季語・紫雲英 春コート:俳句幼稚園
ひぐれまでげんげつんだりしゃべつたり
夕暮れのげんげそめゆくそらのいろ
1句目、春ののどかな頃、幼なじみと道草してレンゲの花を摘んだりたくさんおしゃべりした、そんなことを思い出して詠んだ。紫雲英(げんげ)という言葉は初めて。レンゲ草はお馴染み。色も佇まいも素朴で可愛らしくて好き。
2句目、段々に陽が沈んでゆくとき、空が赤くなっていく。一面の紫雲英が空を染めていくような景色を空想してみた。
はるこーとこじゃれたみせのよやくとる
かたろぐのさらりきこなすはるこーと
1句目、車での移動がメインの田舎町に住んでるとコートってあまり縁がない。どちらかというとジャケットとかブルゾンとかカジュアルなものが多くなる。少しお洒落をして出かけようかって感じ。
2句目、それでもファッション雑誌とかネットとか、いろいろチェックしてこういうの着てみたいな~なんて憧れることもあってモデルさんが着こなしてるのは素敵だな~みたいな。あまり出番はないけれどスプリングコートの軽やかさは魅力的。
今週はリアルな仕事がいっぱいいっぱいで、登園が少し滞ったけれど、やっと追いついた感じ。トラブルなく、順調な時には移動の車中なんかで、ぼんやりと作句や推敲ができたりするんだけれど、気持ちと時間の余裕は大事だな~って感じる。
今日は金曜日。明日は休日。