ゆるりえ

30代のフリーランス転勤妻。28歳で幼馴染みと結婚し、妊活をはじめるも7年間恵まれず、顕微授精で初めての妊娠。不妊治療とアウトドアライターの本音をつらつらと。過去の自分に向けたメッセージがだれかにも届きますように。

ゆるりえ

30代のフリーランス転勤妻。28歳で幼馴染みと結婚し、妊活をはじめるも7年間恵まれず、顕微授精で初めての妊娠。不妊治療とアウトドアライターの本音をつらつらと。過去の自分に向けたメッセージがだれかにも届きますように。

最近の記事

1つの胚盤胞移植で二卵性の双子を妊娠した話

2024年7月現在、妊娠8ヶ月で。 お腹も大きくなり、いろいろと生活にも支障が出てきました。 そんな私は今年の2月に行った顕微授精の移植手術でお腹の子を授かりました。 顕微授精後は1週間~10日ほどお薬を使いながら普通に過ごし、その後病院で採血をしてホルモン値で妊娠しているかどうか判定されます。(私の通っていた病院の場合) 私は運よく、1回目の移植で授かることができました。 医師:「おめでとう!陽性だったよ。この数値なら安心していいよ。」 まさかの生まれて初めての嬉

    • 生理がこない!もしかして…妊娠?

      妊活中、生理が1日でも遅れると「おや?↑」と期待が高まるのは私だけではないはず。 今回は実際に生理が10日遅れたときのお話。 私は多嚢胞性卵巣症候群ではありますが、生理不順ではありませんでした。 ルナルナとラルーンの2つのアプリを使ってみても、生理予定日にはきっちり生理がくるタイプ。 基礎体温やお薬の影響でややずれることはありますが、生理が10日も遅れたのはこのときだけ。 結論からお伝えすると、妊娠ではなかったのですが、このときばかりは「妊娠してるかも」と期待大。

      • 採卵の流れと痛さ。

        私が体外受精で最大の難関だと思っている「採卵」。 今回は採卵は痛いのかという話。 採卵のためには、内服と毎日同じ時間に自己注射をして(通院できる人は病院でできる)医師に言われた日に卵胞チェックをしなければならなりません。 卵胞チェックでいい感じに育っていれば、仕上げに点鼻薬と前日の夜に注射をして、いざ採卵!となるパターンが多いと思います。 中には自然周期でとくに注射などはせず、卵胞チェックだけで採卵に挑む人も。 自己注射は痛いし、同じ時間にやらないといけない緊張感はあ

        • 【個人的】妊活中に効果ゼロだった3つのこと

          前回、妊活で効果があったこと(個人的)を5つご紹介しました。 今回は残念ながら、効果が感じられなかったことをご紹介します。 さっそくですが、妊活で効果がなかったことは3つ。 (※何度も言いますが、私個人の感想です。) 禁酒 ルイボスティー 射精後の安静 ひとつずつ解説します。 禁酒 お酒好きな方にとって、妊活をするときに「まずは禁酒しよう」となることが多いかと思います。 私も禁酒してみましたが、夫はかなりの酒飲みなので、目の前で冷たいビールを飲まれると飲みた

          個人的に妊活中、効果を感じた5つのこと

          妊活を始めたらまずは身近にできることから試してみるものですよね。 しかし、どれも続けなくては効果が出るのか出ないのかわからないもの。 ただでさえ、排卵検査薬や通院代などで費用がかかるのに、試したいこともいっぱいある……。 私も同じく、いろいろ試したいけどお金がかかるのが悩みでした。 今回はそんなお悩みを解決する参考になればと、私の経験談から実際に効果を感じた5つのことをご紹介します。 妊活中に試してみて効果があった5つのこと妊活を始めると排卵や着床を促すために温活をした

          個人的に妊活中、効果を感じた5つのこと

          不妊治療を始めても体外受精とは無縁だと思っていた

          今日は体外受精の前段階の不妊治療をしていたときの気持ちを話します。 不妊治療をされる方の中には、さまざまな事情で人工授精をショートカットしてすぐに体外受精をする場合もあります。 最悪、人工授精で授かるっしょ。私の場合は「排卵障害」「多嚢胞性濫觴症候群」「橋本病」などの原因要素はありましたが、お薬でどうにかなるだろうとのことで、タイミング⇒人工授精も経験しています。 なので、私は「最悪、人工授精で授かるっしょ」と思っていたのです。 結論からお伝えすると、6回ともかすりも

          不妊治療を始めても体外受精とは無縁だと思っていた

          離島がつらすぎたのでブログを始めました。

          今日は妊活ではなく、離島暮らしのときにブログを始めた話をします。 というのも、実は離島暮らしになったときまず最初にネット通販で購入したのが「ノートパソコン」でした。 友達も知り合いもいない離島で気を紛らわすために、あると便利かもと思って約10万円で購入。 結局、最初の1年は使わずに眠っていました。 しかし、これが買って正解だったのです。 ここからは項目を分けてお話します。 島の賃金が安くて貯金が減る 島の賃金って他の県や市に比べて、めちゃくちゃ賃金が低いんです。

          離島がつらすぎたのでブログを始めました。

          妊活の辛さは人それぞれ

          妊活をよく知らない人からすると「妊活=不妊治療」。 妊活をしたことある人からすると「不妊治療=人工授精・体外受精」。 妊活って夫婦で子どもが欲しいと思って行動を始めたときからがスタート。 そう思って始めたはずなのに、いつのまにか 「病院に通わず、独自で妊活している人は不妊の辛さをわかってない。」 「体外受精もしてないのに」なんて思ってしまう。 私にもそんなときがあったのは事実。 でも冷静になってみると、そんなのだれが決めたのかって話。 実際、私は妊活を始めてから顕微

