ハネムーン現象
あー、選択しなければいけないことがたくさんあるなあ。何から手をつけよう。
そんなことを考えていた土曜の朝。なんとなく、机に置いてあったメモ帳をパラパラめくってみると半年以上前に読んだ本のメモを見つけた。
秋元康の発想は、なぜ人の心に「刺さる」のか?夢をかなえる48の心理テクニック
自分のメモを読み返してみると、今の自分に突き刺さる言葉がいくつもあった。
・変に意気込まず、適当に作業していた方が良いことがある
・手が届く範囲の成功体験を重ねる
・「掴みどころのない人」になる。
←いろいろな分野に首を突っ込み“いろいろな自分”をもつことが、より底知れぬ魅力へとつながる
・自分をよく見せようとしない
・仕事にならない事をする
←すぐにお金にならなくても将来的にモノになりそうなものには今からどんどん種をまいておけ
いいタイミングで自分を救う言葉を見つけられた!
と思うと同時に、なぜ読んだ直後は覚えていたのに忘れてしまったのだろうと自分が嫌になった。
1度読んでそのときは感化されていても、時間が経つと忘れてしまう。
これがハネムーン現象か、、
なんだか恥ずかしい。
新婚夫婦が最初は新婚旅行などで現実から離れた世界で夢や希望にあふれているが、落ち着いた日々が戻るとお互いの価値観や生活観の違いを埋めるのに必死になり疲れてしまう。
より日常的な例を出すと、
セミナーに参加していい話を聞く
↓
モチベーションが上がる
↓
実践してみる
↓
うまくいかない
↓
セミナーが悪い!自分には合わなかっただけだ!
(⬆「日常の小さなイライラから解放される箱の法則」参照)
つまり、現実と虚構の世界を行ったり来たりしまう現象だ。
ふりかえってみると、思い当たる節がいくつも…
その経験が無駄になったとは思わないが、活かしきれていないのは確かで、もったいない。
自分の人生が前へと進んでいない。
では、どうすればハネムーン現象を回避できるのか?
すぐアウトプットにうつす!行動する!
これが私の結論だ。
ただ、これだけではダメだとも思う。
なぜなら、無理に気を張ると膨大なエネルギーを使ってしまい長続きしないからだ。だから、
自分の日常に溶け込ませることのできる小さな努力から始める
ことが大事だと思う。
小さな変化に対応出来れば、だんだんと変化を大きくしていく過程でよりスムーズに移行できるのではないか。
私の場合だと、
毎日英語学習のためのYouTubeを3つ以上見て、ノートに2ページ記録するぞ!!
ではなく、
1つ見て新たな気づきはノートにメモしよう!
の方が絶対に長続きする。
なにごとも、One Step At a Time.