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【ゆるてつメモ】2024.05.01「コスパが良くなることで失われるものはある?悪いものを選ぶ時ってどんなとき?」(byふうね)

【問出し】
①コスパを良くしない方が良いことってありますか?どんなこと?
②コスパばっかり考えてる人生は逆にコスパ悪かったりするの?
③コスパは量か質か(漫画、ウーバー、サービス)
④価格、時間などの条件が全く同じ、かつ同じ人間がする経験でも、
その人の気持ちの状態によってコスパが変わる事がある気がする。
皆さんにもそんな経験はありますか?
⑤コスパが良くなることで失われるものはある?
コスパ悪いものを選ぶ時ってどんなとき?
⑥コスパを念頭に置いて生きているか?


【哲学対話】

・最近コスパについて考える出来事2つ。
①会社の勉強の教材:「短期集中!コース」「じっくりコース」 
→ コスパを取って本質を取っていないんじゃない?
②ネイルサロンに通い始める(7,000円/回くらい) 
→ ネイルサロンで大事にされている感覚を含めて買っているな。
=コスパ悪いけど別のものを買っている

・コスパ悪い方を選びたくなる感覚、共感
(例:スマホはiphoneだったり、ブランドの洋服など)
Q.どこまでがパフォーマンスでどこまでがコスト?

・自分では生み出せないことにパフォーマンスを感じる。
(例:自宅でできる料理にはそこまで重きを置かない。 
ファミレスなどの食事はコスパ悪いと感じる 
⇔ 手のかけられているお店だと価値を感じる)
Q.コスパってどこに感じる?

・商品のコスパならお金で測れるから、わかりやすい。
パフォーマンス:見えない、測れないものが乗っかってくるから難しい。
コスパだけで商品を判断したくない気持ちがある。
「読書がコスパいい」意見に対し… 
→ せっかく読んでも全然覚えていないものもあり、
自分のせいでコスパ悪くしている気もする。
生きていることがコスパ悪い 
→ コスパ悪いことに慣れていた方が生きやすくなると思う

・自分の中でコスパ悪いものを選ぶとき、人が関わるような気がする。

・自分がコスパを考えなくなるとき:
「ご褒美」という経験として買うとき(例:ネイル、デパコス)

・「日常のコスパ」⇔「非日常のコスパ」、
 「得意な行動」⇔「不得意な行動」 
→ それぞれコストのレートが異なりそう。
非日常のコスパでは「経験」を買っている感覚がある。
Q.服を整理する時間、コスパ悪いと思うから服を持たない。
そういうことありますか?

・古着屋さんが好きで自分は服をたくさん持っている。
人とのつながりを重視するので、コスパ度外視で自己満足している。
相手に貰ったものをどう返していくか?の機会をうかがっている感覚。

・物を沢山貯め込んで、それを日々片付けているような生活で
「なにやっているんだろう?」と思うこともある。
それを持っている自分に満足している。
結局お金・物自体をどうとらえているか?によっても
捉え方が変わってきそう。

・服をたくさん持っていて自分がハッピーならコスパは良いと思う。
本当にコスパ悪いのは、後悔や自己嫌悪に陥ることな気がする。
→ 自己満足最強説:どう自分の行動を自己満足出来る状態に
持っていくか? にコスパの良さがかかっている感じがする

・コスパ悪くなるくらいなら、ノーコスト・最低限で行こう。 
⇔ 最低限のパフォーマンスしか返ってこない
物を買うって、その物と向き合うコストが必要になる気がする。
Q.予想外のパフォーマンスがあった経験はある?

・キャンプに行ってコーヒー飲むのって、そういうことな気がする。
コストをかけた分、価値を感じる。

・金毘羅山を降りた後のうどんがめちゃくちゃ美味しかった 
→ 飢餓と言うコストで、最高の調味料に感じる?
母が子を可愛く想う気持ちにも近いものがあるのかも、と思った。
(10か月のコストをかけた命)

・「コスト」はお金だと思っていたけど、労力なども含めるんだ!と
ハッとした。

・断捨離の際に捨てる服って、最終的に自分で決めて買った服
ではないもの。(人に貰うなど)


【感想】
・「コスパ」「タイパ」を考えない時=自分の満足に関するもの 
→ 「コスパ」「タイパ」に関する捉え方は、時代や社会によっても
  異なりそう
自分は服を持っているが着るとき迷わない。
買うときに「こういう時はこの服」など、
シチュエーションと紐づけている。

・コスパ=費用と労力を指しているんだ、と驚いた。

・コストの意味をどこで捉えるかでも変わってきそう。
※ビジネス用語:費用のみ
 英語でのコスト:費用、労力、それに伴う犠牲なども含む
フランス人ってコスパをすごく重視する。
フランス人の使い方:同じカテゴリ内で使っている

・言葉で「コスパ」「タイパ」ということはできるけど、
その価値観も多様化していると感じた

・自分は時間よりお金に対してケチだな、と自覚した。

・自分はご機嫌じゃない時間に対してケチだな、と感じた。
人生大変だから、その分のハッピーをくれよって思って
生きている感じがする。

・労力をかければかけるほど、感情が乗っかる。
人とのかかわりの中で「コスパ」「タイパ」で測られたときに、傷付く。
人間関係のコスパ・タイパについても話してみたいと思った。

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