          妊活の辛さは人それぞれ

          卵管造影検査は痛い?個人的な感想

          不妊治療の際にだれもが経験したことがある「卵管造影検査」。 私も不妊治療の最初の難関が卵管造影検査で、直前までめちゃくちゃ緊張していたのを覚えています。 これから卵管造影検査をされる方は、不安で仕方ないはず。 そこで私の経験談と個人的な感想をご紹介します。 少しでも参考になれば嬉しいです。 卵管造影検査とは? 正式名称は「子宮卵管造影検査」といい、精子と卵子が出会う通り道である「卵管」が封鎖されていないかを確認する検査です。 卵管は通常2つあり、何らかの原因で詰まっ

          卵管造影検査は痛い?個人的な感想

          内診台で寝られるようになった話

          不妊治療をしていると、毎月、毎週のように内診台にあがる。初診は少し恥じらいがあったはずなのに、何か月、何年も続くとそんなの忘れちゃう。 スカートで行ってたのに、受診の日でもパンツスタイルで行っちゃう。 内診台にあがって、医師がくるかと思いきや急患で、そのまま待機なんてこともある。 そしていつの間にか下半身裸のまま寝ちゃってた……なんてことも! 不妊治療で女性だけの特権である「妊娠」を希望しているのに、女らしさが無くなっていくのを日々感じてた。 ------ いいの

          内診台で寝られるようになった話

          不妊治療はシフト表とのにらめっこ

          不妊治療を始めて一番ストレスだと感じたのが、仕事との両立。 人工授精では卵胞チェックをして、排卵日2~3日になったらようやく日程が決まる。 つまり、それまで医師の指示どおりに受診しなければならない。 とはいえ、仕事のシフトって大体、1カ月前には決まってる……。 だから毎月の希望休を入れるときは、排卵日予測アプリとのにらめっこ。 それでも体は毎月ドンピシャとはいかず……。 「明日また来れる?」と医師にいわれれば、行くしかない。 そのたびにだれかに勤務交代を頼む。理由は

          不妊治療はシフト表とのにらめっこ

          子宮内膜よ、厚くなれ!

          内服とタイミング療法を続けていたときに、一番の問題だったのが子宮内膜が薄いこと。 クロミッドやレトロゾール(フェマーラ)で卵胞は大きく育つのに、内膜が6mmとかだと薄すぎてそもそも着床しない。 たとえば、卵胞が20mm近いのに、子宮内膜は7mm。 これだと着床する可能性は低いらしい。 「排卵日までもう少しあるから、様子を見ようか」と医師に言われ、できることはないかと必死に探した。 そしてやったことは、ウォーキングとヨガ。 とにかく血流を良くすることを必死に頑張った。

          子宮内膜よ、厚くなれ!

          婦人科の男性医師

          私だけかもしれないけど、婦人科は男性医師のほうが丁寧で痛くないという印象。 (個人の感想です。) 私の経験上、女性医師は5割内診が痛い。 中には異性に内診をしてもらうことに抵抗がある人もいると思う。 私は気にしない派なので、とにかく寄り添って優しく丁寧に接してくれたらそれでいい。 実際、私が通っていた病院(総合病院のほう)は担当医が固定ではなく、男性医師の日もあれば、女性医師の日もあった。 男性医師のときは内診は痛くなく、診察も丁寧。 気になることや「体調は?」など細

          婦人科の男性医師

          今さらながら自己紹介

          略歴 名前:ゆるりえ 出身:鹿児島 職業:Webライター、ブロガー 年齢:30代半ば 家族構成:夫 不妊治療歴:4年(妊活歴7年) 好きなこと:キャンプ、ネイル、寝る、食べる 生まれてからこれまで鹿児島県の左側の真ん中あたりで生まれる。 高校卒業後、介護施設(特別養護老人ホーム)へ無資格・未経験で入職。 入職から4年後、介護福祉士を取得。 その後、当時は義務ではなかった介護による特定認定行為従事者(痰の吸引や経管栄養ができる資格)や独学で食生活アドバイザー、ネイリスト技能検

          今さらながら自己紹介

          本格的なタイミング法の開始とシリンジ

          離島生活に慣れてきたころ、勇気を振りしぼって婦人科を受診。 私の多嚢胞性卵巣症候群と排卵障害、そして小さな筋腫が見つかる。 とりあえず、タイミング法から開始することに。 まずは今残っている卵胞を排除すべく、内服を飲み生理を起こす。 生理がきたら5日目までに受診して、クロミッドを1錠処方してもらい内服開始。 クロミッドを飲んでるとはいえ、さすが多嚢胞の私のカラダ。 調子が良いときと悪いときの差が激しかった。 クロミッドの成果 調子が良いときは卵胞が2個順調に育ってく

          本格的なタイミング法の開始とシリンジ

          不妊で婦人科を予約する勇気

          不妊治療の第一歩が、婦人科(レディースクリニックなど)を予約すること。 これがとてつもない勇気がいる作業。 最近ではネット予約も多くなってはいるけれど、それでも初診の予約は超緊張。 それでも予約しないと始まらないので 「えーい!私は絶対子どもが欲しいんだ!」という気持ちでいざ、予約。 私の場合は初めて不妊治療を開始した病院が電話予約のみだったので、電話が混み合って繋がらないことも。 仕事の合間にコソッと予約の電話をしてるのに、繋がらないと辛い……。 それでも勇気を

          不妊で婦人科を予約する勇気