「の」のんびり・法面(のりめん):俳句幼稚園
のんびりとくらしつむぐやつわのはな
のりめんのしばしとどまるおちばかな
「の」から詠む。「のんびり」春の「長閑」に抵触しそうな気配もあるけれど、そういう厳格な解釈は棚に上げて、ゆっくり・余裕を持って日々の生活を楽しみたいみたいな気持ちもある。
句作は当然、今よりも上達したいっていうか向上を目指したい気持ちはあるけれど、プロになりたい・俳人になりたいわけではない。自分の目に映るものや自分の心況など表現できれば、くらいの気持ち。ゆっくり・のんびり歩いて行く。
2句目、山間地なので、こんな景色をよく見る。法面はコンクリのブロックで固めてたり、金網を張ってあえて植物に根を張らせて固めてたり、落ち葉が固まってへばりついていたり、隙間から雑草が生えていたり、何気に通り過ぎる景色だけれど人の手が入って、自然もあって。