見出し画像

子どものご機嫌をとるのは危険?自分の感情をコントロールできる子に育てる方法

どうもガクせんです。

あなたの周りにこんな人いませんか?

いつもイライラしている困った人
周りに感情をぶつけてしまう困った人

正直、ボクも上記のような困った人と関わったことがあります・・・。

まぁそういう人がいるのは仕方がない?として。せめて、我が子にはそんな人になって欲しくないですよね。

では、どうしたら我が子がこのような困った人にならずにすむのでしょうか。

その答えは、「自分で自分の感情をコントロールする経験を積む」ことです。

「そんなん当たり前やろ!」と思われた方もいると思いますが、実は、意外と多くの人が知らず知らうのうちにこの大切な機会を奪ってしまっているのです。

そのことに警鐘をならずべく、先日ボクはこんなツイートをしました。

そう、実は多くの人がやってしまっている子育ての落とし穴

それは、「子どものご機嫌を大人がとる」ということです。

例えば、子どもが駄々をこねて泣いているときに

「お菓子あるけど食べる?」
「どこか楽しいところ連れていってあげようか?」
「テレビでも見る?」

と子どもの好きなものを目の前にぶら下げ、ご機嫌になってもらおうと大人が頑張る。

このような、やりとりよく見ますよね。

実は、これが多くの人がやってしまう子育ての落とし穴です。

一見、子どものご機嫌をとろうと働きかける親の姿は、一生懸命子どもに向き合っているように見えてしまいます。

また、駄々をこねていた子がコロッと笑顔になり、一件落着。親としてもホッと胸を撫で下ろし「よかったよかった」となりがちです。

近視眼的に見れば、それは子どもがご機嫌になり、よかったのかもしれません。なんとかしてあげたいと思う親心もわかります。

しかし、ここで見逃してはいけないのは、子ども自身が自分の力で自分の機嫌をコントロールしたわけではない!ということ。

実は、駄々をこね、感情を爆発させながらも、その後、どのように自分の感情に折り合いをつけていくかが何よりも大切なのです。

その機会を大人が介入してしまうのは、のび太くんのトラブルをドラえもんがひみつ道具を取り出して解決してしまうのと同じことなのです。

もちろん、ドラえもんがいなくなった後ののび太くんが何もできなくなってしまうのと同じように、独り立ちして親がご機嫌をとってくれなくなった子は、自分で自分のご機嫌をとることができずに、いつもイライラしていたり、周りに当たり散らしたりするようになるのです。


「じゃあ、子どもが駄々をこねたらどうすんのさ!」

その答えはとてもシンプル

「嫌なんだね」「怒ってるんだね」と感情に共感しながら、ただただ見守っていればいいのです。

それも、しんどければその場を静かに離れればいいのです。

そうしたら、いつかは自分で解決します。止まない雨がないように、泣き止まない子なんていないのです。

その泣き止むまでの過程で子どもは自分の感情を自分で手懐ける練習をしています。つまり、自分で自分をコントロールする練習をしているのです。

その時間を親も大切にしてあげたいものです。

長い間泣かれるのは疲れると思いますが、「この時間がとても大切」と胸に刻みながら笑顔で応援してあげましょう。(見守りましょう)

そして、泣き止んだときには「自分に勝てたね!」「自分をコントロールできたね」と頑張りを認めてあげましょう。

きっと、自己コントロール力に優れたかっこいい大人になれます

そんな子どもの立派な姿を夢見ながら、大人も介入したい気持ちをグッと堪えて見守っていきましょう。


以上、ガクせんでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?