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調身 調息 調心③

調身 調息 調心
ヨガインストラクター養成講座で習ったことを書きます。


アーサナ(ポーズ)では、坐る、立つといった単純な坐法も意識を集中しておこないます。
雑にならないように、心を調え、リラックスすること。
呼吸法では、より長く深くを意識しながらおこないます。
ヨガのアーサナでは、呼吸を意識することが大切です。

呼吸法は自宅でも、仕事場でも、移動中でもどこでもいつでもできます。
時間に追われバタバタしたときこそ意識的な呼吸を心がけます。
そうすることで、心や脳を瞬時にリセットできます。


一見すごく簡単に見え、誰にもできることの中に、より高めていくヒントがあります。
美しく坐ること、立つこと。呼吸が乱れず調えば、自然と活力も充ちてきます。

ヨガでは、肉体を制するものは精神であり、精神を制するものは呼吸であると言います。
眼で見えることに違いを感じるならば、精神の状態ではより大きな違いがあるものです。これらを感じるのも日々の積み重ねです。

自ら気づくことこそに価値があります。ひとつひとつ丁寧に指導される、教わることに慣れて”気づきの感度が鈍る”ことにならないよう自らの体験を積み重ねていきます。


人間の神経は機能的に、2種類あります。
ひとつは、自分の意思で自由に各器官を働かせることのできる脳脊髄神経、もうひとつは自然に働く自律神経。

呼吸が乱れるということは、自然の流れから逸脱する。つまり病気のはじまりは、呼吸の乱れからでもあります。

呼吸法だけでなく、日常的に自然のリズムを感じることが大切です。

規則正しい、早寝早起きなどは、まさに正しい自然のリズムを作っていきます。

良いリズムが習慣となれば、活力(エネルギー)も湧いてきます。
時間がないときでもまずは呼吸を調えればOKです。



脳科学からの学び
脳を使わないと衰えることは皆さん知っていますよね。記憶の司令塔、前頭前野や、海馬の機能を鍛えると脳によい影響があるとのことがわかってきたそうです。そのコツが書いてあったのでシェアします。


1️⃣日記、to doリストに、自分の不安な気持ちごと、やらなきゃいけないことを書く。

例えば、明日は上司と会議があるけど気が重いなぁ〜。ちゃんと伝わるように今から要約しておこう。など気持ちとタスクを組み合わせて書くと、自分の気持ちを自分でカウンセリングすることができるそうです。

また、集中する場所をいくつか用意しておいて、場所を変えて勉強すると集中力が増して捗ることがあるので、お気に入りの場所を何個か用意しておくといい。


2️⃣心を込めて家事をする

例えば野菜の千切りを心を込めて丁寧にするとか、楽器演奏、手作業など、あえて新たなこと、ややこしいことに挑戦すると活性化される。
アーサナを指先まで心をこめて美しいポーズを目指すことは、ここにも繋がっているのかもしれません。
そして、掃除や家事を、昨日より丁寧に仕上げる、10分以内に終わらせるなど、ミッションを自分に作り出したり工夫して前頭前野を鍛えるとよいそうです。




3️⃣ぼーっとする時間を意識して作る

忙しい時ほど、脳はボーっとする時間を必要としているため、自然の中を歩いたり、森や湖の写真を眺めたりすると脳が休まり、前頭前野の機能が増すらしいです。
また、ぼんやりしている時ほど、イヒっ!とひらめく脳の部位も活性化するそう。
散歩やゆっくり入浴をして、何も考えない時間を予定として組み込むことも大切なんですね。

#丁寧に家事をする
#脳の疲れを癒す
#脳活性化のヒント

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