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あなたもなれる!よい先生は、花を咲かせようとせず、種をまく話

どうもガクせんです。

先日、ボクはこんなツイートをしました。

今回は、このツイートについて少し深掘りしていきたいと思います。

とにかくこのツイートで言いたかったのは

今の教育は結果を求めすぎる!

ということです。

テストや成績をはじめ、図工の作品、体育の記録などなど、とにかく点数や目に見えるものを基準に教育の成果を推し量ろうとします。

確かに、テストの点数が50点から80点になったら、「頑張った!」「改善した!」となるのもわかります。なんせ分かりやすいですからね。

しかし、そこで見過ごしてはいけないのは、本人の中にある、「燃えたぎるようなやる気の芽」「学ぶことを楽しむ芽」がしっかりと育っているかなのです。

点数などの結果ばかりに囚われて、その本当に大切な芽を見落としてしまっていると子どもの成長を正しくサポートしていくことはできません。

だって、親に「次悪い点取ったらゲームを取り上げるぞ!」と言われたり、「100点取ったら好きな物買ってあげる」と人参をぶら下げられたりすれば勉強しますからね。

しかし、そのような外発的な動機によって得た結果は、造花に他ならず、なんの意味もなさないのです。

先ほども言ったように、見落としてはいけないのは、本当に本人が「成長したい」と願って努力した結果なのか、「学びの楽しさ」を感じて得た結果なのかです。


また、教員をしていると、外部からの圧力がすごいのも分かります。

「このクラスは他のクラスに比べて○○ができていない」と比べられたり
「○○ができないのは、先生の指導のせいだ!」と責任を迫られたり

このような圧力を感じてしまうと、人間誰しも結果を急いでしまいます。

とにかく詰め込んで成績を伸ばさなきゃ!
テクニックを教えて、効率よく点数取らせよう!

中には、図工の作品に手を加えちゃう先生までいました。

このように、外からの圧力を感じ過ぎてしまうと、刹那的になり、本当に大切なものを見失ってしまいます。


結局、ボクが言いたいのは、教育者は、そのような造花のような見せかけの花(結果)を咲かせようとするのではなく、10年後、20年後の子どもの姿を見据えて、本物の種を植えられる人であってほしいのです。

その種とは

好奇心
成長思考
レジリエンス(打たれ強さ)
グリット(粘り強さ)

などといえるかもしれません。

どれ一つとして、点数ではかることなどできないものなのです。

そして、人間が豊かに生きていくために、とってもとっても大切な力なのです。

この力は、一朝一夕には育ちません。長期的な視点をもって今のうちから「種をまく」という意識を教育者が備えていたならば、きっとその教育は成功といえるでしょう。

全ての教育者には、外部からの圧力に負けず、本当に大切なものから目をそらさず

「種をまく人」

であってほしい。

そう願ってこの記事を書きました。

そんな、大人に育てられた子どもたちはきっと自らの力で立派な花を咲かせることでしょう。


以上、ガクせんでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

よい1日を!

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