこと。
「これが全ての源である」って言われてる気がします。
■生活を正すってどういうこと?
では、生活を正すって何するの?
ってなりますよね。
これまたおっさんなりの理解を書くと、
・適切な量の睡眠を取ること。
・適切な量を規則正しい時間に、栄養バランスの良い食事を取ること。
・定期的に適度な運動をすること。
・心を整える時間を持つこと。
・深い呼吸を心がけること。
はい、耳タコですね。
なんも面白くないですね。
おっさん、そこそこ生きてきましたが、
本当に大切なことってなんも面白くはないって気づきました。
いかに基本をしっかりやれているか?
マインドフルネスやら、呼吸法やら、トレーニングやら、食事療法やら、いろいろ言われてますが、基本はなんも変わってないんだなーということがよくわかります。
基本が一番難しいです。
■あとがき
冒頭にも書きましたが、おっさんあの紙を家に貼って10年経ちますが、誰にも説明したことありませんでしたw
そもそもこれって儒教の聖典と呼ばれる「大学」という本の一節なんですが、そんな本読んでる人いないじゃないですか。
たぶん誰にも理解されないだろーなーと思ってきました(^^;;
※大学は四書五経の1冊です。これは一緒になってますが、大学と中庸はそれぞれ四書五経の四書の一つです。大学・中庸・論語・孟子=四書。書経・易経・詩経・礼記・春秋=五経
少しでも何か感じるものがあったら嬉しいです。
おわり
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それでは、それでは。
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